甲府空襲から80年 子どもたちが戦時下の食べ物を体験 8月11日(月・祝)〔山梨 長野〕

空襲を伝える絵本の朗読も

パルシステム連合会

生活協同組合パルシステム山梨 長野(本部:山梨県甲府市、理事長:古家滋子)は8月11日(月・祝)10時から13時まで、甲府南公民館(甲府市)で子どもたちとともに絵本「甲府くうしゅうの話 かみず」の朗読を聞くイベントを開催します。80年前の戦時中、食糧難のなか工夫し作られていたすいとんなどの調理と試食もします。

甲州弁で「甲府くうしゅうの話」

絵本の読み聞かせをしてくれるのは、山梨むかしがたりの会代表の藤巻愛子さんです。絵本は藤巻さんが手がけたもので、80年前の甲府空襲を子どもたちが描いた絵で伝えています。藤巻さんは甲州弁の語り口から、桑の実を意味する「かみず」を採りに行った夜に空襲に巻き込まれた姉弟の物語を伝えてくれます。

軍事工場も飛行場もなかった甲府市は、130機以上のB29の爆撃により、市街地の74%が消失し、1,127人の命が奪われました。悲惨な空襲の現実を子どもの視点を通した物語から、未来の平和に向け一人ひとりができることを考えます。

朗読を聞いた後には、戦時中の食糧難のなか食べられていた「おすいとん」などを子どもたちと調理します。当時の食事を味わいながら、「原爆の図」の作者丸木夫妻が描いた紙芝居「ちっちゃいこえ」を上演し、広島の原爆投下による放射能で蝕(むしば)まれる生き物たちの細胞の小さな声を伝えます。

物語を聞き、当時の食事を再現することで戦争の現実を知り、平和の大切さを参加者同士で考えます。

「戦後80年企画 子どもたちと考える未来へつなげる平和」開催概要

【日時】2025年8月11日(月)

 第1部10時~11時

    甲府くうしゅうの話「かみず」上演

 第2部11時15分~13時

    戦時中の食べ物体験調理体験と交流、紙芝居「ちっちゃいこえ」上演

【会場】甲府南公民館(山梨県甲府市下今井町15)

【定員】第1部:50人(応募多数の場合は抽選)第2部:15組30人

【参加費】第1部:無料、第2部:大人100円(大学生以下無料)

【申込】https://web2.mm.pal-system.co.jp/form/pub/yamanashi/event-apply

【締切】8月3日(日)

【企画詳細】https://www.palsystem-yamanashi.coop/blog/event/20250811/

パルシステム山梨 長野はこれからも、多様な世代とともに平和のためできることを考え続けます。

▼「原爆の図」を7年がかりで紙芝居に。詩人アーサー・ビナードさんが伝えたかった「ちっちゃい こえ」とは?

https://kokocara.pal-system.co.jp/2019/07/01/small-voice-arthur-binard/

生活協同組合パルシステム山梨 長野

生活協同組合パルシステム山梨 長野

所在地:山梨県甲府市古上条町225-1、理事長:古家滋子
出資金:26.5億円、組合員数:5.9万人、総事業高:82.3億円(2025年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-yamanashi.coop/

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:渋澤温之
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,604.2億円/組合員総数176.2万人(2025年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/

2025年は国際協同組合年です

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会社概要

URL
https://www.pal-system.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200
代表者名
渋澤温之
上場
未上場
資本金
158億7560万円
設立
1991年02月