10月18日(金) AndTech WEBオンライン「国内外におけるペロブスカイト太陽電池の技術開発・市場動向と特許~日本が勝つための最新技術情報に基づく市場特許戦略~」Zoomセミナー講座を開講予定
第1部 東京大学 大学院総合文化研究科広域科学専攻長 教授(東大先端研兼務/東大工化学システム工学兼務) 瀬川 氏 第2部 株式会社富士経済 川合 氏 第3部 SK弁理士法人 奥野 氏にご講演頂きます
国産再エネとして期待されるペロブスカイト太陽電池。その開発状況の現状と市場規模予測、国内外主要企業の取り組みとロードマップ、海外特許出願動向と勝ち抜くために求められる特許戦略、そして最新情報に基づいた特許戦略の分析“勝つ“ためのペロブスカイト太陽電池の戦略が多角的に学習、習得できます!
本講座は、22024年10月18日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ef69c6a-0ace-63bc-8727-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:国内外におけるペロブスカイト太陽電池の技術開発・市場動向と特許 ~日本が勝つための市場特許戦略~
開催日時:2024年10月18日(金)13:00-17:15
参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ef69c6a-0ace-63bc-8727-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 国産再エネとして期待されるペロブスカイト太陽電池 ―技術開発の現状と展望―
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講師 国立大学法人東京大学 大学院総合文化研究科広域科学専攻長 教授(東大先端研兼務/東大工化学システム工学兼務) 瀬川 浩司 氏
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第2部 ペロブスカイト太陽電池の市場予測、海外情勢および日本の勝ち筋
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講師 株式会社富士経済 ソーシャル・ソリューション事業部/ミドルエキスパート 川合 洋平 氏
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第3部 海外特許出願動向と勝ち抜くために求められる特許戦略
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講師 SK弁理士法人 代表社員 奥野 彰彦 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
国産再エネとして期待されるペロブスカイト太陽電池の技術開発の現状と今後の展望について、新型・次世代太陽電池の市場規模推移、開発ロードマップ、国内外主要企業の取り組み、参入状況・開発動向、今後の市場環境の変化と長期展望、そして海外特許出願動向と勝ち抜くために求められる特許戦略について学習、習得できます。
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 国産再エネとして期待されるペロブスカイト太陽電池 ―技術開発の現状と展望―
【講演主旨】
結晶シリコン太陽光発電は、日本の再生可能エネルギーの主力を担ってきたが、現在は中国からの輸入が大部分となり、設置場所の問題も顕在化し導入が頭打ちになっている。この状況を打開する次世代太陽電池としてペロブスカイト太陽電池に期待が集まっている。
ペロブスカイト太陽電池は、国産調達可能な材料を使用しており、軽量化が可能で設置場所拡大も期待され、実験室レベルのエネルギー変換効率は26%超を記録している。本講演ではこのペロブスカイト太陽電池の研究開発の現状と展望について紹介する。
【プログラム】
1.日本の再生可能エネルギーの現状
2.「ペロブスカイト太陽電池」とはどんなものなのか
3.ペロブスカイト太陽電池が期待される理由
4.ペロブスカイト太陽電池の種類と特徴
5.ペロブスカイト太陽電池が拓くエネルギー利用の未来
6.質疑応答
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第2部 ペロブスカイト太陽電池の市場予測、海外情勢および日本の勝ち筋
【講演主旨】
新型・次世代太陽電池として本命視されるペロブスカイト太陽電池は、生産・量産技術や施工技術の検証など、事業化に近い開発段階に進みつつあります。日本は国土面積あたりの太陽電池導入量が主要国1位であり、さらなる普及に向けては軽量・柔軟等の特徴を兼ね備え、性能面でも既存太陽電池に匹敵する新型・次世代太陽電池が不可欠となっています。日本メーカーの復権、世界市場への展開が期待される分野ですが、欧州や中国では商用化で先行するメーカーも見られており、開発の加速が求められています。本講演はペロブスカイト太陽電池市場の全体像と今後の見通しを示します。
【プログラム】
1.各種太陽電池の特性比較
2.太陽電池市場の概要/市場予測
3.新型・次世代太陽電池の市場規模推移
4.新型・次世代太陽電池の開発ロードマップ
5.主要構成部材の種類・原料・モジュール構成
6.アプリケーション(応用製品)の開発動向
7.国内主要企業の参入状況・開発動向
8.海外主要企業の参入状況・開発動向
9.具体的な取り組み例
10.今後の市場環境の変化と長期展望
質疑応答
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第3部 海外特許出願動向と勝ち抜くために求められる特許戦略
【講演主旨】
新型・次世代太陽電池として本命視されるペロブスカイト太陽電池は、①フィルム基板型、②ガラス基板型、③タンデム型の3種類の方向性で実用化に向けた開発が行われている。
このうち、マスコミにおいては、①フィルム基板型が、曲がる太陽電池ということで、一般人の目から見てテレビ映えするために最有力であるかのように報道されているが、その点には注意が必要である。実際にペロブスカイト太陽電池が実用化される際には、最終需要者はマスコミや一般人ではなく、BtoBの建材メーカーや住宅メーカーなどになる可能性が高いために、マスコミ受けすることは競争力の根幹にはならないためである。
例えば、マスコミには無視されている②ガラス基板型の場合、①フィルム基板型のように曲がりやすくはないために、マスコミ受けは悪いが、水分に弱いペロブスカイト太陽電池の耐久性の向上にきわめて有利であり、導電層に特殊な材料を用いなくても済むために製造コストも低く済み、建材として用いた場合の施工性もよいというメリットがある。
また、同様にマスコミには無視されている③タンデム型の場合、今後、大量に発生するであろうメガソーラー太陽光発電所におけるシリコン型太陽電池の設備更新に大規模に採用される可能性があるというメリットがある。もっとも、通常のシリコン型太陽電池に比べて③タンデム型の変換効率は、せいぜい数%の上乗せに過ぎないため、果たして、コストパフォーマンスを考えると、メガソーラー太陽光発電所における設備更新の際に実際に採用されるかどうか?については疑問が残る。
【プログラム】
1.3つのタイプのペロブスカイト太陽電池
①フィルム基板型
②ガラス基板型
③タンデム型
2. フィルム基板型の材料
①フィルム基板 アイエスティ カネカ 麗光
②透明電極(ITO) 星光PMC 麗光
③電子輸送層 三菱マテリアル デンカ
④ペロブスカイト層 伊勢化学工業 合同資源 K&Oヨウ素
⑤正孔輸送層 三菱ケミカル 日産化学 イムラジャパン 保土谷化学工業 日本精化 日本ゼオン
⑥裏面電極 星光PMC 日本ゼオン
⑦封止材 積水化学工業 MOREESCO
⑧バリアフィルム 積水化学工業
3. ガラス基板型の材料
①ガラス基板 日本電気硝子
②透明電極(FTO) 日本電気硝子
③電子輸送層 三菱マテリアル デンカ
④ペロブスカイト層 伊勢化学工業 合同資源 K&Oヨウ素
⑤正孔輸送層 三菱ケミカル 日産化学 イムラジャパン 保土谷化学工業 日本精化 日本ゼオン
⑥裏面電極 星光PMC 日本ゼオン
⑦封止材 積水化学工業 MOREESCO
4.タンデム型の材料
①ガラス基板 日本電気硝子
②透明電極(FTO) 日本電気硝子
③電子輸送層 三菱マテリアル デンカ
④ペロブスカイト層 伊勢化学工業 合同資源 K&Oヨウ素
⑤正孔輸送層 三菱ケミカル 日産化学 イムラジャパン 保土谷化学工業 日本精化 日本ゼオン
⑥裏面電極 星光PMC 日本ゼオン
⑦封止材 積水化学工業 MOREESCO
⑧中間層 カネカ
5. ペロブスカイト太陽電池の製造方法
①透明電極形成
②発電層塗布(電子輸送層→ペロブスカイト層→正孔輸送層)
ウェット法 エネコートの超強力な基本特許有り トヨタなどからの55億円投資の決め手になったと想定される
スピンコート ラボでの実験用 量産には向かない
ロールtoロール(ダイコート) 積水化学 エネコート
ロールtoロール(インクジェット)リコー
シートtoシート(メニスカス) 東芝
シートtoシート(スプレー) アイシン
シートtoシート(インクジェット) パナソニック エネコート
蒸着法 PXPがエネコートの基本特許を回避するために採用 大面積の成膜可能 高コスト
③パターニング
④裏面電極形成
⑤パッケージング
⑥ペロブスカイト太陽電池の製造プロセスで発生する廃棄物処理
6. 完成品メーカー
①積水化学連合
大阪万博
東京都
JR西日本
NTTデータ
第一生命
東京電力
②エネコート連合
トヨタ
KDDI
三菱マテリアル
日揮
三井不動産
神奈川県
③宮坂コンソーシアム
ベクセル
マクニカ
麗光
MORESSO
三菱ケミカル
合同資源
中国ペロブスカイトスタートアップ連合
④独立勢力
パナソニック
アイシン
カネカ
シャープ
7. アカデミア
①宮坂研(桐蔭横浜大学) ベクテルを生み出す 中国ペロブスカイトスタートアップ連合を生み出す
②若宮研(京都大学) エネコートを生み出す
③瀬川研(東京大学) JOTARO NOWは必読
④峯元研(立命館大学) Youtube太陽光発電大学 スカラーズでペロブスカイトの研究開発コンサル実施中
⑤伊藤研(兵庫県立大学) ペロブスカイトの耐久性向上の第一人者 スカラーズに参画
8. 宮坂研が生みだしてしまった中国ペロブスカイトスタートアップ連合
①杭州繊納光電科技
②協鑫光電材料
③極電光能
④万度光能
⑤大正微納科技
⑥仁燦光能
⑦深圳無限光能科技
⑧晶科能源
⑨愛康科技
⑩通威集団
⑪上海電気集団恒義光伏科技
9. その他の海外勢力
①Hanwha Q CELLS(韓国)
②Oxford PV(英国)
③Saule Technologies(ポーランド)
10. 日本企業への提言
3つのタイプのペロブスカイト太陽電池
①フィルム基板型
②ガラス基板型
③タンデム型
のいずれが主流になったとしても勝ち残れる事業戦略・研究開発戦略・知財戦略を構築すべき
日本勢は材料+製造プロセスに強みがある
材料+製造装置を抑えることにより、どのタイプが主流になっても売上+利益を確保できる
質疑応答
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以 上
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