サステナビリティ「Galaxy for the Planet」の取り組みを拡大 2030年に向けた新たな環境目標を発表
~ 2025年に当初の目標を達成し、水資源や生物多様性など新たな環境領域への取り組みを強化 ~
サムスン電子(韓国本社、以下Samsung)は2026年2月26日、Samsungが掲げるSDGs目標「Galaxy for the Planet」における2030年までの新たな目標を公表いたしました。2021年に「Galaxy for the Planet」の取り組みを開始して以来、Samsungは2025年に当初掲げた製品設計・製造・運用における環境負荷削減を目的とした4つの目標をすべて達成しました。

「Galaxy for the Planet」は、サムスン電子のMobile eXperience(MX)事業におけるサステナビリティの中核となるプラットフォームです。サステナビリティ(環境持続可能性)の推進に向けた長期的な指針として、技術革新や素材開発、運用基盤の継続的な進化を遂げてきました。
サムスン電子代表理事 CEO兼DX(デバイスエクスペリエンス)部門長のTM Rohは次のように述べています。「『Galaxy for the Planet』を通じて達成してきた成果は、Samsungチームおよびパートナーの長年にわたる継続的な努力の賜物です。サステナビリティは、当社の事業運営とイノベーションの中核にあります。製品設計、資源管理、そしてデバイスの枠を超えた価値創出にまで影響しています。2030年の目標に向け、製品や事業運営にとどまらず、より広範な取り組みへと拡大していく予定です。」
■「Galaxy for the Planet」における主な進捗
Samsungは、モバイル製品や事業の環境負荷低減を目的とした目標を2025年にすべて達成しました。
重点分野の一つが、Samsung Galaxy製品※1全体におけるリサイクル素材の利用や資材調達の拡大です。現在、外装・内部部品の双方において、継続的な研究・試験・検証に基づき、10種類のリサイクル素材※2を採用しています。
※1 Samsung Galaxy製品に使用されているすべてのリサイクル素材はISO 14021に基づく第三者検証を受けています。プレコンシューマー再生材およびポストコンシューマー再生材が含まれます。
※2プラスチック、ガラス、アルミニウム、コバルト、リチウム、スチール、銅、金、レアアース(希土類元素)、タンタルが含まれます。リサイクル素材の使用率は製品によって異なります。詳細はhttps://www.samsung.com/global/sustainabilityをご参照ください。
また、素材革新を通しての循環性の向上も大きな成果の一つです。Samsungは海洋流出の恐れがある廃棄漁網から回収した再生プラスチックの活用に加え、Samsung Galaxyデバイスの使用済みバッテリーから材料を回収・再利用する「循環型バッテリーサプライチェーン」など、資源循環型システムの構築も継続的に進めています。
さらに、モバイル製品のパッケージは使い捨てプラスチックを廃止し、紙素材および再生素材※3へ切り替えました。同時に低待機電力技術の研究開発を推進し、Samsung Galaxyスマートフォン用充電器の待機電力をほぼゼロ水準までに低減しました。この技術は現在、複数の出力モデル※4の充電器に適用しています。
※3一部の国・地域では現地の規制や流通条件などにより、限定的にプラスチック製の包装紙またはシールラベルを使用している場合があります。また、切り替え以前に製造された従来の包装材が流通している場合があります。詳細は以下をご参照ください。https://www.samsung.com/global/sustainability
※4 待機電力0.005W未満の技術は新たに発売された15W、25W、45WのSamsung Galaxyスマートフォン充電器を基準としています。数値および製品情報は社内試験結果に基づきます。
製造拠点において、Samsungは世界的に「埋立廃棄物ゼロ(ZWTL)」の取り組みを推進し、埋立廃棄物の削減を大きく前進させました。対象となるモバイル製造拠点10カ所すべて※5がUL Solutions基準に基づくZWTLプラチナ認証を取得しており、埋め立て回避率100%を達成しています。これらの廃棄物管理の取り組みは、各地域の法規制やインフラに適応しています。
※5 対象拠点:ブラジル(SEDA-P(C)、SEDA-P(M))、エジプト(SEEG-P)、インド(SIEL-P(N))、インドネシア(SEIN-P)、韓国(水原、亀尾)、トルコ(SETK-P)、ベトナム(SEV、SEVT)
これらの成果は、「Galaxy for the Planet」におけるSamsungの着実な進歩を示すものであり、さらなる取り組み拡大への基盤となるものです。当初の目標を計画通り達成したことを受け、Samsungは2030年に向けた新たな環境目標を掲げ、取り組みを一層強化いたします。
■環境へのコミットメントをさらに強化
Samsungが目指す次のフェーズでは、「Galaxy for the Planet」の取り組みを製品レベルの取り組みにとどめず、グローバル事業活動が及ぼす、より広範な環境・生態系への影響へと対象を拡大します。2030年の新たな目標は「循環型社会の推進」「水資源管理」「生物多様性」の3分野を重点領域とします。
・循環型社会の推進
Samsungはすべてのモバイル製品の全モジュールに少なくとも1種類の再生素材を採用することを目標とし、資源循環を継続的に推進させます※6。これはSamsung Galaxyエコシステム全体において、より責任ある効率的な素材調達を進めるという当社の姿勢を示すものです。
※6 「モジュール」とはモバイル製品を構成する主要な機能部品(例:バッテリー、ディスプレイ、カメラ、構造部品など)を指します。本目標はSamsung Galaxyのスマートフォン、タブレット、パソコン、ウォッチを対象とし、一部のアクセサリーや新たな形態の製品は対象外とします。
・水資源管理の強化
モバイル事業における水資源管理の取り組み※7を強化し、使用水量の110%を流域に還元する目標を掲げます。あわせて責任ある水管理の国際認証であるAWS認証の最上位取得を目指します※8。
※7 対象拠点:ブラジル(SEDA-C、SEDA-M)、エジプト(SEEG)、インド(SIEL-N)、インドネシア(SEIN)、韓国(水原、亀尾)、トルコ(SETK)、ベトナム(SEV、SEVT)
※8 最上位とは、AWS認証制度の最上位区分「Platinum(プラチナ)」の取得を指します。
・生態系の保全
Samsungの事業活動が周辺の生態系に影響を及ぼし得ることを踏まえ、グローバルなモバイル事業の環境負荷に影響する生態系を保全する※9目標を設定しました。生物多様性と生態系の回復力を高める自然環境の保護・再生を推進していきます。
※9 対象拠点:ブラジル(SEDA-P(C)、SEDA-P(M))、エジプト(SEEG-P)、インド(SIEL-P(N))、インドネシア(SEIN-P)、韓国(水原、亀尾)、トルコ(SETK-P)、ベトナム(SEV、SEVT)
Samsungの「Galaxy for the Planet」は、環境への責任が当社のイノベーション、事業運営、長期的な価値創出に不可欠であるという考え方を体現しており、サステナビリティを事業の中核に位置づけ取り組んでいきります。
「Galaxy for the Planet」の歩みを紹介する動画は以下のリンクよりご覧いただけます。
本取り組みに関する詳細は、以下のリンクをご参照ください。また、サムスン電子のサステナビリティ指標、検証プロセスおよび進捗状況についてはサムスン電子サステナビリティサイトにて公開しています。
●「Samsung Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltd.の商標または登録商標です。
●その他、記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です。
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