街からうまれるオープンイノベーションを体感するビジネスカンファレンス「柏の葉スマートシティ INNOVATION SHOWCASE」10.24開催

~ ビジネス・事業の実証のプラットフォームになるスマートシティとは? ~

三井不動産株式会社

 柏の葉スマートシティの街づくりを推進する三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)と一般社団法人UDCKタウンマネジメント(本社:千葉県柏市、代表理事:尾實健、以下「UDCKタウンマネジメント」)は、ビジネスカンファレンス「柏の葉スマートシティ INNOVATION SHOWCASE」を10月24日(金)に開催します。

 千葉県柏市に位置する「柏の葉スマートシティ」は、「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の3つをテーマに掲げ、公・民・学連携で街づくりを進めています。住民、アカデミア(東京大学、千葉大学、国立がん研究センター東病院および産業技術総合研究所柏センターなど)、民間企業が連携・協業し、さらに街全体を「実証実験のフィールド」として提供することで、超高齢化社会や環境・エネルギー問題など、日本が直面する社会課題の解決を目指しています。

 このたび、ビジネスユーザーを対象に、柏の葉スマートシティが有する多様なソリューション・事例をご紹介し、街へのさらなる理解を深め、オープンイノベーションを体感いただくことを目的としたビジネスカンファレンス 「柏の葉スマートシティ INNOVATION SHOWCASE 2025」 を開催します。

 当日は、「スマートシティツアー」にて、エリア内を周遊しながら街のさまざまな機能を体感いただけます。また、ゲストに馬田隆明氏(東京大学)お招きしイノベーションの本質を学ぶビジネスセミナーも開催。来場者の皆さまに実践的な知見を提供します。

 さらに、柏の葉スマートシティでは街全体で「実証(PoC)フィールドの提供」や「街の多様なプレイヤーとの共創支援」に取り組んでいます。現在実際に活動されている企業・アカデミア・スタートアップの皆さまとパネルディスカッションの中で実例をご紹介します。

公式サイト https://www.kashiwanoha-smartcity.com/kis2025/

■柏の葉スマートシティ INNOVATION SHOWCASE 2025 開催概要

名   称: 柏の葉スマートシティ INNOVATION SHOWCASE 2025

開 催 日 時: 10月24日(金)10:30~17:30

開 催 場 所: 柏の葉カンファレンスセンター

主   催: 三井不動産株式会社・一般社団UDCKタウンマネジメント

対   象: 柏の葉スマートシティの取り組みを詳しく知りたい法人企業様

※事前審査制となります。お申し込み後に運営事務局にて審査を行い、審査結果をご連絡いたします。

定   員: 各コンテンツ最大200名

参 加 費 用: 無料

申し込み方法:公式サイトのフォームからお申込みください

申し込み期限:10月10日(金)17時

公式サイト: https://www.kashiwanoha-smartcity.com/kis2025/

■柏の葉スマートシティ INNOVATION SHOWCASE 2025プログラム

1.柏の葉スマートシティ スマートシティツアー

【日時】10月24日(金)10:30~12:00

【場所】柏の葉スマートシティ エリア内

 柏の葉スマートシティを実際に歩いて巡りながら、ビジネス活動を支えるための多様な施設・設備・コミュニティと、意欲ある起業家や事業者が交流・共創するための仕組み・取り組み、そしてスタートアップを支援するプログラムを提供する、オープンイノベーションラボ「KOIL」や、まちの健康研究所「あ・し・た」等をご紹介いたします。

公民学連携拠点「UDCK」
オープンイノベーションラボ「KOIL」
まちの健康研究所「あ・し・た」

2.基調講演

 東京大学 FoundX ディレクター馬田隆明氏をゲストにお招きしたセミナーを開催いたします。著書『未来を実装する』にて「社会実装」の重要性を説く馬田氏とご一緒に、柏の葉スマートシティを「未来を実装するための実験場」と見立て、社会課題の解決、新たなビジネス創出、学術研究との連携など、多様な可能性を議論します。

【ゲスト】

馬田隆明|東京大学 FoundX ディレクター

日本マイクロソフトを経て、2016年から東京大学。東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営を行い、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。スタートアップ向けのスライド、ブログなどで情報提供を行っている。著書に『逆説のスタートアップ思考』『成功する起業家は居場所を選ぶ』『未来を実装する』『解像度を上げる』『仮説行動』。

3.柏の葉スマートシティの取り組みご紹介

① 柏の葉スマートシティの目指すオープンイノベーションと新産業創造

 現代は、気候変動・食糧難・生活コストの上昇・健康寿命の延伸など、取り組むべき課題が多くあります。それらの課題に挑むには個人や単一組織ではなく、組織の垣根を超えた連携と共創が必要になります。街というスケールで新産業創造を促す基盤・エコシステムを活用した実証フィールドの提供・各種ソリューション・街での新事業開発やプロジェクト伴走を企業様にご提供するビジネスプログラムについてご紹介します。

【スピーカー】

石田義勝|三井不動産株式会社 柏の葉街づくり推進部

② 明治×千葉大学×柏の葉スマートシティ「ヨーグルトで街ミライをプロジェクト」

 株式会社 明治の山本俊一氏と千葉大学予防センター特任研究員の小林周平氏が登壇し、「ヨーグルトで街ミライをプロジェクト」についてご紹介するとともに、街全体を巻き込んだブランド価値向上の狙い・プロジェクトにかける思いをお話いただきます。

【ゲスト】

山本俊一|株式会社 明治 発酵マーケティング部 プロバイオグループ

2007年に入社。関西支社での卸店・量販店向け営業、本社での宣伝業務を経て、現在は発酵マーケティング部プロバイオGに所属。「明治プロビオヨーグルトLG21」などの機能性ヨーグルトのマーケティング業務に従事するとともに、ブランド価値向上と社会課題解決の両立に向けて、外部団体や自治体との協業・プロジェクト推進に取り組んでいる。

小林周平|千葉大学 予防医学センター社会予防医学部門 特任研究員

千葉大学予防医学センター特任研究員、千葉大学大学院先進予防医学共同専攻(博士課程)に在籍。2012年に千葉大学医学部附属病院リハビリテーション部に入職し、2023年より現職。「自然に健康になれる環境づくり」をテーマに、身近な生活環境のひとつである生鮮食料品店と地域住民の健康・ウェルビーイングの関連を研究し、産学官連携による事業の効果評価を通じて研究成果の社会実装に取り組んでいる。

【モデレーター】

金田昂|三井不動産株式会社 柏の葉街づくり推進部

●「ヨーグルトで街ミライをプロジェクト」について

 「健康長寿」を街づくりのテーマの一つとして掲げる、柏の葉スマートシティと、食品の提供を通じて社会の健康増進に貢献することをミッションとする、株式会社 明治が協力し、柏の葉の住民の健康増進活動の実践を推進する共創プロジェクト。

 2025年6月から、第二弾として、柏の葉スマートシティが掲げる「暮らしているだけで、自然と健康になれるまちづくり」というモデルの確立に向け、千葉大学予防医学センターも参画し、共同研究を開始。ヨーグルトの摂取を含めた各種健康増進活動がどのように「ウェルビーイング」に貢献しうるものなのかを実証する「ウェルビーイングルト・リサーチ」を実施しています。

「ヨーグルトで街ミライをプロジェクト」:https://www.meiji.co.jp/kashiwanoha-meiji/

ヨーグルトで街にミライをプロジェクト
ウォーキングルトの様子
チェッキングルトの様子

 他、イノベーション創発に向けた各種プロジェクトやプレイヤーのご紹介も予定しております。最新情報は公式ホームページにて随時更新予定です。

■ 柏の葉スマートシティのオープンイノベーションの仕組み

企業向け実証サポートプログラム「CO-GROWTH」

 「CO-GROWTH」とは柏の葉スマートシティの様々な機能を活用しながら、社会課題の解決を目指すビジネスソリューションです。ビジネスの研究開発からPoC(実証・社会受容性検証)、実装・発信までを、各参画企業に合わせてワンストップでプログラムをカスタマイズして提供し、イノベーションの創出・新産業の創造を加速していきます。また、柏の葉スマートシティは、「CO-GROWTH」の取り組みにより、社会課題解決を見据え、参画企業と街が共に成長する未来を目指します。

CO-GROWTH :https://www.kashiwanoha-smartcity.com/cogrowth/

② 柏の葉スマートシティにおけるスタートアップ支援の取り組み

 柏の葉スマートシティでは、2014年に「KOIL」の開設を皮切りに、コワーキングスペースやコラボレーションを生み出すコミュニティや実証フィールド「イノベーションフィールド柏の葉」など、スタートアップが事業成長のためにPoC(Proof of Concept(概念実証))やPoBを実施するために必要な環境を整えてきました。

 また、スタートアップの支援として、シード期/アーリー期向けの「KOIL START UP PROGRAM」をはじめ、アーリー期~ミドル期のスタートアップCXOの招待制コミュニティ「Startup CXO Meeting 柏の葉」など、成長加速につながる取り組みを行っています。

柏の葉のスタートアップに関する取り組みについて:https://www.koil.jp/

■柏の葉スマートシティについて

 柏の葉スマートシティとは、「世界の未来像をつくる街」を目指した、柏の葉キャンパス駅を中心としたエリアです。公(千葉県・柏市)・民(住民・民間企業)・学(大学)の連携で「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の3本柱で街づくりを推進しています。都心から約30分とアクセスも優れており、東京大学や千葉大学、国立がん研究センター東病院、産総研柏センターをはじめとする国内屈指の研究機関が柏の葉キャンパス駅から半径2km圏内に集まる知の集積地でもあります。

 住宅、商業施設、オフィス、ホテル、病院、大学、公園など、街のあらゆる機能が凝縮した「ミクストユース型」の街づくりを進めており、駅周辺に便利な生活環境と豊かな自然が広がっています。新産業創造に向けては「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」を中心に、大企業からスタートアップまでさまざまな企業の成長を後押しする環境づくりに取り組んでおり、コラボレーションを生み出すコミュニティや、街をベースとした実証フィールド、ロボットやドローンなどの開発をサポートするテストサーキット、ライフサイエンス領域における産学医連携を促す場やコミュニティの形成、人や街のデータから豊かな生活を実現するためのデータプラットフォームなど、オープンイノベーションを促進するさまざまな仕組みがあります。

HP:https://www.kashiwanoha-smartcity.com/ 

一般社団法人UDCKタウンマネジメントについて

 一般社団法人UDCKタウンマネジメントは、千葉県柏市柏の葉地区を拠点に公・民・学連携による国際学術研究都市・次世代環境都市づくりを推進する街づくり拠点として2006年に開設されたUDCKと連携して、主に公共施設の管理運営や地域イベント運営などのエリアマネジメント事業を推進する団体 として、2018年に設立されました。

HP:https://www.udcktm.or.jp/

■三井不動産グループのサステナビリティについて

 三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。

 2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。

【参考】

・「グループ長期経営方針」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/

・「グループマテリアリティ」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/

・「& EARTH for Nature」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/business/development/earth/for-nature/

 また、2025年4月に、街づくりにおける環境との共生宣言「& EARTH for Nature」を策定し、「環境」を自然と人・地域が一体となったものと捉え、豊かな「環境」を広げ、未来の世代へつなぐ街づくりを推進しています。 本宣言における重点課題として、「緑を守り育む」「水の魅力を生かす」「生態系を豊かにする」「地域の想いをつなぐ」「自然資源を循環させる」の5つを定めています。本リリースの取り組みは、「& EARTH for Nature」における重点課題の2つに貢献しています。

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会社概要

三井不動産株式会社

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URL
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業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号
-
代表者名
植田 俊
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1941年07月