SB C&S、拡張性と導入しやすさを兼ね備えたAIスーパーコンピューター「NVIDIA DGX Spark」の取り扱いを開始
「新しいテクノロジーをいち早く、より使いやすい仕組みやかたちにして全国にお届けする」というソフトバンク創業以来の役割を担うSB C&S株式会社(以下「SB C&S」)は、NVIDIAの新製品である「NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchip」を搭載したパーソナルAIスーパーコンピューター「NVIDIA DGX™ Spark(エヌビディア ディージーエックス スパーク)」の取り扱いを2025年7月23日に開始します。

近年、大規模言語モデル(LLM)や生成AIの進化が加速する一方で、高性能なAI開発環境の検証では、生成AIの導入に伴う技術的および運用的な課題が存在しています。多くの企業では、AI開発と大規模データ処理が別々の環境で行われているため、システム間の連携に多くの工数や時間を要しています。また、複数のシステムを維持・管理する煩雑さや、それに伴うコストの増加も大きな課題となっています。
今回SB C&Sが取り扱いを開始する「NVIDIA DGX Spark」は、膨大なデータ処理とAIの開発・実行を両立するために最適化されたNVIDIAの高性能AIインフラ「DGX」と分散処理基盤の「Apache Spark」を組み合わせたAIコンピューターです。これまで分かれていたAIワークロードとデータ処理ワークロードを単一の統合基盤で高速かつ効率的に行えるのが特長で、AIモデルの学習、推論までを一貫して実行できます。個人のワークスペースでエンタープライズレベルのAI開発能力を実現でき、複雑なシステム構築をすることなく、より短時間で高精度なAIを構築できるので、AI開発のファーストステップや検証のハードルが大幅に軽減されます。サーバールームなどの設備を必要とせずデスク上に置けることから、サーバールームが手狭で設置場所に困っている研究者や研究所をはじめ、初期投資のコストを抑えたい教育・医療機関、製造・金融業など、さまざまな業種に適しています。
今後もSB C&Sは、AI導入時のさまざまな課題を解決し、日本のIT競争力の底上げとAIの普及に注力します。
【主な特長】
・大規模AIモデルに対応
「NVIDIA Grace Blackwell」アーキテクチャを使用し、最大2,000億パラメータの大規模モデルやAIワークロードをローカルで実行可能です。コンパクトなファームファクターで、1,000 AI TOPSのAIパフォーマンスを実現します。
・手のひらサイズのコンパクトモデル
1.2キログラムの持ち運びも可能なコンパクトサイズで、100ボルト電源に対応しており導入も簡単です。
・NVIDIA AIソフトウェアスタックが標準搭載
AIの構築実行に必要な全てのツールを提供します。クラウドや「NVIDIA DGX SuperPOD™」へのスケールアウトも容易です。
・「NVIDIA ConnectX®」を搭載
AIに最適化された超高速ネットワークにより、データ転送の快適度が向上します。ConnectX-7を介して2台のDGX Sparkシステムを接続し、スケールアップも可能です。
【製品の詳細】
https://www.it-ex.com/products/maker/nvidia/nvidia-dgxspark.html
【ウェビナーについて】
https://sbb.smktg.jp/public/seminar/view/27194?ss_ad_code=SMP_marke_NVIDIA_250822
【製品に関するお問い合わせ】
sbbmb-nvidia-ai@g.softbank.co.jp
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