ヒューマンタッチ総研 国内の人材市場動向数値 (建設業界編)10月
建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 10月まとめ
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、最新の人材市場に関する公的データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2019年10月』 を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。
今月のトピックス
今月は、建設技術者として就職した大学新卒者の動向についてご紹介します。
■建築・土木・測量技術者として就職した大学新卒者数は前年より3.4%増、毎年増加続く
文部科学省の「学校基本調査 令和元年度(2019年度)」の速報値によると、2019年3月に卒業し、建築・土木・測量技術者として就職した大学新卒者数は13,051人で、前年より3.4%増加しました。過去の推移を見ると、毎年増加し続けており、厳しい人材不足や高齢化の進展を背景に、建設業各社が大学新卒の採用を年々強化していることが分かります(図表①)。
【図表① 建築・土木・測量技術者として就職する大学新卒者数】
■女性比率、工学部以外の卒業生の比率が上昇
就職した人を男女別に見ると、女性の比率が2012年の15.4%から2019年には22.4%まで上昇しており、女性を活用しようとする企業が増加していることが見て取れます(図表②)。
【図表② 女性比率の推移】
また、工学部の卒業生以外の就職者の比率を見ると、年々上昇が続き、2019年には22.0%に上りました。建設技術者を確保していくために、土木や建築、工学などの専門分野を専攻した卒業生以外にも、採用ターゲットを広げていることが分かります(図表③)。
【図表③ 工学部以外の卒業生の比率の推移】
出典:図表①②③ともに文部科学省「学校基本調査」(各年度版)より作成
建設業界の最新雇用関連データ(2019年10月1日総務省・厚生労働省公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人
◆建設業の就業者数は508万人(前年同月比98.3%)となり、3カ月連続で前年同月を下回った。
◆公共職業安定所(ハローワーク)における新規求人数は65,764人(前年同月比97.2%)と減少に転じた。
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
(2)建設技術職の雇用動向
◆ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は前年同月比0.49ポイント上昇して6.81倍となった。有効求人倍率は51カ月連続で前年同月を上回っており、厳しい人手不足の状況は長期化している。
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の対前年同月比(常用・除くパート)>
(3)建設技能工の雇用動向
◆ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.59ポイント上昇して5.73倍となった。52カ月連続で前年同月を上回っており、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が長期化している。
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の前年同月比(常用・除くパート)>
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2019年10月)
https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/report/201910.php
ヒューマンタッチ株式会社は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 ------------------------------
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1F
●資本金:1億円
●コーポレートサイトURL:https://human-touch.jp/
●ヒューマンタッチ総研サイトURL:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/
今月は、建設技術者として就職した大学新卒者の動向についてご紹介します。
■建築・土木・測量技術者として就職した大学新卒者数は前年より3.4%増、毎年増加続く
文部科学省の「学校基本調査 令和元年度(2019年度)」の速報値によると、2019年3月に卒業し、建築・土木・測量技術者として就職した大学新卒者数は13,051人で、前年より3.4%増加しました。過去の推移を見ると、毎年増加し続けており、厳しい人材不足や高齢化の進展を背景に、建設業各社が大学新卒の採用を年々強化していることが分かります(図表①)。
【図表① 建築・土木・測量技術者として就職する大学新卒者数】
■女性比率、工学部以外の卒業生の比率が上昇
就職した人を男女別に見ると、女性の比率が2012年の15.4%から2019年には22.4%まで上昇しており、女性を活用しようとする企業が増加していることが見て取れます(図表②)。
【図表② 女性比率の推移】
また、工学部の卒業生以外の就職者の比率を見ると、年々上昇が続き、2019年には22.0%に上りました。建設技術者を確保していくために、土木や建築、工学などの専門分野を専攻した卒業生以外にも、採用ターゲットを広げていることが分かります(図表③)。
【図表③ 工学部以外の卒業生の比率の推移】
出典:図表①②③ともに文部科学省「学校基本調査」(各年度版)より作成
建設業界の最新雇用関連データ(2019年10月1日総務省・厚生労働省公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人
◆建設業の就業者数は508万人(前年同月比98.3%)となり、3カ月連続で前年同月を下回った。
出典:総務省「労働力調査」より作成
◆公共職業安定所(ハローワーク)における新規求人数は65,764人(前年同月比97.2%)と減少に転じた。
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(2)建設技術職の雇用動向
◆ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は前年同月比0.49ポイント上昇して6.81倍となった。有効求人倍率は51カ月連続で前年同月を上回っており、厳しい人手不足の状況は長期化している。
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<ハローワークにおける建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の対前年同月比(常用・除くパート)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(3)建設技能工の雇用動向
◆ハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.59ポイント上昇して5.73倍となった。52カ月連続で前年同月を上回っており、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が長期化している。
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<公共職業安定所(ハローワーク)における建設・採掘の職業の雇用関連指標の前年同月比(常用・除くパート)>
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2019年10月)
https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/report/201910.php
ヒューマンタッチ株式会社は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 ------------------------------
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1F
●資本金:1億円
●コーポレートサイトURL:https://human-touch.jp/
●ヒューマンタッチ総研サイトURL:https://kensetsutenshokunavi.jp/souken/
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