自衛隊独自の訓練を描いた、驚愕のノンフィクション!戦場で必要となる戦法の開発から模擬戦闘まで、訓練に明け暮れた第一線部隊の知られざる記録
2019年1月発売『自衛隊最強の部隊へ―偵察・潜入・サバイバル編』、同年3月発売『自衛隊最強の部隊へ―CQB・ガンハンドリング編』に続くノンフィクション第3弾!
本書は、福岡県北九州市の小倉駐屯地に駐屯する第40普通科連隊が真に戦場で必要となる戦法を開発するに至った経緯、そして、実際にその戦法を用いた連隊規模での模擬戦闘を記録した電子書籍『戦闘重心を破壊せよ―40連隊の新戦法―PART.1』と『戦闘重心を破壊せよ―40連隊の新戦法―PART.2』の2冊を合本・再編集したものです。
どうしたら強くなれるのか…
その答えを求めて訓練に明け暮れた陸上自衛隊・第一線部隊の記録。
《まえがきより抜粋》
私が連隊長を務めた福岡県北九州市小倉に所在する第40普通科連隊は、ガンハンドリング・インストラクターのナガタ・イチロー氏からCQB技術を学び、市街地戦闘や小部隊の戦闘において高いレベルを保持していました。(『自衛隊最強の部隊へ-CQB・ガンハンドリング編』参照)
同時期にS氏を中心とするスカウト・インストラクターチームから、スカウトの技術も学び、敵に見つからない動き、偵察技術を身に付けました。(『自衛隊最強の部隊へ-偵察・潜入・サバイバル編』参照)
スカウトの技術は、他部隊にはほとんど広めていません。
当時、他部隊がなかなか40連隊に追いつけなかったのは、40連隊がCQB技術とスカウトの技術を融合させていたからです。
しかし、40連隊が全力で取り組んでいたものは、高強度の戦闘や火力戦闘であり、戦闘における戦法の開発だったことは、あまり知られていません。
40連隊が一番得意なものは、戦車、特科火力を組み込んだ高強度の戦闘です。CQBとスカウトの技術を学ぶことにより、隊員個々の戦闘技術・情報収集能力を向上させ、高強度戦闘能力全体のレベルを上げ、新たな戦法の開発を第1の目標としました。
次の目標は、新たな戦法を駆使して連戦連勝のFTC対抗部隊を撃破することです。さらにその先の目標は、編み出した戦法を陸上自衛隊へ普及することです。連隊長でいられる時間は、通常2年でそんなに長い時間ではありません。どこまでいけるか、時間との戦いでした。
~好評発売中~
★第1弾『自衛隊最強の部隊へ―偵察・潜入・サバイバル編』のリリースはこちら★
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000653.000012109.html
★第2弾『衛隊最強の部隊へ―CQB・ガンハンドリング編』のリリースはこちら★
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000707.000012109.html
【目次】
【著者プロフィール】
二見 龍(ふたみ・りゅう)
防衛大学校卒業。第8師団司令部3部長、第40普通科連隊長、中央即応集団司令部幕僚長、東部方面混成団長などを歴任し陸将補で退官。防災士、地域防災マネージャー。現在、株式会社カナデンに勤務。Kindleの電子書籍やブログ「戦闘組織に学ぶ人材育成」及びTwitterにおいて、戦闘における強さの追求、生き残り任務の達成方法等をライフワークとして執筆中。著書に『自衛隊最強の部隊へ-偵察・潜入・サバイバル編』、『自衛隊最強の部隊へ-CQB・ガンハンドリング編』(ともに誠文堂新光社刊)、『警察・レスキュー・自衛隊の一番役に立つ防災マニュアルBOOK』(ダイアプレス刊)がある。
ブログ:http://futamiryu.com/ Twitter:@futamihiro
【書籍概要】
書 名:自衛隊最強の部隊へ―戦法開発・模擬戦闘編
著 者:二見 龍
仕 様:B6判、288ページ
定 価:本体1,800円+税
発売日:2020年3月9日(月)
ISBN:978-4-416-52058-1
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