運行情報の電話自動音声アシスタントの実証実験で生成AIを活用します~生成AIの導入により利便性が更に向上~

東日本旅客鉄道株式会社

〇JR東日本では、列車運行情報の提供手段多様化の観点から、地方路線・駅の列車運行情報が電話問い合わせ可能な自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」をDigital & Dataイノベーションセンター(※1)(以下、「DICe」)にて開発し、実証実験を実施してきました。(※2)

〇過去の実証実験にて課題として挙がった音声入力における認識エラーを解消するため、新たに生成AIを活用して音声認識機能を改良し、2024年9月3日より茨城県と福島県の一部線区にて実証実験を再開します。


1.「どこトレダイヤル」のサービス概要と改良ポイント

(1)どこトレダイヤルとは

 スマートフォンアプリ等の操作が苦手な方でも気軽に利用可能な、列車運行情報の電話自動案内サービス(050-3355-6421)です。ガイダンスに従って利用路線や駅を音声で入力することで、詳細な運行情報や列車の遅れ、位置情報等が確認可能です。

 なお、案内内容はJR東日本が提供する運行情報サービス「どこトレ」の情報に基づいており、サービス利用時の通話料はお客さま負担となります。

どこトレダイヤルのサービス構成どこトレダイヤルのサービス構成


<どこトレ>

駅に行かなくてもパソコンやスマートフォン等から路線・列車の運行情報が確認できるWebサービス

https://doko-train.jp/


(2)音声認識機能の改良ポイント

 従来の音声認識機能では、つなぎ言葉や雑音の影響等によりお客さまの音声を正しく認識できないことがありましたが、新たに生成AIを音声入力内容の解釈に活用することで認識精度が向上し、よりスムーズにご利用いただけるようになります。


2.実証実験の概要(※3)

(1)対象路線・区間

 常磐線(友部~新地) 、水戸線(小田林~友部)、水郡線(水戸~磐城守山)


(2)実施期間

 2024年9月3日~2025年2月14日(予定)


(※1) 2023年9月29日発表 「Digital & Dataイノベーションセンター」  

JR東日本グループの横断的なデータ利活用、生成AI活用、アジャイル開発の推進を目的として2023年10月1日に発足した新組織
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230929_ho01.pdf

(※2) 2024年1月29日発表 「列車運行情報の電話自動音声アシスタントの実証実験 2024年2月1日~5月6日実施」

https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240129_ho01.pdf
(※3) 実証実験の状況により、対象路線・区間の追加や実施期間の変更が発生する場合があります

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会社概要

東日本旅客鉄道株式会社

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URL
https://www.jreast.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-2-2 JR東日本本社ビル
電話番号
-
代表者名
喜㔟陽一
上場
東証1部
資本金
20億円
設立
1987年04月