AIの影響に伴う「新卒厳選採用」の報道に高い危機感、28卒の約5人に1人が「就活スケジュールの前倒し」

28卒の就職活動に関する実態調査

レバレジーズ株式会社

レバレジーズ株式会社が運営する新卒学生向けキャリア支援サービス「キャリアチケット就職( https://careerticket.jp/  )」は、2028年3月卒業予定の大学生・大学院生140名を対象に就職活動の実態調査を実施しました。

記事全文はこちらからもご覧いただけます。

https://careerticket.jp/media/article/2859/


<調査サマリー>

  1. 28卒の4割以上がすでにイベント等で企業と接触、26卒の同時期と比較して1.5倍増

  2. 28卒の約5人に1人が「想定していた就活スケジュールの前倒し」、AIの影響による「新卒厳選採用」の報道を受け高い危機感

  3. 就活生の約6割が就活の早期化に「ネガティブ」、26卒の同時期調査比10pt増。約5人に1人が「学業」を制限する実態も

  4. 28卒の92%以上がサマーインターンに参加予定、「既に参加企業は決まっている」の回答が2年前比で約1.7倍増

1.28卒の4割以上がすでにイベント等で企業と接触、26卒の同時期と比較して1.5倍増

 2028年卒の学生に現在の就職活動状況について聞いたところ、4割以上の学生がすでに「イベントやインターンで企業と接触している(44.3%)」と回答しました。26卒を対象に行った2年前の同時期調査*1と比較して、約1.5倍に増加していることが分かりました。

*1 キャリアチケット調査,2024年6月,「2026年卒の就職活動に関する意識調査(後編)」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000666.000010591.html )

28卒の6割以上が「すでに志望業界が決まっている(63.6%)」と回答しており、興味のある業界としては「メーカー(44.3%)」が最多となりました。就活本格化を前に、早くから業界を絞り込んで能動的に動き出している実態が見受けられます。

2.28卒の約5人に1人が「想定していた就活スケジュールの前倒し」、AIの影響による「新卒厳選採用」の報道を受け高い危機感

 生成AIなどの業務代替や効率化が進んだ影響により、一部の企業が「新卒採用数の抑制」や「厳選採用」の方針を打ち出しているニュースが見られることについて、自身の就活への影響を聞いたところ、約5人に1人が「想定していた就活スケジュールの前倒し(22.9%)」を実施したと回答しました。

AIの普及による新卒市場の競争激化や採用枠の先細りという社会的動向を敏感に察知し、さらなる前倒しを選択せざるを得ない状況に置かれている様子がうかがえます。

3.就活生の約6割が就活の早期化に「ネガティブ」、26卒の同時期調査比10pt増。約5人に1人が「学業」を制限する実態も

 進む「就活の早期化」に対する受け止め方を聞いたところ、約6割が「ネガティブ(59.2%)*2」と回答。26卒を対象とした同時期調査*1と比較して約10pt上昇していることが分かりました。

*2 「ネガティブ」「どちらかというとネガティブ」を回答した割合の合計

早期化における就活優先のために今後の学生生活で制限しようと考えているものについて、1位は「アルバイト(66.4%)」となり、約7割にのぼりました。また、約5人に1人が「学業(20.7%)」と回答しており、大学の講義や研究活動といった本来の学生生活と、早期化に伴う就職活動とのスケジュール調整において、学生が双方の時間配分や優先順位の選択を迫られている実態が見受けられます。

4.28卒の92%以上がサマーインターンに参加予定、「既に参加企業は決まっている」の回答が2年前比で約1.7倍増

 今夏のサマーインターンシップへの参加意向について聞いたところ、28卒の92.8%が「参加意向あり」と回答しました。そのうち「既に参加したい企業が決まっている」と答えた割合は45.7%で、26卒を対象に行った2年前の同時期調査*3と比較して約1.7倍増加しています。

*3 キャリアチケット調査,2024年6月,「2026年卒の就職活動に関する意識調査(前編)」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000665.000010591.html )

インターンシップを選ぶうえで重視するポイントとしては、「就職を希望する業界であること(62.3%)」が最多となり、次いで「就職先として本命の企業であること(51.5%)」が続いています。その他、「本選考の優遇が期待できること(34.6%)」「実践的な仕事を体験できること(22.3%)」も上位に挙がっており、単なる企業見学や情報収集の枠を超え、早期の内定獲得や選考優遇といった「その後の選考に直結する具体的なメリット」を強く意識してインターンを選定している傾向がうかがえます。

サマーインターンシップで希望する参加形式を聞いたところ、全体の約9割が「対面形式(88.4%)*4」を希望していることが明らかとなり、理由は「社風を肌で感じられるから(64.3%)」が最多となりました。

学生側もオンラインの利便性より、社風やリアルな職場環境を肌で感じたいという意向が高まっていると推察されます。

*4 「対面がよい」「どちらかというと対面がよい」を回答した割合の合計

一方で、希望する開催日数については「半日(2.3%)」や「1日(23.8%)」の短期プログラムよりも、「2〜4日(54.6%)」の複数日数にわたるプログラムが好まれる傾向にあることがわかりました。希望する参加社数においても約半数が「5社以上(47.7%)*5」と回答しており、対面でのリアルを重視しながらも、効率性を追求する「タイパ志向」が表れる結果となりました。

*5 「5~7社」「8~10社」「11社以上」を回答した割合の合計

<キャリアチケット事業本部 本部長・手賀 亮汰氏からの一言>

 今回の調査から、企業の「新卒厳選採用」の動きに対する高い危機感を背景に、「学業」を制限してでも、就活スケジュールをより前倒しせざるを得ない28卒学生の状況が浮き彫りとなりました。

現在、一部の企業で「通年採用」の導入が進んでいるほか、政府も現在の大学1年生である29卒からそもそもの就職活動の日程を前倒しする検討を始めるなど、新卒市場を取り巻くルールや競合他社の動きは大きな転換点を迎えています。

企業側は過去の採用スケジュールや常識にやみくもに囚われるのではなく、政府のルール変更や他社の採用実態といった「最新の市場動向」を常に正しくチェックし、自社の置かれた状況に合わせた柔軟な採用設計へアップデートしていくことが、今後の新卒市場においてより重要になってくると考えています。

◆手賀 亮汰氏・プロフィール

キャリアチケット事業本部 本部長

早稲田大学卒業後、2017年に入社。

複数の新規事業の立上げに参画し、

プロダクトマネージャーやマーケティング責任者、事業部長を歴任。

2023年よりキャリアチケット事業本部 本部長に就任。

<調査概要>

調査対象:「キャリアチケット」に登録している2028年卒業予定の大学生

調査年月:2026年5月22日~6月12日

調査方法:webアンケート調査

回答者数:140名

調査主体:レバレジーズ株式会社


キャリアチケット就職( https://careerticket.jp/ )

  キャリアチケット就職は、新卒学生向けのキャリア支援サービスを展開しています。エージェントやスカウトサービスを軸に、一人ひとりに寄り添ったキャリア支援を重視し、学生と企業の最適なマッチングを追求。就職活動の早期化・複雑化が進むなか、あらゆる学生が納得感のある選択をできるよう、手厚いサポートを提供しています。

レバレジーズ株式会社( https://leverages.jp/ 

本店所在地 : 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24階 /25階

代表取締役: 岩槻 知秀

資本金  : 5,000万円

設立   : 2005年4月

事業内容 : IT、医療・ヘルスケア領域をはじめとした人材事業、SaaS事業、M&Aコンサルティング事業 など

「社会課題の解決」を軸に、IT、医療・ヘルスケア領域をはじめとした人材事業・SaaS事業、M&Aコンサルティング事業など、国や業界をまたいだ様々な領域で60以上のサービスを展開。2005年に創業以来、黒字経営を継続し2025年度は年商1700億*を突破しました。業界を絞らないポートフォリオ経営と、各分野のスペシャリストが集うインハウスの組織体制で、時代を代表するグローバル企業を目指します。※会計基準変更後

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会社概要

レバレジーズ株式会社

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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号  渋谷スクランブルスクエア24F/25F
電話番号
03-5774-1632
代表者名
岩槻 知秀
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2005年04月