食べ物とエネルギーの関係探る 農業者や専門家交えたオンライン企画 11月8日(土)

地球の未来のためにできる選択は

パルシステム連合会

パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:渋澤温之)は2025年11月8日(土)15時から16時30分まで、地球にやさしい持続可能なエネルギーについて、食料の生産や供給との共通点から探って考えるオンラインイベント「エネミラトーク食べものとエネルギー~見えなくても顔の見える関係~」を開催します。しいたけ生産者や再生可能エネルギーの専門家など異なる立場から3人のゲストを招き、参加者と一緒に意見交換します。

生産者ら3人が登壇しクロストーク

イベントは「食べ物とエネルギー」をテーマに、食材の生産や運搬に必要不可欠なエネルギーを身近な問題として考えます。化石燃料や原子力で生み出されたエネルギーは、地球温暖化による影響に苦労する産地でも使用しているのが現状です。気候変動を抑えるためには、エネルギー調達の仕組みをどのように変える必要があるのかを話し合います。

生産者からは、JAつくば市谷田部(茨城県つくば市谷田部、中島俊光代表理事組合長)の原木しいたけ生産者、飯泉厚彦さん(有限会社なかのきのこ園代表取締役)です。福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の影響により一時出荷停止に追い込まれ、出荷再開後も風評被害など数多くの困難に直面した経験を語ります。

株式会社再生可能エネルギー推進機構(東京都新宿区)の代表取締役社長を務める三宅成也さんからは、再生可能エネルギーがもたらす価値を解説します。専門家の視点から、国内外のエネルギー情勢や日本のエネルギー政策の問題点などを説明します。

最後に、国内の気候変動対策に声を上げ活動する環境NGOFoEJapan(東京都板橋区、深草亜悠美事務局長)の轟木典子さんも加わりクロストークを展開します。さまざまな立場から、再生可能エネルギーの調達や供給の方法、自然環境保全との共生や、普及を進めて目指す未来を語り合います。

「エネミラトーク 食べものとエネルギー~見えなくても顔の見える関係~」開催概要

■日時:2025年11月8日(土)15:00~16:30

■開催方法: Zoomミーティング ※アーカイブ配信を期間限定で公開予定

■登壇:三宅 成也さん(株式会社再生可能エネルギー推進機構 代表取締役社長)

    飯泉 厚彦さん(JAつくば市谷田部 専務理事、有限会社なかのきのこ園)

    轟木 典子さん(環境NGOFoEJapan、「ワタシのミライ」事務局)

■定員:500人

■参加費:無料

 

■プログラム

 15:00~15:05 開会あいさつ

 15:05~15:20 トーク1 飯泉 厚彦さん

「3.11原発事故被害から立ち直り、農林業と地球温暖化・エネルギー問題を考える」

 15:20~15:35 トーク2 三宅 成也さん

「いま改めて知りたい再生可能エネルギーがもたらす本当の価値」

 15:35~16:25 クロストーク

①気候危機に対する市民団体の活動「ワタシのミライ」紹介 轟木 典子さん

②三宅さん、飯泉さんも交えたクロストーク(進行:轟木さん)

 16:25~16:30 閉会

■主催:パルシステム連合会 環境委員会

お申し込みはこちら  ※申込締切:10月31日(金)12時

登壇者プロフィール

飯泉 厚彦(いいずみ あつひこ)さん

【JAつくば市谷田部産直部会 副部会長 菌茸統括、有限会社なかのきのこ園】

 原木しいたけの生産者。茨城県つくば市出身。立命館大学理工学部物理学科中退後、カメラマンを目指し写真の専門学校へ入学。卒業後は建築写真の制作会社に入社し、約3年後、同退社。25歳の時、独立しフリーランスのカメラマンとして建築写真を中心に活動。32歳の時、東日本大震災と原発事故が発生。それまでカメラマンの合間に手伝っていた、家業の原木しいたけの生産継続が窮地に立たされたことをきっかけに、カメラマンを廃業。家業の原木しいたけ生産に集中し、現在に至る。

三宅 成也(みやけ せいや)さん

【株式会社再生可能エネルギー推進機構 代表取締役社長】

名古屋大学大学院工学研究科電気・電子工学専攻修了後、関西電力、アーサー・ディ・リトルジャパン、KPMGコンサルティングを経て、2016年8月にみんな電力(現アップデーター)に入社し、電力小売り事業の責任者として従事。2023年1月に再生可能エネルギー推進機構を設立し、代表取締役に就任。再エネ推進新電力協議会(REAP)の共同代表も務める。

轟木 典子(とどろき のりこ)さん

【環境NGOFoEJapan、「ワタシのミライ」事務局】

 幼い頃から好きだったファッション業界に入って15年ほど小売業に携わるが、消費社会が環境に与える悪影響に疑問を持つようになり、FoE Japanに参加。150以上の団体による合同プロジェクト「ワタシのミライ」の事務局運営など、国内の気候変動対策に取り組む。客観的な視点を持ち続け、専門知識のない人でも参加しやすいコミュニティづくりを進めている。


地球の未来を守る環境保全活動

パルシステムグループは2023年、環境・エネルギー政策を策定し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現を目指しています。2025年4月には、地球温暖化の防止と生物多様性の保全に向けて「パルシステム ネイチャーポジティブ宣言」を発表しました。自然の恵みを将来にわたり受け取れるよう、環境への配慮を大切にする多様な活動を利用者とともに実践します。

2025年度は「Thanks Earth!~地球のために今できるアクション」をキャッチフレーズに、各組織で清掃活動や食品ロス削減の呼びかけなどを展開しています。

                                      
パルシステムグループはこれからも、資源循環型社会の実現を目指し、地域や利用者とともにエネルギーシフトを推進します。

 

パルシステム 再生可能エネルギーと脱原子力

パルシステムグループ「環境・エネルギー政策」

パルシステム生活協同組合連合会

パルシステム生活協同組合連合会

所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:渋澤温之
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,604.2億円/組合員総数176.2万人(2025年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/

2025年は国際協同組合年です

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会社概要

URL
https://www.pal-system.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200
代表者名
渋澤温之
上場
未上場
資本金
158億7560万円
設立
1991年02月