遂に原宿にリニューアルオープン!アートとデジタルテクノロジーの活動拠点 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

SIDE CORE特別展、CCBT初の音楽イベント「極地からの音」などを開催

公益財団法人東京都歴史文化財団

遂に原宿にリニューアルオープン!アートとデジタルテクノロジーの活動拠点 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]オープニングイベント開催中 ーSIDE CORE特別展は1月25日(日)まで

特設サイトURL:https://renewal.ccbt.rekibun.or.jp/

■CCBT初の音楽イベントSound Atlas #1 「極地からの音」では、響き・漏れ・伝わっていく「音」の本質を領域を越えたコラボレーションと重なり合いから探求。

■オープニングトークでは、アーティスト、研究者、行政、地域プレイヤー、海外の実践者など多様な立場の登壇者が、4つのテーマに沿いながら想像力を通じて都市を捉え直し、共創の可能性を議論。

■SIDE COREによる特別展「新道路」は1月25日(日)まで引き続き開催中。2025年度アーティスト・フェローによる作品展示やシンポジウムも続々開催。

CCBTクリエイティブ・ディレクター 小川秀明コメント

2022年10月に渋谷で開所した「シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]」は、このたび原宿へ移転しました。新たな拠点での活動を、このエリアをフィールドに展開していきます。CCBTが目指すのは、東京に社会実験を起こすことです。ただの実験ではなく、「これからこうあってほしい」という未来を、アーティスト、デザイナー、建築家などさまざまな分野の人々と共創しながら描いていく。そのプロセスに市民も巻き込み、創造のエンジンとなるのが、シビック・クリエイティブ・ベース東京という文化拠点です。

2025年のテーマは「これからのコモンズ」です。東京で人々が集い、つながり、協力する場にとどまらず、テクノロジーを通じて、植物やロボットなど、従来はコミュニケーションが難しかった存在とも関わることができる——新しいタイプのコモンズが次々と生まれようとしています。

ようこそ、未来の実験区・東京へ。 「都市は、想像力を要求する。」それは単なるイマジネーションにとどまらず、クリエーションにつながり、社会に新しい仕掛けをもたらす力にもなります。これからのCCBTの活動をぜひ楽しみにしていてください。

※12月12日記者発表会での発言から抜粋

リニューアルオープンの幕開けを飾る、豪華トークセッションを開催

リニューアルオープン初週の12月13日(土)・14日(日)にはアーティスト、研究者、建築家、行政関係者など──多様な背景を持つ人々が集い、世界や都市の動向を参照しながら、共創のための足がかりを探るオープニングトークセッションが開催されました。

当日は多様な視点から活発な意見交換が行われ、会場には多くの来場者が集まり、都市や社会の未来について熱心に耳を傾ける姿が見られました。

CCBT初の音楽イベント Sound Atlas #1 「極地からの音」を開催

「Sound Atlas(サウンド・アトラス)」とは

「音(サウンド)」の座標を問い直すCCBTオリジナル・プロジェクト。目に見えない音の世界を多次元的に捉え、再構成することで、新たな「音の地図」を描くことを目指します。表現における音の可能性を広げると同時に、音を起点として多様な人々をつなぎ、次世代の音のあり方を共に探求します。

原宿のまちなかで「Citizen Manifesto」を展開 来場者が未来の原宿を語り合う

オーストリア・リンツ市を拠点とする文化機関「アルスエレクトロニカ(Ars Electronica)」と連携し、体験型インスタレーション「シチズン・マニフェスト(Citizen Manifesto)」をWITH HARAJUKUのエントランスにて展開しました。

本企画は、「Art for Participation(参加のためのアート)」をコンセプトに、来場者同士の対話から生まれたアイデアを、まちを変容させるマニフェストとしてポスター化する参加型の取り組みです。CCBTの2025年度テーマ「これからのコモンズ」と、アルスエレクトロニカの研究開発部門である「フューチャーラボ」が開発した「シチズン・マニフェスト」のコラボレーションとして実施されました。

来場者は、未来の原宿の「コモンズ」についてAIとの対話により自身の願いやアイデアを言語化し、オリジナルのマニフェストとして制作。完成したマニフェストはその場で掲出され、街をより良くするための「一人ひとりの多彩なアイデア」として空間に広がりました。原宿という多様な人々が行き交う場所で、市民一人ひとりが都市の未来に関与する可能性を体感できる機会となりました。

Urban Ink — 街がインクになる 原宿の街を素材にしたワークショップを開催

原宿移転を記念し、12月20日(土)・21日(日)の2日間、都市の風景をインク化するデジタルツール「Urban Ink」を活用したグラフィックデザインワークショップを実施。当日は、小学生から大人まで幅広い世代の方々が参加し、「Urban Ink」 の開発を手がけたNEW Creators Clubが講師として参加者の制作をサポートしました。目を引くビジュアルが溢れる原宿の街をあえて裏道から探索し、普段は見過ごしてしまいがちな街の風景を、インクの素材として写真に収めていきました。その後、街から採集したインクを用いて、参加者それぞれの感性でオリジナルポスターを作成。ワークショップの締めくくりには、作品に込めた想いや制作の視点を共有し合い、原宿という街の新たな魅力を再発見する機会となりました。

SIDE CORE 特別展は引き続き開催中!

SIDE CORE 特別展「新道路」

CCBTの移転およびリニューアルオープンを記念し、東京を拠点に活動するアートチーム・SIDE COREによる特別展「新道路」を開催しています。本展では、東京から能登半島へ向かう旅を軸に制作された映像インスタレーション「living road」をB1スタジオにて展示し、3Fベースでは、その背景にあるリサーチ資料や制作プロセスなどを紹介します。彼らの活動の根幹にある「都市はあらゆる側面で他の地域によって成り立っている」という気付きに対して、旅を追求すること、道路を表現の場として扱うことなどを通じて、都市と地域のあいだに“新たな道をひらく”視点や営みを追体験できる空間です。また、この気付きから広がる「想像力」による表現や実践が、現在を多角的に捉え直す鍵となることも感じていただけます。ぜひご体感ください。

日 時:2025年12月13日(土)〜2026年1月25日(日)13:00~19:00

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)

会 場:CCBT B1 スタジオ、3F ベース

料 金:無料

詳細については、特設サイトよりご確認ください。

https://ccbt.rekibun.or.jp/events/sidecore_shin-road

SIDE CORE

https://www.instagram.com/side_core_tokyo/

2025年度アーティスト・フェローによる作品展示やシンポジウム等も続々開催

上田麻希                                           

「Olfacto-Politics: The Air as a Medium(嗅覚の力学 〜メディウムとしての空気〜)」

上田麻希が取り組むプロジェクト「Olfacto-Politics: The Air as a Medium(嗅覚の力学 〜メディウムとしての空気〜)」は、匂いを手がかりに「コモンズとしての空気」について学び、見えない空気を見える化・体験化する複合プロジェクトです。レクチャー・ワークショップからなる学びの場の創出、極めて主観的な感覚である嗅覚をテクノロジーで測ることで嗅覚世界を可視化するリサーチ、空気の循環を表現する空間作品を制作・発表する三つのフェーズから成ります。人間を含む全ての生物が多種多様な情報をやりとりしている「空気」から、生物多様性やバイオームへの思考を促し、世界を捉える新たな視点を生み出すことを目指します。

Aerosculpture ver.1(撮影:Taniguchi Takumi)

展覧会「Aerosculpture ver.2『匂う森』」

2025年度 CCBTアーティスト・フェローである上田麻希のプロジェクト「Olfacto-Politics — The Air as a Medium(嗅覚の力学 ─ メディウムとしての空気)」は、匂いを手がかりに「コモンズとしての空気」について学び、見えない空気を見える化・体験化する複合的な試みです。

本展覧会「Aerosculpture ver.2『匂う森』」では、夜のバイオームを舞台に、「共生」をテーマとした体験型インスタレーション作品を展開します。会場となる夢の島熱帯植物館は、都市にいながら熱帯の自然に触れることのできる、森のような環境を内包した施設です。熱帯雨林の気候を再現した3つのドームには、亜熱帯や小笠原固有種など約1,000種の植物が生い茂ります。

本展では、そこに存在する自然そのものの匂いや環境に対して、上田が人工的につくり出す仕掛けを重ね合わせることで、昼とはまったく異なる表情を生み出します。また、聴覚や視覚といった感覚が連動し、匂いの知覚へとシフトさせることで、新たな嗅覚経験を創出します。

開催期間中の17時からは、夢の島熱帯植物館 イベントホールにて関連ワークショップ「メッセージとしての香り — 交信フレグランス」を開催します。このワークショップでは、参加者自身が展示空間の「空気」へ関与できるツールとしての香りを作ります。開催期間中の17時からは、夢の島熱帯植物館 イベントホールにて関連ワークショップ「メッセージとしての香り — 交信フレグランス」を開催します。このワークショップでは、参加者自身が展示空間の「空気」へ関与できるツールとしての香りを作ります。

日 時:2026年1月30日(金)〜2026年2月1日(日)

    18:00-20:00 *最終入館19:30

    関連ワークショップ:17:00-開催予定

    (※詳細は下記をご確認ください。)

会 場:夢の島熱帯植物館(東京都江東区夢の島2-1-2)

観覧料:無料 (※入館料別途)

詳細は、以下サイトよりご確認ください。

https://renewal.ccbt.rekibun.or.jp/ja/events/biome-of-scent

展覧会「嗅覚の力学〜メディウムとしての空気〜」

また、「Olfacto-Politics — The Air as a Medium(嗅覚の力学 ─ メディウムとしての空気)」の全貌を公開する展覧会「嗅覚の力学〜メディウムとしての空気〜」を開催します。

「Olfacto-Politics — The Air as a Medium(嗅覚の力学 ─ メディウムとしての空気)」では、2025年度を通じて、嗅覚ゼミ「SMELL LAB」の実施や、渋谷の街をフィールドとした匂いの計測、犬の嗅覚的認識を記録する実験など、教育とリサーチを横断した活動が行われてきました。

本展では、夢の島熱帯植物館での展覧会の記録を含め、これらの取り組みをもとに制作された作品や資料を一挙に公開します。テクノロジーを通じて可視化された「コモンズとしての空気」に触れ、私たちが共有する環境について新たな視点から考える機会となります。

日時:2026年2月13日(金)〜2026年3月1日(日)13:00-19:00

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)

会 場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

観覧料:無料

詳細は、以下サイトよりご確認ください。

https://renewal.ccbt.rekibun.or.jp/ja/events/olfacto-politics-ccbt

岸裕真                                           

平行植物園

岸裕真が取り組むプロジェクト「平行植物園」は、植物的視点から現代の人工知能(AI)を捉え直した、「植物知性(BI・Botanical Intelligence)」を開発するプロジェクトです。光・風・土壌などの多元的な環境データを精緻にセンシングし、テキストや音声を出力する「生成BI」の実装を通して、人間・人間以外が共に繁栄できる「コモンズ」の開拓を目指します。完成したシステムはインスタレーション作品として屋外会場にて公開するほか、研究開発の過程では専門家との協働や、シンポジウム、ポッドキャスト等を展開予定です。CCBTを拠点に、すべての存在にとっての共有資源である自然から思考し、新しい共栄地帯を発見することに挑みます。

シンポジウム「Botanical/Artificial Intelligence植物とAIから考える知性のかたち」

2025年度CCBTアーティスト・フェローである岸裕真が取り組むプロジェクト「平行植物園」の一環として、生成AIと植物のあいだにひらかれる「知性」のかたちを考えるシンポジウムを開催します。生成AIが言葉やイメージを生み出し続け、人間の創造性のあり方が問い直されている一方で、岸は、脳を持たず、何百万年という時間をかけて環境と応答し続けてきた「植物の知性」にあらためて注目をしています。

本シンポジウムでは、「アート」「テクノロジー」「ボタニー(植物学)」の三つの領域を横断しながら、現代における「知性」の輪郭を引き直していきます。エコロジーとアートに関する展覧会を数多く手掛けてきたキュレーターの長谷川祐子氏をはじめ、テクノロジーや植物学の専門家がゲストに登壇し、植物とAIという二つの“異種の知性”を越境して議論する場をひらきます。

アート・インキュベーション・プログラムを通じて岸が開発中の「BI(Botanical Intelligence)」は、植物のふるまいをインターフェースとして、未知の知性との共創や対話を実験する、アートと研究開発が交差するプラットフォームです。そこで立ち上がる「植物的なインテリジェンス」のイメージは、AIを人間中心の枠組みから解き放ち、環境全体を巻き込んだ知のあり方を構想するための仮説でもあります。本シンポジウムでは、この問いを共有しながら、「人間だけに閉じないインテリジェンス」の姿と、それを前提にした社会・都市・表現の新しいかたちを探ります。

日時:2026年1月25日(日)14:00〜16:30(開場:13:30)

会場:LIFORK HARAJUKU(渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 3F)

定員:80名

登壇者:

 ・長谷川祐子(キュレーター、美術批評家)

 ・徳井直生(アーティスト、研究者)

 ・豊田正嗣(埼玉大学大学院理工学研究科 教授)

 ・岸裕真

モデレーター:・水野幸司(美術家)

参加費:無料

事前申込:事前予約制 ※先着順

申込受付期間:2025年12月12日 14:00〜

※上限に達し次第受付終了

情報保障支援:文字情報支援(UDトーク)やサポートを希望される方は、予約フォームにご記入、またはCCBT問い合わせ先までご連絡ください。

詳細は以下サイトよりご確認ください。

https://ccbt.rekibun.or.jp/events/bi-symposium

土井樹                                           

Weather

土井樹が取り組むプロジェクト「Weather」は、従来の気象庁などによる広域データでは捉えられない、風の流れ、気温、照度といった微細な環境変化─「微気象(micro climate)」を、市民自らが観測し、データと観測行為そのものをコモンズとして共有するプロジェクトです。集められた情報は、音・光・触覚といった言語以前の知覚体験へと写像・変換することを試み、プロジェクトを通じて個人に引き寄せられた「天気」は、作品として再び公に開かれます。これらを通じて、言語やイメージに偏った今日的な社会において、人間の知覚・認知に根差した「別種の知」を取り戻すことを目指します。

※展覧会の開催情報は順次発表予定です。

藤嶋咲子

コエノクエスト —都市に残されたセーブデータ

藤嶋咲子が取り組むプロジェクト「コエノクエスト —都市に残されたセーブデータ」は、都市に埋もれた声を可視化し、これまで交わることのなかった他者との対話の場を生み出すことで、世界の見え方に揺らぎを与えるゲーム作品を制作するプロジェクトです。ゲーム内に登場するアバターは、実在する都市生活者の語りをもとに生成され、プレイヤーはその営みや痛みに触れながら、自身の輪郭の外側にある価値観や生き方に出会っていきます。体験はインスタレーションとして展開され、記録された対話のログは再編集のうえ公開されます。年齢、性別、国籍、経済状況、思想などに起因する分断を背景に、すれ違う声が交差する状況から、新たなコモンズの可能性をひらく手がかりを探ります。

展覧会「Re: Play」

2025年度 CCBTアーティスト・フェローである藤嶋咲子が取り組むプロジェクト「コエノクエスト —都市に残されたセーブデータ」では、プロジェクトの成果発表として展覧会「Re: Play」を開催し、新作ゲームインスタレーション作品を公開します。

「コエノクエスト —都市に残されたセーブデータ」は、都市に埋もれた声を可視化し、これまで交わることのなかった他者との対話の場を生み出すことで、世界の見え方に揺らぎを与えるゲーム作品を制作するプロジェクトです。これまでに対話型スゴロクゲームワークショップ「SAVE 0 : マインドクエスト」などを通じて、都市に生きる人々の日常に沈む違和感や小さなつぶやきを収集してきました。

本作では都市を舞台とし、プレイヤーである来場者の声が、ゲーム内キャラクターとの対話を通じて収集され、ゲーム空間へと展開されていきます。

多様な価値観が交差し、都市に埋もれた声が浮かび上がり循環していくそのプロセスをぜひ体験してください。

日 時:2026年3月7日(土)〜3月21日(土)13:00〜19:00

休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)

会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]

観覧料:無料

詳細は以下サイトよりご確認ください。

https://renewal.ccbt.rekibun.or.jp/ja/events/re-play

山内祥太

撮影:Saito Seichi

未知との遭遇

山内祥太が取り組むプロジェクト「未知との遭遇」は、「未知なるものとは何か」という問いを出発点に、言語の枠組みに依存しない、新たなコミュニケーションの形を構想するプロジェクトです。パフォーマンス&インスタレーションとして屋外での発表を予定しており、未知なる存在と人間が重なり合っていく瞬間を描きます。未知なる存在は、公園の中に息づくように光や音を介して現れ、人間の身体は次第にその光と共鳴し、やがて言葉なき交信がはじまります。観客はその過程を目撃しながら、存在の境界が揺らぐ瞬間に立ち会います。

※展覧会の開催情報は順次発表予定です。

内観(B1 スタジオ)
内観(3F ベース)

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会社概要

URL
https://www.rekibun.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区九段北4-1-28  九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967
代表者名
堤 雅史
上場
未上場
資本金
-
設立
1982年12月