<ARTIDA OUD>寄付金1,000万円にて、インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」再始動
“I am” Donation プロジェクト、寄付先を途上国支援に一本化
ブランド独自に展開している“I am” Donation プロジェクトを通して、新たに積み立てた寄付金額1,000万円にて、インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」を再始動いたします。
このプログラムでは、昨年2022年にインド・ビハール州に建設した6つの幼稚園教室に加え、さらに、6つの幼稚園教室(図書コーナー、トイレ・手洗い施設併設)の建設、幼稚園教師の技能向上、及び保護者向けの意識啓発を通して、子どもたちの早期教育環境の改善を目指します。
ジュエリーを生産しているインドでは、未だ女の子や女性が輝ける機会が決して多くはありません。
“I am” Donation プロジェクトは寄付先を途上国支援に一本化し、誰もが自由に夢を描き、未来への可能性を切り拓く一助となるよう、長期的な視点で支援を継続してまいります。
世界中のだれもが自分らしく活躍できる環境が広がっていきますように。心から願いを込めて──
“I am” Donation プロジェクトについて:https://www.artidaoud.com/iamdonationproject/iamdonation
インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」
■ 背景
【国】
インドは世界経済フォーラムが公表した「ジェンダー・ギャップ指数2022」において146カ国中135位と、男女間のジェンダー・ギャップ解消に向けた取り組みが必要です。
特に教育に関しては、初等教育から中等教育へ上がるにつれて男女間の格差が大きくなっています。
子どもへの早期教育の重要性は確立されているにも関わらず、特に貧困家庭や取り残されがちな状況にある子どもたちは幼稚園へ通うことが難しい環境にあります。
【実施地域/ビハール州】
ビハール州では約45%の子どもたちしか幼稚園に通えていません。幼稚園の教室が不足しており、教室は劣悪な状態で子どもたちが安心して通うことができない状況にあります。
また、幼稚園の教師が十分な訓練を受けていないため、子どもたちに適切な指導やケアを行うことが困難であること。そして親たちが子どもの早期教育の必要性を認識していないことも課題です。
このような背景から、子どもたちは十分な準備がないまま小学校に入学し、学校になじめず授業についていけない状況に陥ることが多い状況にあります。このプロジェクトを通して、子どもたちが質の高い早期教育を受けられる幼稚園の環境整備を行います。
■プロジェクト概要
目標 | インド北東部、ビハール州サラーン県、ムザファルプール県、ヴァイシャリ県において 幼稚園の教室検察、幼稚園教師の技能向上、および保護者向けの意識啓発を通じて、 子どもたちの早期教育環境の改善を目指す |
実施期間 | 約1年間 |
対象者 | 子ども600人 幼稚園教師 100人 保護者・コミュニティ住民 1000人 |
活動内容 | 1. 計6つの幼稚園教室(図書コーナー、衛生設備を併設)の建設 2. 幼稚園教師への教授法研修 3. 保護者・コミュニティ住民への早期教育に関する意識啓発 |
プロジェクトを通じて以下の成果が期待されます。
・6つの幼稚園教室(図書コーナー、衛生設備併設)ができる
・幼稚園教師がトレーニングを受けて適切な学習指導を行える技能を習得する
・保護者が早期教育の重要性を理解し、積極的に関与する
以上により、対象地域の子どもたちが、女の子も男の子も公平に、安全で快適な学習環境のもとで、より質の高い早期教育を受け、初等教育へ上がる十分な準備ができるようになります。
また、トイレ・手洗い設備が整うことで、衛生環境が改善し、衛生的な習慣を身につけることが感染症の予防につながります。
さらに、保護者や地域住民の、子どもの教育、特に女の子の教育の重要性への認識を高め、ジェンダー平等の意識を早い段階から実現させることも期待されます。
プロジェクト詳細はこちらでもご覧いただけます。
インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」について:https://www.artidaoud.com/journal/216
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