ダスキン横浜中央工場での電力利用を「実質再生可能エネルギー」100%へ 2025年4月1日(火)より開始
ミスタードーナツの原材料廃棄物の一部をエネルギー化し、リサイクルループの構築も実現
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)は、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、アーバンエナジー株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:小林 厚、以下「アーバンエナジー」)と「ゼロエミプランⓇ※」等の利用契約を締結し、4月1日(火)よりダスキン横浜中央工場で利用している電力のすべてを実質再生可能エネルギー由来に切り替えます。
ダスキンのマットやモップを洗浄している生産事業所(工場)での、実質再生可能エネルギー利用の契約は初めてとなります。この実質再生可能エネルギーの発電にはダスキンが運営するミスタードーナツで発生する原材料廃棄物の一部も利用されており、廃棄食材の再生利用にもつながります。それらの電力を当該施設にて使用することでエネルギーのリサイクルループが構築され、年間約613tのCO2の削減が見込まれます。
※ ゼロエミプラン®:再生可能エネルギー指定の非化石証書等を使用することで、CO2排出係数(調整後排出係数)をゼロとし、実質的に再生可能エ
ネルギー100%で電気を供給するプランです。


■ダスキン横浜中央工場での再生可能エネルギー由来の電力利用について
利用場所:ダスキン横浜中央工場(神奈川県横浜市鶴見区弁天町3-8)
年間平均電気使用量:約143万kWh
CO2排出量:約613t
(2024年1月~12月実績より計算)
■背景と目的
ダスキンでは、2021年に「ダスキン環境目標2030(DUSKIN Green Target 2030)」を策定し、脱炭素社会の実現に向けて、2030年度までに再生可能エネルギー利用比率50%とグループ拠点CO2排出量を2013年度比46%削減することを目標に掲げています。この目標を達成するため、J&T環境株式会社の食品リサイクル工場や、その子会社である株式会社Jバイオフードリサイクルの施設などで食品残渣から微生物の働き(メタン発酵)によって発生するバイオガス発電をアーバンエナジー経由で購入し当該施設で使用します。この食品残渣の一部には、ミスタードーナツの北海道・東北・関東・東海地域の4地域の物流センターで保管されている原材料のうち、期限切れ等でどうしても出てしまう食品残渣を利用します。ミスタードーナツの食品ロス対策については、1993年より再資源化を実施しており、今回は4地域の物流センターで排出される食品残渣を発電させるためのエネルギーとして再生利用します。

【参考】
■アーバンエナジー株式会社 概要
代表者:小林 厚 設立:2013年12月
所在地:神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目1番地
資本金:5千万円
事業内容:電力売買事業(小売電気事業者 登録番号:A0122)
■J&T環境株式会社 概要
代表者:長谷場 洋之 設立:1977年10月
所在地:神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地1
資本金:6億5千万円
事業内容:総合資源化リサイクル事業(産業廃棄物処理事業、一般廃棄物処理受託事業、環境計量証明事業)
総合物流事業(産業廃棄物収集運搬事業、一般廃棄物収集運搬事業、一般貨物運送事業)
■株式会社Jバイオフードリサイクル 概要
代表者:蔭山 佳秀 設立:2016年8月
所在地:神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地1
資本金:6千万円
事業内容:食品リサイクル・バイオガス発電事業
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