家事を家電に頼らず、自分の手でやるべきと思い込んでいる家事観“家事根性論”「食洗機は甘えですか」プロジェクトを展開

SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペースで一般参加型のイベント開催、渋谷駅で駅広告も展開 2月22日の“食洗機の日”をきっかけに、日頃の家事へのモヤモヤを考えよう

パナソニック株式会社

パナソニック株式会社は2月17日(月)より、家事を家電に頼らず自分の手でやるべきと、自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する家事観をもとに、お皿洗いをはじめとする日常の家事や家事分担にまつわるモヤモヤについて考える、「食洗機は甘えですか」プロジェクトを展開します。2月17日(月)から食洗機にまつわるお悩みと回答がセットの駅広告を渋谷駅で展開するほか、2月20日(木)からSHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペースで『家事のモヤモヤもお皿汚れも、食洗機で洗い流そう』イベントを開催します。

特設サイトURL: http://panasonic.jp/dish/contents/kajimoya.html

■「食洗機は甘えですか」プロジェクト概要

「食洗機は甘えですか」プロジェクトは、洗濯や部屋の掃除と同じく、食器洗いという家事も家電に任せてもいい(自動化してもいい)という文化を醸成し、日本の食器洗い乾燥機の普及率を向上させることを目的として2024年2月にスタート(発足)しました。

今回、下記の取り組みの実施が決定しました。

(1)家事観と効率化に関する意識調査

(2)日常の家事や家事分担にまつわるお悩みに回答する駅広告・イベント

(3)日常の家事や家事分担のモヤモヤについて考えるSNSキャンペーン

実施時期:2025年2月17日~

■「食洗機は甘えですか」プロジェクト背景

パナソニック くらしアプライアンス社 キッチン空間事業部 食洗機SBU 食洗機経営企画課 中石 尚吾

家事についてさまざまな方からお話を伺う中、家事といわゆる思い込みの繋がりが想像以上に根強いという気付きがきっかけで本プロジェクト実施に至りました。タイムパフォーマンス重視で食洗機を日常の必需品としてすでに活用されるお客様もいる一方、汚れ落ちへの不安や手洗いで十分との考えから、「“甘え”と思われたくない、という気持ちが邪魔をします」や「時間に余裕のある私には、食洗機は贅沢だと周りから言われそう」など、自分の手で洗うべきというプレッシャーや周囲の目が気になることで、導入に踏み切れない現実が見えました。調査結果やSNSの声も同様で社会全体で考えていかなくてはならないテーマであると痛感しました。本プロジェクトをきっかけに食洗機をはじめとする家電との暮らしや家事の負担について考え、少しでも皆様の暮らしを応援していきたいと思います。

■手仕事から解放されない一因 いわゆる「家事根性論」の実態

週1回以上家事をする15歳~69歳の男女1,200人を対象に、家事観と効率化に関する意識調査を行ったところ、約4人に1人は「家事は苦労してこそ価値がある」と回答し、さらに約2人に1人が、家事を家電に頼らず自分の手でやるべきと、自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する家事があると実感している実態が明らかになりました。さらに、「食後の食器洗い」は「家電や新しいサービスなどを活用してこれから効率化したい家事」の1位で、「嫌いな家事」や「パートナーとの間で家事負担や家事のやり方について不満を持ったり、話し合いになったりしやすい家事」でも上位にランクインするなど、家電やサービスで解決したい人が多い傾向が見られました。

■家事は自分の手でやるべき? イベントや駅広告を通じて根強い思い込みについて考える

家事をするお客様へのヒアリングから生まれた「家事は自分の手でやるべき」と自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する家事観「家事根性論」に基づくお悩み「食洗機は甘えですか」「素手で洗った方が汚れがよく落ちるんじゃないか…」などに対して、日常の家事や家事分担にまつわるモヤモヤにパナソニックが回答する、掲示板をデザインモチーフとした駅広告を渋谷駅にて掲出します。

また、2月20日(木)から23日(日)の4日間にわたり、 SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペースで『家事のモヤモヤもお皿汚れも、食洗機で洗い流そう』イベントも開催します。パナソニック公式Xで募った「食洗機は甘えですか」などのお悩みについてユーザーやインフルエンサーからの回答にも触れながら、日本社会全体で抱える家事負担の問題や“令和流”理想の暮らし方について考え話すきっかけを提供します。

2月22日は「食器洗い乾燥機の日」として制定されています。この機会に日頃抱えている家事のモヤモヤを洗い流してみませんか?

調査やヒアリングで出た食洗機にまつわるお悩みに回答する駅広告

「食洗機は甘えですか?」をはじめとするお客様のお悩みとそれに対するパナソニックからの回答の駅広告を渋谷駅で展開します。日常の家事や家事分担にまつわるモヤモヤを共有する掲示板をデザインモチーフに、家事をするお客様への調査やヒアリングから生まれた「家事は自分の手でやるべき」と自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する家事根性論に基づくお悩み「食洗機は甘えですか」「素手で洗った方が汚れがよく落ちるんじゃないか…」などに対してパナソニックが回答する、お悩みと回答がセットの広告です。

<お悩みと回答の例>

・「食洗機は甘えですか?」 「大丈夫、甘え上手です。」

・「忙しい母が手洗いしてたんだから、自分も頑張るべき?」 「大丈夫、食洗機に頼ることも家族のために頑張る選択肢です。」

・「海外のように、食洗機に任せて楽をするってダメなこと?」 「大丈夫、日本でも3人に1人が使っています。」

・「食洗機は手洗いよりも落ちにくいイメージ…」 「大丈夫、汚れを落とすプロです。」

※1 「乾燥のみ」の設定では除菌できません。〈除菌の試験内容〉 ●除菌方法:加熱高温水噴射方式 ●除菌対象:庫内食器類 ●試験結果:99 %以上の除菌効果。1種類のみの菌で実施。除菌効果は、食器の量や位置、汚れの程度により異なります。

※2 食洗機の高温水、高圧水流、食洗機専用強力洗剤による洗浄力のこと(当社調べ)。汚れの種類、付着度合いなどによっては、汚れが落ちない場合があります。

【渋谷駅広告概要】

掲出期間:2025年2月17日(月)~2025年2月23日(日)

掲出場所:東京メトロ半蔵門線渋谷駅地下2F改札外コンコース

※駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。※広告をご覧になる際は周囲のお客様にご配慮ください。

リアル体験を通じて、日頃の家事へのモヤモヤを考えるイベント

プロジェクトの一つとして、家事観と効率化に関する意識調査によって集まった家事のモヤモヤが書かれた皿を特製食洗機で洗い流す『家事のモヤモヤもお皿汚れも、食洗機で洗い流そう』イベントを2月20日(木)から23日(日)までの4日間で開催します。「洗い流したい家事のモヤモヤ」が書かれた皿を選ぶか、ご自身の家事にまつわるモヤモヤや水に流したいことを皿に書くと、特製食洗機で皿に書かれたモヤモヤが洗い流され、すっきり洗浄を実感いただけます。

【イベント概要】

イベント名: 『家事のモヤモヤもお皿汚れも、食洗機で洗い流そう』イベント

実施場所:SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペース 

実施期間:2月20日(木)~2月23日(日)

時間   :11時~19時  ※20日のみ15時~18時

<洗い流したい家事のモヤモヤの例>

・「手荒れくらい仕方ない」

・「怠けると癖になるよ」

・「昨日の洗い物そのままじゃん」

・「お皿の手洗いくらい」

より多くの方と日常の家事や家事分担のモヤモヤについて考えるSNSキャンペーン

より多くの方と日常の家事や家事分担のモヤモヤについて考えるSNSキャンペーンを実施いたします。「#食洗機は甘えですか」をつけてX(旧Twitter)アカウントよりご参加ください。参加いただいた方の中から抽選で1名の方にタンク式卓上食洗機(NP-TSP1)をプレゼントします。

【SNSキャンペーン概要】 2/17(月) 0時公開

■キャンペーン期間

募集期間:2025年2月17日(月)0時00分〜3月3日(月)23時59分

■参加方法

①パナソニック公式X (@Panasonic_cp)をフォロー

②「#食洗機は甘えですか」をつけ、ご自身の家事のモヤモヤや意見を投稿

■注意事項

非公開アカウントからの応募は確認ができませんので、公開設定に変更をお願いいたします。

ご応募の際は、パナソニック公式Xアカウントからのメッセージを受信できるよう設定してください。

応募規約や注意事項など、詳細は特設サイトにてご確認ください。

特設サイトのURL: http://panasonic.jp/dish/contents/kajimoya.html

家事観と効率化に関する意識調査:家事は苦労して自分の手でやるべき?

約4人に1人が「家事は苦労してこそ価値がある」と回答するなど、家事を自分の手でやるべきとプレッシャーに感じたり、過度に周囲が期待する家事観の実態が明らかに。

パナソニック株式会社は、週1回以上家事をする男女1,200人を対象に家事観と効率化に関する意識調査を行いました。その結果、約4人に1人は「家事は苦労してこそ価値がある」と回答し、さらに約2人に1人が、家事を家電に頼らず自分の手でやるべきと、自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する家事があると実感しており、自分自身や周囲に対して家事を精神力で乗り越えるべきと考えている実態が明らかになりました。

家事を家電に頼らず自分の手でやるべきと、自らプレッシャーを感じたり、過度に周囲が期待する思い込みの実態の概要は以下の通りです。

調査結果の詳細はこちら http://panasonic.jp/dish/contents/kajimoya.html

・家事が嫌いでも約半数は 「家事はなるべく家電や新しいサービスに頼らず自分でしたい」と回答

・約4割が「家事は手仕事でこなした方が家族のためである」と回答

・「家事は苦労してこそ価値がある」と捉える人は約4人に1人、20代という若い世代でも約3割

・約2人に1人が実感している、いわゆる「家事根性論」

・家電やサービスを活用してこれから効率化したい家事1位は「食後の食器洗い」

・「食後の食器洗い」は嫌いな家事やパートナーとの家事負担の話し合いになりやすい家事でも上位

週1回以上家事をする男女1,200人に聞く、家事観と効率化に関する意識調査 調査概要 

●実施時期:2024年11月16日(土)~11月17日(日) ●調査方法:インターネット調査 ●調査対象:週1回以上家事をする全国の男女15歳~69歳 1,200人 ●調査委託先:マクロミル ※本調査に記載の数値は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

コラム:パートナー間ですれ違いになりがち 水廻りの家事に注意!

調査対象者の中でパートナーと同居している564人に、パートナーとの間で家事負担や家事のやり方について不満を持ったり、話し合いになったりしやすい家事について聞くと、「ゴミ出し」(23.6%)、「浴室の掃除」(16.3%)、「食後の食器洗い」(16.0%)の順となりました。「浴室の掃除」と「食後の食器洗い」は調査対象全体の「嫌いな家事」でも上位ランクインしており、負担感の大きい家事のようです。男女別で見ると、どの家事でも男性より女性の方が「話し合いになりやすい」スコアが高めで、特に「ゴミ出し」は女性からの指摘が多いようです。

生活史研究家・阿古真理さんが解説、家事と根性論が強く結びつくワケ

家事に対する考え方は、育った環境や時代背景によって大きく異なり、専業主婦が当たり前だった時代からの「家事は女性の仕事」「家事は手をかけるべき」という意識が今も残っている世代もあります。家事を家電や他者に頼らず根性で乗り越えようとする精神論は、他者からの評価や視線の影響が大きいです。性別に関係なく仕事にも家事にも関われる働き方の推進など、社会全体での役割分担が根本的に改善されれば家事根性論も徐々に払拭されていくでしょう。

阿古真理(あこ・まり)さん くらし文化研究所主宰 作家・生活史研究家

1968年生まれ。食を中心にした暮らしの歴史およびトレンド、ジェンダーについて執筆活動を行う。主な連載は『東洋経済オンライン』『現代ビジネス』『プレジデントオンライン』。主な書籍は『家事は大変って気づきましたか?』『日本外食全史』(共に亜紀書房)、『日本の台所とキッチン 一〇〇年物語』(平凡社)、『おいしい食の流行史』(青幻舎)、『料理は女の義務ですか』(新潮社)など。

また、自身も育児本を出版し、パパママが楽になる育児ハックを紹介する中で、食器洗いは必ずしも自分の手で行うべき家事ではなく、食洗機に任せるべきと主張するライターのヨッピーさんにもコメントをいただきました。

「家事は苦労してこそ価値がある」という意見についてはつい鼻で笑ってしまいました。大変申し訳ありません。「家事のせいで子どもと遊ぶ時間が減る」とか「分担をどうするかでパートナーと喧嘩になる」とか、そういった問題を解決するためにはわざわざ苦労なんかせずにテクノロジーをばんばん導入するのが良い事だと思っています。我が家も子どもが生まれた事により、増えた洗い物のせいで笑ってしまうくらいに手が荒れたし、赤ちゃん向けの食器は手洗いしづらい形状のものが多すぎるし、きれいに洗えているか心配だから「食洗機が欲しい!」と騒ぐ僕と「台所が狭くなる!」と反対する奥さんで一触即発の危機が訪れてしまいましたが、説得しまくって食洗機を導入したら快適すぎて「天国か!」と思ってしまいました。奥さんも今ではホクホク顔で使っております。

ヨッピーさん 

大阪出身、現東京都在住のライターで子どもを溺愛する2児のパパ。Yahoo!ニュース、オモコロなどWEBメディアでの執筆やニュース番組のコメンテーターなど様々な媒体で活躍中。2024年には「いかに効率よく育児をこなすか?」をテーマにした「育児ハック」を出版。週に8回銭湯に通っており、「銭湯の神」を自称している。

パナソニックの食洗機について

食洗機は、手洗いでは落としにくいベタベタした油汚れも、高温のお湯と専用の洗剤で汚れを溶かしだし、キレイにします。また、強力な水流で、庫内の隅々まで水を噴射し、食器をくまなく洗い上げます。さらに、パナソニックの食洗機は、ストリーム除菌洗浄搭載。50 ℃以上の高温・高圧水流で、洗うと同時に除菌※します。

パナソニックでは、お住まいやキッチンのサイズ、ご家族の人数に合わせ食洗機のラインナップを展開しています。

また、後付けも設置可能な商品、工事不要の商品もご用意しています。

卓上食洗機商品サイト:https://panasonic.jp/dish/

ビルトイン食洗機商品サイト:https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/

NP-TZ500
NP-TSP1
NP-45KD9AP
NP-60EF1W

※ 「乾燥のみ」の設定では除菌できません。〈除菌の試験内容〉 ●除菌方法:加熱高温水噴射方式 ●除菌対象:庫内食器類 ●試験結果:99 %以上の除菌効果。1種類のみの菌で実施。除菌効果は、食器の量や位置、汚れの程度により異なります。

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ビジネスカテゴリ
調理・生活家電
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会社概要

URL
http://panasonic.jp/
業種
製造業
本社所在地
港区浜松町
電話番号
-
代表者名
臼井 重雄
上場
東証1部
資本金
-
設立
1935年12月