TIS、会津若松地域の酒蔵へ遠隔接客体験を行う実証事業を開催
オンラインでも商品や現地の魅力・こだわりをインタラクティブに伝え、地方創生に繋がる新たな遠隔接客体験のサービス・ソリューション像を検証
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、豊洲オフィスのショールームにて、会津若松地域の酒蔵と連携し、遠隔接客体験の実証事業を2021年7月~11月で開催していることを発表します。TISではコロナ禍での移動・観光の規制やプロモーションに課題を持つ地方の生産者に対し、地方創生につながる取り組みとして遠隔接客・ライブコマース事業の検証を実施しています。
TISは、2019年4月より福島県会津若松市のICTオフィス「AiCT(アイクト)」に会津若松オフィスを設置し、会津若松地域のスマートシティ化につながる活動として、注力するキャッシュレス、ロボティクス、ヘルスケアの3分野で社会課題の解決を目指し、活動しています。
本実証では、AiCTに入居する凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)、會津アクティベートアソシエーション株式会社(本社:福島県会津若松市、代表取締役社長:満田 善護、以下 AAA)と連携し、凸版印刷のIoA 仮想テレポーテーション®を活用してTISの豊洲オフィスのショールーム(TIS DIGITAL Innovation Center)より遠隔接客体験の実証を実施しています。
凸版印刷のソリューションである「IoA 仮想テレポーテーション®」を使用し、横幅3メートルの大型3面モニターに向けて会津若松地域の酒蔵からのライブ中継を映像配信することで、まるで酒蔵にいるかのような没入感を高めた遠隔体験を実現します。現地での接客と変わらない体験ができるのか、また商品の購入意欲が高まり、実際の購買につながるか、会津若松へ行きたくなったかなどを検証します。検証結果を踏まえ、地方と都市部をつなぐ遠隔接客・ライブコマース事業の創出を進めます。
■目的と背景
新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、密集を回避する「新しい生活様式」への変容が進む中、観光客をターゲットとする地域の商店や生産者はビジネスモデルの変更が迫られています。観光客の減少や、百貨店等の物産展の縮小により新たなファンを獲得する機会が減っており、遠隔による施設案内・商談に対応できるサービスのニーズが高まっています。
本実証では、大型モニターを介したライブ感のあるインタラクティブな会話による商品紹介が、購買意欲にどのような影響を与えるか、遠隔接客での実用性などを検証し、遠隔地からでも対面と同じように商品の魅力を伝えることができ、購買意欲を向上できるサービスの立ち上げを目指します。
■遠隔接客体験の概要
【実施期間】 2021年7月~11月(全12回開催)
【実施会場】 TIS DIGITAL Innovation Center(TIS豊洲オフィス)
【参加酒蔵】 榮川酒造株式会社 http://www.eisen.jp/website/
名倉山酒造株式会社 https://nagurayama.jp/
鶴乃江酒造株式会社 https://www.tsurunoe.com/
【体験内容】 大型モニターを介して、酒造会社の担当者とインタラクティブなコミュニケーションを行います。
なお、実際の商品購入はイベント中で実施せず、体験の中での試飲や終了後のおみやげ提供による
疑似体験となります。
【各社の役割】 TIS 本実証事業の企画・運営推進
凸版印刷 「IoA 仮想テレポーテーション®」の提供及び技術的支援
AAA 本実証事業の企画・運営における各種支援
<実証事業イメージ>
■遠隔接客体験の中間結果について
本実証は2021年7月より実施しており、8月20日時点で45名にご体験いただきました。体験後のアンケートでは、参加者のうち6割以上が「対面と変わらない体験ができた」、ほぼすべての体験者が「実際に商品を買いたくなった」と評価しています。また、実際に酒造りが行われている会津若松地域の説明を実施していることもあり、「会津に行きたくなった」という意見も多く出ており、商品だけでなく地域にも興味を持ってもらえていることがわかりました。
一方、一時的な画質の劣化や音声の乱れが生じることで、コミュニケーションの質の低下に影響があることも確認されており、通信環境や中継する場所・機材などの改善が必要なことがわかりました。アンケートの集計結果は以下の通りです。
【アンケート結果】
・イベントの満足度
・購買意欲
「説明を受けないとわからないことをリアルタイムに聞けたことで、購買意欲が刺激された」といった声が聞かれました。
中間報告の詳細はこちらをご参照ください。
https://www.tis.co.jp/documents/jp/news/2021/tis_news/20210917_2.pdf
■遠隔接客体験の予定
TISでは引き続き11月まで本実証を行い検証していきます。本実証の体験を希望される方は、希望する日程・時間を記載の上、以下のお問い合わせ先までお申し込みください。
【実証日程】 10月1日(金)、10月8日(金)、10月15日(金)、10月22日(金)、10月28日(木)、11月5日(金)
【時間帯】 16時~18時(1回あたり30分、4回実施)
【お問い合わせ先】
TIS株式会社 ビジネスイノベーションユニット ビジネスイノベーション第1部
E-mail:bin_sol@ml.tis.co.jp
※実証にあたっては東京都からの指導に基づき、三密や換気に配慮し、スタッフのマスク・手袋着用等の衛生対策徹底の上で、イベント内での試飲の実施を了承いただいております。
■今後について
本実証での最終的な検証結果をもとに、その場で商品の購入・決済まで完結できる機能等、事業化にあたって必要となる機能の検討を進めるとともに、常設でのイベントを実施したい事業者と連携していくことで、地方と都市部をつなぐ遠隔接客・ライブコマース事業の事業創出、ひいては社会課題の解決につなげていきます。
TISは、TIS DIGITAL Innovation Centerを活用し、お客様やパートナー企業、TISインテックグループ各社と最新技術を活用したサービス・ビジネスを共創し、社会課題の解決を目指します。
■凸版印刷の「IoA 仮想テレポーテーション🄬」の取り組みについて
IoA(Internet of Abilities:能力のネットワーク)は東京大学大学院情報学環 暦本純一教授により提唱された未来社会基盤で、人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化することを実現します。凸版印刷は、暦本教授との共同研究の成果をもとに「IoA仮想テレポーテーション®」の開発を行い、2019年4月より企業向けにさまざまなサービスを開始しています。「IoA 仮想テレポーテーション®」の活用例としては、遠隔工場見学、遠隔観光体験、遠隔スポーツ観戦、遠隔教育、不動産の遠隔内見などがあります。
サービスサイト:https://www.toppan.co.jp/solution/service/IoAvirtualteleportation.html
■TIS DIGITAL Innovation Center ショールームについて
ショールームでは、「最新テクノロジーにより、今よりもっと豊かになるデジタルの可能性を体験」をコンセプトに最新デジタル技術を活用した展示コンテンツを取りそろえ、最新技術を身近に体験いただける場を提供します。TISオリジナルコンテンツや提携スタートアップのコンテンツの他、今回の実証事業で活用するIoA 仮想テレポーテーション®」を展示しています。
<ショールームでの展示コンテンツ>
<TIS DIGITAL Innovation Centerの所在地>
TIS DIGITAL Innovation CenterはTIS豊洲オフィス内に開設しています。ショールーム、ラボの観覧をご希望の方は下記のお問合せ先までご連絡ください。
住所 :東京都江東区豊洲2-2-1 豊洲ベイサイドクロスタワー
ショールーム 23F TISインテックグループ受付横
ラボ 32F 執務フロア内
営業時間 :平日9:00~17:30
ホームページ:https://www.tis.jp/branding/dic/index.html
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本取り組みに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 ビジネスイノベーションユニット ビジネスイノベーション第1部
TEL:050-1702-4010 E-mail:bin_sol@ml.tis.co.jp
本実証では、AiCTに入居する凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)、會津アクティベートアソシエーション株式会社(本社:福島県会津若松市、代表取締役社長:満田 善護、以下 AAA)と連携し、凸版印刷のIoA 仮想テレポーテーション®を活用してTISの豊洲オフィスのショールーム(TIS DIGITAL Innovation Center)より遠隔接客体験の実証を実施しています。
凸版印刷のソリューションである「IoA 仮想テレポーテーション®」を使用し、横幅3メートルの大型3面モニターに向けて会津若松地域の酒蔵からのライブ中継を映像配信することで、まるで酒蔵にいるかのような没入感を高めた遠隔体験を実現します。現地での接客と変わらない体験ができるのか、また商品の購入意欲が高まり、実際の購買につながるか、会津若松へ行きたくなったかなどを検証します。検証結果を踏まえ、地方と都市部をつなぐ遠隔接客・ライブコマース事業の創出を進めます。
■目的と背景
新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、密集を回避する「新しい生活様式」への変容が進む中、観光客をターゲットとする地域の商店や生産者はビジネスモデルの変更が迫られています。観光客の減少や、百貨店等の物産展の縮小により新たなファンを獲得する機会が減っており、遠隔による施設案内・商談に対応できるサービスのニーズが高まっています。
本実証では、大型モニターを介したライブ感のあるインタラクティブな会話による商品紹介が、購買意欲にどのような影響を与えるか、遠隔接客での実用性などを検証し、遠隔地からでも対面と同じように商品の魅力を伝えることができ、購買意欲を向上できるサービスの立ち上げを目指します。
■遠隔接客体験の概要
【実施期間】 2021年7月~11月(全12回開催)
【実施会場】 TIS DIGITAL Innovation Center(TIS豊洲オフィス)
【参加酒蔵】 榮川酒造株式会社 http://www.eisen.jp/website/
名倉山酒造株式会社 https://nagurayama.jp/
鶴乃江酒造株式会社 https://www.tsurunoe.com/
【体験内容】 大型モニターを介して、酒造会社の担当者とインタラクティブなコミュニケーションを行います。
なお、実際の商品購入はイベント中で実施せず、体験の中での試飲や終了後のおみやげ提供による
疑似体験となります。
【各社の役割】 TIS 本実証事業の企画・運営推進
凸版印刷 「IoA 仮想テレポーテーション®」の提供及び技術的支援
AAA 本実証事業の企画・運営における各種支援
<実証事業イメージ>
<体験の様子(左から榮川酒造、名倉山酒造、鶴乃江酒造)>
■遠隔接客体験の中間結果について
本実証は2021年7月より実施しており、8月20日時点で45名にご体験いただきました。体験後のアンケートでは、参加者のうち6割以上が「対面と変わらない体験ができた」、ほぼすべての体験者が「実際に商品を買いたくなった」と評価しています。また、実際に酒造りが行われている会津若松地域の説明を実施していることもあり、「会津に行きたくなった」という意見も多く出ており、商品だけでなく地域にも興味を持ってもらえていることがわかりました。
一方、一時的な画質の劣化や音声の乱れが生じることで、コミュニケーションの質の低下に影響があることも確認されており、通信環境や中継する場所・機材などの改善が必要なことがわかりました。アンケートの集計結果は以下の通りです。
【アンケート結果】
・イベントの満足度
「大画面での視聴だったので、テレビやZoomで見るのとは違い、対面している方をよりリアルに感じることができた」、「30分間の会話を通して、鶴乃江酒造さんのファンになった。現地に行きたくなった。観光意欲にとてもつながると思う。」といった声がありました。
・購買意欲
「説明を受けないとわからないことをリアルタイムに聞けたことで、購買意欲が刺激された」といった声が聞かれました。
中間報告の詳細はこちらをご参照ください。
https://www.tis.co.jp/documents/jp/news/2021/tis_news/20210917_2.pdf
■遠隔接客体験の予定
TISでは引き続き11月まで本実証を行い検証していきます。本実証の体験を希望される方は、希望する日程・時間を記載の上、以下のお問い合わせ先までお申し込みください。
【実証日程】 10月1日(金)、10月8日(金)、10月15日(金)、10月22日(金)、10月28日(木)、11月5日(金)
【時間帯】 16時~18時(1回あたり30分、4回実施)
【お問い合わせ先】
TIS株式会社 ビジネスイノベーションユニット ビジネスイノベーション第1部
E-mail:bin_sol@ml.tis.co.jp
※実証にあたっては東京都からの指導に基づき、三密や換気に配慮し、スタッフのマスク・手袋着用等の衛生対策徹底の上で、イベント内での試飲の実施を了承いただいております。
■今後について
本実証での最終的な検証結果をもとに、その場で商品の購入・決済まで完結できる機能等、事業化にあたって必要となる機能の検討を進めるとともに、常設でのイベントを実施したい事業者と連携していくことで、地方と都市部をつなぐ遠隔接客・ライブコマース事業の事業創出、ひいては社会課題の解決につなげていきます。
TISは、TIS DIGITAL Innovation Centerを活用し、お客様やパートナー企業、TISインテックグループ各社と最新技術を活用したサービス・ビジネスを共創し、社会課題の解決を目指します。
■凸版印刷の「IoA 仮想テレポーテーション🄬」の取り組みについて
IoA(Internet of Abilities:能力のネットワーク)は東京大学大学院情報学環 暦本純一教授により提唱された未来社会基盤で、人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化することを実現します。凸版印刷は、暦本教授との共同研究の成果をもとに「IoA仮想テレポーテーション®」の開発を行い、2019年4月より企業向けにさまざまなサービスを開始しています。「IoA 仮想テレポーテーション®」の活用例としては、遠隔工場見学、遠隔観光体験、遠隔スポーツ観戦、遠隔教育、不動産の遠隔内見などがあります。
サービスサイト:https://www.toppan.co.jp/solution/service/IoAvirtualteleportation.html
IoA 仮想テレポーテーション® サービス概要
■TIS DIGITAL Innovation Center ショールームについて
ショールームでは、「最新テクノロジーにより、今よりもっと豊かになるデジタルの可能性を体験」をコンセプトに最新デジタル技術を活用した展示コンテンツを取りそろえ、最新技術を身近に体験いただける場を提供します。TISオリジナルコンテンツや提携スタートアップのコンテンツの他、今回の実証事業で活用するIoA 仮想テレポーテーション®」を展示しています。
<ショールームでの展示コンテンツ>
「TIS DIGITAL Innovation Center」ショールーム 展示コンテンツ
<TIS DIGITAL Innovation Centerの所在地>
TIS DIGITAL Innovation CenterはTIS豊洲オフィス内に開設しています。ショールーム、ラボの観覧をご希望の方は下記のお問合せ先までご連絡ください。
住所 :東京都江東区豊洲2-2-1 豊洲ベイサイドクロスタワー
ショールーム 23F TISインテックグループ受付横
ラボ 32F 執務フロア内
営業時間 :平日9:00~17:30
ホームページ:https://www.tis.jp/branding/dic/index.html
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本取り組みに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 ビジネスイノベーションユニット ビジネスイノベーション第1部
TEL:050-1702-4010 E-mail:bin_sol@ml.tis.co.jp
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