『GQ JAPAN』がカルティエと「ジェンダーの平等」をテーマに「CELEBRATE INTERNATIONAL WOMEN’S DAY」を3月8日に開催
『GQ』が掲げるマニフェスト、「Change is Good(変わることはいいことだ)」に基づき、「自分らしく生きることができる社会」について考える。
『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン発行)が2020年よりすべての『GQ』とともに世界統一のグローバル・メッセージとして掲げているマニフェスト、「Change is Good(変わることはいいことだ)」。 “変化することは良いことであり、より良い未来のために必要である“という考えに基づき、多様性、ジェンダーの平等、持続可能性、そしてメンタルヘルスといった4つの課題に『GQ』が一丸となって取り組んでいくというものだ。『GQ JAPAN』では3月より2カ月にわたり、文化的・社会的課題に自らアクションを起こし変化を生み出そうとする、多様性、ジェンダーの平等、持続可能性、メンタルヘルスの4分野におけるチェンジメーカーたちをオンラインで取り上げる。また、2024年3月8日(金)の「国際女性デー」にはカルティエとともに「自分らしく生きることができる社会」について考察するトークイベントを開催。デジタルとイベントの2種類のプラットフォームで世界に変化を起こすべく、一緒に考え行動していくことを呼びかける。
時代のアイコンに注目するデジタルプロジェクト『GQ HYPE』で、『GQ JAPAN』が最初に取り上げるテーマはジェンダーの平等。商業施設や駅などの外出先のトイレの個室に生理用品の入ったボックスを設置し、誰でも簡単に手に入れることができるサービスの提供を開始する「オモテテ」CEOの高堰うららに注目した。「女子が学業で目立ってもいいし、好き勝手していいんだよと伝えたい」と話す高堰は、女性のエンパワーメントについて考える機会が増えるようになった当時、具体的な答えを提案できず、発信側になるには知識と力が足りていないと気づき葛藤したという日々を明かした。高堰のバックグラウンドやオモテテを起業した背景、オモテテのサービス『unfre.』の今後の展望についてたっぷりと語ってくれた。
『GQ HYPE』:https://www.gqjapan.jp/article/20240304-urara-takaseki-hype
さらに、2024年3月8日(金)の「国際女性デー」には、長年女性のエンパワーメントに取り組むカルティエと『GQ JAPAN』がタッグを組み、「ジェンダーの平等」をテーマに「CELEBRATE INTERNATIONAL WOMEN’S DAY」を開催。本イベントには高堰も登壇し、「人を応援し後押しするだけでは不十分。広い意味で個人がより主体的に、自由に生きられる社会のあり方を目指し続けたい」と語った。当日は俳優・アーティストの森崎ウィンや俳優・小澤征悦も登壇し、ジェンダーに関わらず、誰もが自由に能力を発揮し、「自分らしく生きることができる社会」についてトークを繰り広げた。
■「CELEBRATE INTERNATIONAL WOMEN’S DAY」開催
2024年3月8日(金)の「国際女性デー」に、長年女性のエンパワーメントに取り組むカルティエと、マニフェストとして「Change is Good(変わることはいいことだ)」を掲げる『GQ JAPAN』がタッグを組み、「CELEBRATE INTERNATIONAL WOMEN’S DAY」を開催。「GQ HYPE」にも登場した高堰うららや俳優・アーティストの森崎ウィン、俳優・小澤征悦が登壇し、男性とともに女性をエンパワーメントするトークセッションを実施した。
【高堰うらら コメント】
「快適な『生理ライフ』の実現により生活を便利にすることをはじめ、生理が自己責任とされてきた社会のあり方を変える事業の拡大を目指していきます。今後も“生理”や “女性”といったテーマに限らず、今まで見逃されてきた『違和感』や『ニーズ』へ積極的に目を向け、より魅力的な社会を実現するチャンスと捉えながら、課題解決や事業の展開に取り組んでいきたいです」
【森崎ウィン コメント】
「人に自分の考えを強く強要しないことが、現代における多様性的な生き方考え方になるのではないかと思います。一方、僕が悩むのは、次世代との関わり方です。多様性という言葉の恐ろしいところは、逆を言えばなんでもありにも聞こえます。注意が出来ない、指導が出来ない。そんな世の中もまた少し違う気がします。そのような中で僕に出来ることは、女性だから男性だからという見方をしない。その人自身を見て、受け入れる。そして、最高のプロジェクトを共に成し遂げる。それに限ります」
【小澤征悦 コメント】
「究極を言えば、女性男性と言う表現ではなく、自分が所属している集まり、もしくはその組織の中の人物を『仲間』という言葉で括り、その仲間と共にお互いを尊重し合える関係性を作ることが大事なのではないかと思います。 1 番大切なのは『個人』だと思います。一人ひとりの個性を大切にし、お互いに認め合い、助け合い、支え合っていくことができれば、女性も男性も関係なく、人間らしくいられるのではないかと考えます」
【『GQ JAPAN』ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント 石田潤 コメント】
「メンズ・メディアとしてジェンダーの平等というテーマに真正面から取り組むのは、グローバルメディアであるGQならではの視点だと思います。逆に言えば、こうしたテーマを取り上げるのがユニークであると感じられるのは、そもそも男性がこの問題に積極的な関心を持っていないということの表れでもあります。今回のイベントを始まりとして、今後も男性も巻き込んだジェンダー平等やダイバーシティを議論する機会を定期的に設けてゆくことで、誰もが互いを尊重する社会を作る足掛かりとなればと思います」
【『GQ』 デピュティ・グローバル・エディトリアル・ディレクター兼 英版『GQ』編集長 アダム・バイダウィ コメント】
「最近よく考えるのが、シンパシー(同情)とエンパシー(共感)の違いについてです。同情は、誰かを見たときに『可哀想。でもそれが自分でなくてよかった』と感じること。一方共感は、自分がその人の立場になったときの気持ちを考え、『自分ができることはなにか』と考えることです。社会の50%にあたる女性が不平等に扱われているという事実に対して、私たちはそれを『ひどい』と思いながら傍観することもできるし、または自分のことのように怒りやフラストレーションを覚えることもできます。私は後者のように考えられる人間でありたいと思います」
■「CELEBRATE INTERNATIONAL WOMEN’S DAY」概要
・ 日時
2024年3月8日(金) 19:00~21:00
・ 登壇者
【Session 1:『次世代の女性エンパワーメントに必要なものとは〜誰もが公平に活躍できる社会に〜 』】
モデレーター・タレント/プロデューサー 国山 ハセン
俳優・アーティスト 森崎 ウィン
オモテテ株式会社 代表取締役 高堰 うらら
『GQ JAPAN』ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント 石田 潤
【Session 2:ともに輝くためのパートナーシップとは】
モデレーター・タレント/プロデューサー 国山 ハセン
俳優 小澤 征悦
作家 川上 未映子
データサイエンティスト 宮田 裕章
『GQ』 デピュティ・グローバル・エディトリアル・ディレクター兼 英版『GQ』編集長 アダム・バイダウィ
■「CHANGE IS GOOD」
男性性という概念は、いまなお未完成なものであり、なにが男性的なことなのかについてのかんがえかたは、これからも変わっていく。GQは1957年以来、変わりつづけて今日を迎えている。世界で5000万人を数えるわれわれの読者にとって、GQは信頼に足る友人であり、われわれの生き方や時代への向き合い方、そしてわれわれを取り囲む世界にわれわれ自身が与える影響のあり方におけるさまざまな変化を、推奨し、うながしてきた。いまわれわれは、多様性、ジェンダーの平等、持続可能性、そして精神的な健康というものを新たな視点で重視し、さらに推進していく。なぜなら、変わることはいいことだから。
【GQ JAPAN】
1957年に米国で創刊し、現在20の国と地域で発行する、クオリティ・ライフスタイル誌『GQ』の日本版。Globalな視点で物事を考えるIndependentな男性の24時間365日の情報源として、2003年に創刊。知性・品性・感性を備え、本質にこだわる男性のためのライフスタイル誌として、幅広い層から支持を得ている。時代に影響を与える各界の男性たちを毎年年末に表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」も好評。
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【コンデナストについて】
コンデナストは、『VOGUE』『GQ』『AD(アーキテクチュラル・ダイジェスト)』『コンデナスト・トラベラー』『ヴァニティ・フェア』『WIRED』『ザ・ニューヨーカー』『グラマー』『アリュール』『ボナペティ』『セルフ』など、アイコニックなブランドを有するグローバルメディア企業です。ニューヨークとロンドンに本社を置き、あらゆるプラットフォーム向けに賞を獲得したジャーナリズム、コンテンツ、エンターテインメントを制作。中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、スペイン、台湾など世界31の市場で事業を展開しています。
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