自衛隊独自の訓練を描いたノンフィクション第4弾!「どうしたら強くなれるのか」の答えを求めて訓練に明け暮れた陸上自衛隊・第一線部隊の記録。
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2020年9月23日(水)に、『自衛隊最強の部隊へ-FTC対抗部隊編』を刊行いたします。
本書は、福岡県北九州市小倉に駐屯する第40普通科連隊が、無敗の富士トレーニングセンター対抗部隊との戦闘を描いた電子書籍『40連隊 VS FTC無敗部隊との闘い』を増補・再編集したものです。
どうしたら強くなれるのか…、その答えを求めて訓練に明け暮れた陸上自衛隊・第一線部隊の記録です。
《まえがきより抜粋》
「本日、私は、FTC部隊および陸曹を代表し、FTC部隊以外には一度も渡したことのない門外不出のメダルを隊員の総意で渡しに参りました」
富士トレーニングセンター(通称FTC)副隊長の挨拶が始まりました。この日は、東部方面混成団主催による有志によって開催された私の陸上自衛隊退官パーティーでした。北九州小倉に所在する第40普通科連隊時代の多くの同志や日本各地で苦楽を共にした仲間が集まりました。久し振りに会った仲間達と固い握手を交わし熱く語りあっていた時に、“サプライズゲスト”として登場しました。
FTCの副隊長が話し始めた時、場内が一瞬で静かになりました。なぜなら、打倒FTCを掲げ、40連隊と激戦を繰り広げた敵部隊の副指揮官が話し始めたからです。
張り詰めた空気の中、スピーチが始まりました。
まず、なぜ退官パーティーに参加したかをゆっくりとした口調で話し始めました。10年の歳月が経ち、20回以上の人事異動を経て、当時のFTCの隊員がほぼ入れ替わってしまった今でも、FTC部隊と激戦を繰り広げた第40普通科連隊と連隊長について、語り継がれていることを、初めて聞きました。
FTC副隊長は、現役や元FTCの隊員、特に陸曹の強い要望によりメダルの授与と当時の激戦の様子を語りに、富士から退官パーティーへ参加してくれたのです。
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【目次】
【著者プロフィール】
二見 龍(ふたみ りゅう)
防衛大学校卒業。第8師団司令部3部長、第40普通科連隊長、中央即応集団司令部幕僚長、東部方面混成団長などを歴任し陸将補で退官。防災士、地域防災マネージャー。現在、株式会社カナデンに勤務。Kindleの電子書籍やブログ「戦闘組織に学ぶ人材育成」及びTwitterにおいて、戦闘における強さの追求、生き残り任務の達成方法等をライフワークとして執筆中。著書に『自衛隊最強の部隊へ-偵察・潜入・サバイバル編』、『自衛隊最強の部隊へ-CQB・ガンハンドリング編』(ともに誠文堂新光社刊)、『警察・レスキュー・自衛隊の一番役に立つ防災マニュアルBOOK』(ダイアプレス刊)がある。
【書籍概要】
書 名:自衛隊最強の部隊へ-FTC対抗部隊編
著 者:二見 龍
仕 様:B6判、184ページ
定 価:本体1,500円+税
配本日:2020年9日月23日(水)
ISBN:978-4-416-62054-0
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誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/general/48561/
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株式会社 誠文堂新光社
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