超音波式ヒートシール検査機『ULTRASONICA® UE-02』が「JAPAN PACK AWARDS 2025」で最優秀賞を受賞
ヤマハ株式会社(以下、当社)のグループ会社であるヤマハファインテック株式会社(以下、YFT)の超音波式ヒートシール検査機『ULTRASONICA® UE-02』が、「JAPAN PACK 2025 日本包装産業展」(2025年10月7日~10日、東京ビッグサイト)において、「JAPAN PACK AWARDS 2025」の包装関連装置・機器カテゴリーで最優秀賞を受賞しました。

「JAPAN PACK AWARDS(ジャパンパックアワード)」は、包装機械、包装関連機器、包装資材、その他包装関連製品の新規性・独創性、安全・衛生性、省エネルギーなどに関する技術研究・開発の優れた成果を称える取り組みです。新製品・新技術の創出促進を目的として2009年にスタートし、包装機械・包装関連機器、包装関連装置・機器、包装資材関連製品の3つのカテゴリーを設定し、幅広い分野の技術研究・開発の成果を表彰しています。
今回受賞した『ULTRASONICA® UE-02』は、特許取得済み技術である空中超音波式アレイセンサーと、YFT独自の音響信号処理技術により、包装シール部のシール状態を画像化し不良判定を行うことを可能にした画期的な製品です。本アワードでは、音・音楽の領域で培ってきた当社ならではの音響信号処理技術による超音波センシングという革新的な手法が高く評価されました。さらに、食品・医薬品・化学製品など多くの業界が抱える包装シール工程の品質管理や省人化という社会課題に対し、赤外線センサー、外観検査カメラやX線などの従来方式では困難とされてきた全数品質保証を実現し、長年の課題解決に寄与した点も評価されました。
YFTは、包装分野における安心・安全への意識の高まりや、製造現場での人手不足・省人化への関心の高まりを背景に、包装不良ゼロの実現に向けて、国内外の包装機械・包装資材メーカーおよび検査装置メーカーとの連携を一層強化しながら、『ULTRASONICA® UE-02』の市場導入を推進してまいります。
超音波式ヒートシール検査機 ULTRASONICA® UE-02について
超音波式ヒートシール検査機『ULTRASONICA® UE-02』は、空中超音波式センサーと独自の音響信号処理技術を応用し、包装シール部の内部不良を非破壊・非接触で全数検査できる装置です。シワや噛み込みなどのシール不良検出に加え、弱溶着の予兆管理も可能です。これにより、100%トレーサビリティと生産設備の予防保全を実現し、作業員の技術に依存しない全数検査体制を構築できます。また、超小型センサーを採用しており、包装充填機内に組み込みやすく、持続的な品質管理と不良流出リスクの低減に貢献します。
製品サイト

ヤマハファインテック株式会社について

会社名 |
ヤマハファインテック株式会社 |
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代表者 |
代表取締役 川見 朋寛 |
所在地 |
静岡県浜松市中央区青屋町283 |
事業内容 |
カーパーツ事業部:高級車内装用加飾パネルの開発・製造・販売 |
URL |
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