【ホテルオークラ東京】虎ノ門で、虎が吠える!蘆雪、栖鳳、春草、応挙など珠玉の約70点が集結◆チャリティーイベント『第24回 秘蔵の名品 アートコレクション展』動物たちの息吹
【期間】2018年7月30日(月)~8月23日(木) 25日間 【会場】ホテルオークラ東京 宴会場「アスコットホール」(地下2階)◆6月1日(金)より前売券 販売開始
今回は、ホテルオークラの所在地である港区「虎ノ門」の名にちなみ、虎をはじめとする動物の絵画を一堂に展示します。『動物たちの息吹』と題した本展には、35の企業、美術館、団体、個人の方々にご賛同・ご協力いただき、約70作品の名画を拝借し、公開します。
- 第1章 田園のなかの動物
美しい風景の中でのどかに佇む動物のその姿に、心が和み、癒されます。
<見どころ①>
企業や個人から拝借した貴重な西洋絵画を出展。
「秘蔵の名品」という名を冠した絵画展。今回も、企業や個人が所有する珍しい貴重な絵画を展示いたします。
- 第2章 動物画の魅力
<見どころ②>
大迫力!宮内庁所蔵の2点を含む、虎の名作全7点、計12頭が出現。
・巧みな画技と描写で二条城や内裏にも作品を揮毫した
岸竹堂 《猛虎図屏風》千總
・月明かりのもと、咆哮する虎を描いた秀作
山本芳翠《猛虎一声》東京藝術大学【右】
・言わずと知れた京都画壇を代表する
竹内栖鳳 《虎》宮内庁 三の丸尚蔵館
・日本通運所蔵の滅多に公開されない貴重な肉筆画!
葛飾北斎 《武松候虎の図》日本通運
<見どころ③>
「ブーム」では済まされません。真の「表情」を描いた、春草とフジタの猫。
猫ブームと言われて久しい昨今、明治期においても、猫への愛好心が人々にありました。当時活躍した菱田春草や藤田嗣治ら巨匠たちが描く猫は、その特徴・本質をよく捉えており、見る人は作者の猫に対する情熱は一過性のものではないと確信することでしょう。息吹が吹き込まれた猫の作品5点を、出展します。
菱田春草 《黒猫》 播磨屋本店
◆36歳で夭折した近代日本絵画の重要作家。菱田春草が描いた黒猫の2作品を、展示します。「春草の黒猫」は永青文庫所蔵の重要文化財として《黒き猫》が有名ですが、その前後に制作された 《黒猫》(播磨屋本店)、《柿に猫》(個人蔵) の2作品を紹介いたします。
藤田嗣治《猫》 東京藝術大学
©Fondation Foujita/ADAGP,Paris &JASPAR,Tokyo,2018 E3043
◆愛猫家として知られる藤田嗣治が描いた《猫》(東京藝術大学)。親子の猫がお互いを大事そうに寄り添って眠る姿に、癒しと愛おしさを感じずにはいられません。
<見どころ④>
応挙、蘆雪の犬。思わず笑みがこぼれる可愛い犬たち
円山応挙《十二支図の内 菊狗子》海の見える杜美術館
◆「応挙の描く犬」はといえば表情豊かで、丸々とした親しみやすい仔犬の絵を数多く残したことで広く知られています。
長澤蘆雪《一笑図》同志社大学文化情報学部
◆子どもと犬が戯れる様子が実にユーモラスに描かれています。
- 第3章 花鳥繚乱
<見どころ⑤>
艶やかに、華やかに。花鳥繚乱、ところ狭しと羽ばたく鳥たち
石崎光瑤《孔雀》海の見える杜美術館
◆宮内庁 三の丸尚蔵館より出展される竹内栖鳳 《虎》と並ぶのは、その師弟関係にあたる石崎光瑤の屏風図です。大きく広げた羽を見せる左隻と、右隻では飛び立たんとする孔雀が描かれています。
- 『第24回 秘蔵の名品 アートコレクション展』 開催概要
【開催期間】 2018年7月30日(月)~8月23日(木) 25日間 期間中無休
【開催時間】 10:00~17:30(最終入場17:00) ※初日のみ12:00~
【会 場】 ホテルオークラ東京 宴会場「アスコットホール」(地下2階)
【主 催】 企業文化交流委員会
委員長: 銭谷 眞美 東京国立博物館 館長
委 員: 森田 富治郎 第一生命保険株式会社 特別顧問
委 員: 齋藤 宏 みずほフィナンシャルグループ 名誉顧問
委 員: 松下 正幸 パナソニック株式会社 取締役副会長
委 員: 村上 勝彦 公益財団法人 大倉文化財団 理事長
委 員: 池田 正己 株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長
【協 賛】 ホテルオークラ東京、ホテルオークラ共栄会
【後 援】 文化庁、観光庁、港区、NHK、日本赤十字社、公益社団法人企業メセナ協議会、一般社団法人日本経済団体連合会、日本経済新聞社
【協 力】 公益財団法人大倉文化財団・大倉集古館、 社会福祉法人NHK厚生文化事業団、山元、日本通運
【監 修】 金原 宏行(美術史家)
熊澤 弘 (東京藝術大学 准教授)
【学 芸 員】 神津 瑛子、遠藤 加奈子
【学術協力】薩摩 雅登(東京藝術大学 教授)
田中 知佐子 (大倉集古館 副主任学芸員)
【入 場 券】6月1日(金)より前売券販売 <7月29日(日)まで>
一般 ¥1,300(前売券¥1,000)/大学・高校生 ¥1,000(前売券¥900)
※中学生以下無料。※価格は全て税込。
【販売場所】 ・ホテルオークラ東京
(公式ウェブサイト、フロント、コンシェルジュデスク、各レストラン・バー)
・チケットぴあ(Pコード:991-722)・ローソンチケット(Lコード:32886)
・JTBレジャーチケット、JTB電子チケット「PassMe!」・e+(イープラス)
・Yahoo! JAPANデジタルチケット(Pass Market)
【事 務 局】 ホテルオークラ東京 営業企画部
TEL:03-3505-6110(月~金9:00~17:00/祝日を除く)
本展の純益は、日本赤十字社、NHK厚生文化事業団、Hotel Okura Tokyo Cultural Fund* を通じて社会貢献の為に寄付いたします。
* Hotel Okura Tokyo Cultural Fundとは、ホテルオークラ東京が設立した芸術・文化支援ファンドです。本美術展の純益は、「美術」に特化した活動を行う団体へ寄付いたします。
【アートコレクション展の歴史】
ホテルオークラ東京の創業者 大倉喜七郎(1882-1963)は、横山大観などの日本画家たちを全面支援し、1930年にイタリア・ローマにて「日本美術展覧会」を開催するなど美術をはじめとする芸術への造詣が深く、「ホテルは人々が集い、文化・芸術が交流する場である」という強い理念を抱いていました。
その思いを継承し、1994年、企業が所有する「日頃目に触れる機会のない作品を広く公開したい」という趣旨でこの展覧会は始まりました。当時、バブル崩壊後の価格破壊が取り沙汰される中、チャリティーイベントという枠組みでそれらの作品を一般公開する内容が大きな反響を呼び、17日間の会期で約34,000人もの来場者数を記録しました。当初はホテル内での展示ということもあり異例づくしでしたが、23回の実績を重ねる中で徐々に企業のみならず美術館・団体・個人の方々にもご協力をいただけるようになりました。回を重ねる毎に蓄積されたデータベースとノウハウをもとに、秘蔵といわれる作品を展示しております。
【ホテルオークラ東京について】
穏やかで安らぎに満ちた、日本ならではのおもてなしのスタイルを表現したロビー。それは、時を越えて輝きを放つ「和の伝統美」の結晶です。伝統を大切にしながらも常に最高の味を求めて前進する料理、癒しや寛ぎを追求した様々なタイプの客室。時代に流されない確かな品位と新しいスタイルが絶妙に交差した本物のオリジナリティが溢れるホテルです。 2015年9月以降も別館で営業を継続しております。本館につきましては、2015年8月末に営業を休止し2019年竣工予定です。
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-10-4
TEL:03-3582-0111(代表)
アクセス:東京都メトロ日比谷線・神谷町駅、南北線・六本木一丁目駅 ※いずれも徒歩10分以内
webサイトURL:http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/
インスタグラム公式アカウント:https://www.instagram.com/hotelokuratokyo/
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