【オイシックス・ラ・大地】6月はプライド月間 LGBTQ+への理解と支援を示す企業連合プロジェクト「Pride Action30」に初参加

~多様な人材が集いアイデアを出し合うことで、より多くの人が幸せな“食”を楽しめる社会を目指す~

 食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)は、世界中でLGBTQ+の権利を啓発するための活動・イベントが行われる6月のプライド月間(Pride Month)に合わせて、グループ全体でさまざまな取り組みを実施しています。今年度からは初めて、パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員プレジデント・CEO:樋口 泰行)と特定非営利活動法人プライドハウス東京(東京都新宿区)が企画運営する企業連合プロジェクト「Pride Action30」に参加しています。

■プライド月間に向けた取り組み実施の背景

 当社では、事業規模の拡大とともに集うメンバーの多様性も拡がり、現在は23か国の国籍を有するメンバーが在籍しています(2025年3月末時点)。当社グループ全体の基本姿勢としては、働くすべての人の人格、人権、個性を尊重し、「国籍・人種・性別・セクシュアリティ等の属性による不当な差別を行なわず、多様な価値観を尊重する」を掲げています。多様な人材が集い、それぞれのアイデアを出し合うことで、ソリューションの幅を広げ、事業の成長につなげています。そしてその成長が、より多くの人が幸せな“食”を楽しめる社会へと繋がっていくと考えています。この考えのもと、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)委員会を設置。LGBTQ+部会、障がい者部会の2つの部会を通して、情報発信や取り組みの強化を図り、事業成長に貢献しています。

■プライド月間(2025年度)の取り組み

1.企業連合プロジェクト「Pride Action30」に初参加

 「Pride Action30」は、企業が主体となってLGBTQ+への理解と支援の声を上げることで、LGBTQ+やそうかもしれないと思っている方々にとって、安心して働くことができる環境作りを前進させ、よりよい社会へとつながるという考えのもと始まったプロジェクトです。当社は今年度初めて、無償パートナーの「Team PA30」に参加します。具体的な取り組みとして、社員1人1人にLGBTQ+当事者に対する理解を深め、今すぐできるアクションを見つけてもらうために、本社オフィス内へのPOP掲示やLGBTQ+についての理解を深められる特別コーナーを設置、本社オフィスを含む全拠点に「Pride Action30」のPOPを掲示しています。

URL:https://pridehouse.jp/prideaction

▲本社オフィスに設置の特別コーナー
▲POP掲示の様子

2.グループ会社の社屋にレインボーバナーを掲載

 グループ会社であるシダックスコントラクトフードサービス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:堤 祐輔)の社屋エントランスにレインボーのバナーを設置しています。当事者の方に向けて当社もアライ※であることを伝えることを意識して、日々多くの人が行き交う神宮通りに面した社屋に掲示しています。デザインは、当社で取り扱っている様々な個性を持つ野菜を使って、虹色を表現しています。

※LGBTQ+当事者を理解し支援する人のこと

3.虹の6色をちりばめた特別仕様のダンボールで商品をお届け

 Oisixでは、2025年6月22日(日)でサービス開始25周年を迎えることを記念して、2025年6月19日(木)より3ヶ月に渡り特別企画を開催しています。その一つの取り組みとして、お客様に商品をお届けするダンボールを特別デザインにしています。テーマは「食べる人も・つくる人も・食材も、みんながいきいきと輝ける食」。虹の6色をちりばめたカラフルなデザインが特長で、誰もが生き生きと輝ける社会を目指すプライド月間の想いにも共鳴しています。これからももっと気軽に、もっと楽しく、誰もが無理なく健やかに楽しめる食卓が送れるよう、サービス全体で多彩な商品を展開していきます。

URL:https://www.oisix.com/sc/25th_brandmessage

【ご参考】これまでの当社での取り組み

1.全社員向け研修「コミュニケーションの新しいあたりまえ」を実施

 2025年3月5日(水)に全社員向け研修として、LGBTQ+当事者である元なでしこリーガーの下山田 志帆さんと編集者・フォトグラファー・ライターの中里虎鉄さん、そしてなでしこリーグ「スフィーダ世田谷FC」トップチーム 監督の川嶋珠生さんによるトークセッションを実施しました。当事者の方が在籍するなでしこリーグにおいて日々どのようなコミュニケーションを行っているのか、どのような日常生活を送っているのかを知ることで、「みんながうれしいコミュニケーション」という新しい当たり前を社員全員が考えるきっかけになりました。

2.全社員向けに、LGBTQ+に関する意識と職場環境の匿名調査を実施

2025年2月に、全社員に向けてLGBTQ+に関する意識と職場環境の匿名調査を実施しました。「当社の従業員の間でLGBTQ+の理解は進んでいると思うか」という質問に対しては、85%が「進んでいる」と回答(有効回答数:265)。「会社全体で、これからを担っていく新しい世代、新しい価値観をもった仲間をどんどん受け入れ理解していこうと動いているのを感じている。それが社内はもちろん社会的に『当たり前のこと』となるよう当社からアクションしていきたい」という声もあがりました。本調査を定期的に実施することで社員の声をつぶさに拾い、今後もLGBTQ+にフレンドリーな職場作りのためにできることがないかを検討していきます。

3.社内アライ(ALLY)サークル「PRiSM!」の活動

 2024年4月から、LGBTQ+の理解を深めてアライを増やし、様々な人が安心して自分らしく働ける環境を作ることを目的に、社内アライサークル「PRiSM!」の活動を開始しています。LGBTQ+の当事者とアライとの対話や学びの場や、他企業のアライチームとの交流、読書会、関連施設やイベント訪問を行うなど、1~2ヶ月毎にさまざまな活動を実施しています。

4.人事規程の適用範囲を拡大

 2024年10月から、同性パートナー、もしくは多様なジェンダーの組み合わせ、夫婦別姓など、法的な婚姻手続きを選ばなくてもパートナーと生活する、または、している方々も「家族として」特別休暇や慶弔見舞金の適応となるよう人事規程の適用範囲を拡大しています。

 また、同性パートナーが上記の制度を活用するために必要となる証明書は、自治体から発行される証明書の他、住んでいる自治体に関わらず、誰もが制度を使えるよう、民間パートナーシップ証明書「Famiee(ファミー)」の利用を可能としています。あわせて配偶者や両親を登録することが多い緊急連絡先を、戸籍上の家族ではない方の連絡先とすることや、性別移行に伴いビジネスネームを変えることも可能としています。

オイシックス・ラ・大地株式会社について

 オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校、病院などの給食事業を展開する「シダックス」、買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。

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会社概要

URL
https://www.oisixradaichi.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー5F
電話番号
050-5305-0549
代表者名
高島宏平
上場
東証プライム
資本金
9億2994万円
設立
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