【新刊発売のご案内】『「役所の人はアイデアを出すのが苦手」は本当か?』著:大里 学(博報堂 UNIVERSITY of CREATIVITY フィールドディレクター)
「答え」のない課題に向き合う手法を役所に
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:名倉健司、以下 博報堂)が運営するUNIVERSITY of CREATIVITY(以下 UoC)で、創造性と地方自治体などをテーマに研究を行うフィールドディレクター・大里 学が、このたび書籍『「役所の人はアイデアを出すのが苦手」は本当か?~アイデアの手札を増やす、自治体向け手法「25分3周ブレスト」~』を出版しましたのでお知らせいたします。
UoCは未来創造の技術としてのクリエイティビティ(創造性)を研究・開発し、社会実験していく研究機関として、「創造性特区」の実現を目指し、全国自治体と連携し、地域の創造性をさらに進展させていくために必要な要素や条件を調査・研究する取り組み「創造性のマネジメント」研究を行っております。
その取り組みの中で、著者が市役所の特別職非常勤として行政の現場を観察し、公式決定のための「会議」や情報交換としての「立ち話」はあるものの、答えのない課題に対して解決策を探る「打ち合わせ」が存在しないという構造的課題を発見し、処方箋として「25分3周ブレスト」を開発しました。
本書は、「答え」のない課題に向き合うすべての自治体職員に向けた、新しいアイデア創出の実践書です。「25分3周ブレスト」の進め方の解説はもちろん、読者がすぐに現場で実践できるよう、メンバー選定や声のかけ方、進行のステップ、応用例までを網羅しています。今日から使える仕組みとして、繰り返し実践し、組織全体にアイデア体質を育むことを目指しています。
書籍情報

『「役所の人はアイデアを出すのが苦手」は本当か?』
著者:大里 学
仕様:A5判・並製・160頁
定価:2,420円(税込)
発行:株式会社公職研
発売日:2025年9月24日(水)
※一部の書店ではすでにお買い求めいただけます。
※地域・書店によって店頭での発売日は前後する場合がございます。
ISBN:978-4-87526-464-4
出版社リンク:https://www.koshokuken.co.jp/publication/practical/20250618-851/
目次
はじめに
発見篇
第1章 役所の企画・総務に1か月、ハーフパンツで座ってみました
第2章 役所で「打ち合わせ」を行うための壁
第3章 そもそも「アイデア」ってなんだっけ?
手法篇
第4章 やってみよう「25分3周ブレスト」実践ガイド
第5章 「25分3周ブレスト」現場レポート
応用篇
第6章 「25分3周ブレスト」を自分の武器にしよう
第7章 「25分3周ブレスト」のその先へ
あとがき
著者プロフィール
大里 学(おおざと まなぶ)
UNIVERSITY of CREATIVITY フィールドディレクター。福井県大野市生まれ。福井県立大野高校、早稲田大学第一文学部を経て、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジおよびロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で修士課程を修了。2007年より株式会社博報堂勤務。雑誌『広告|恋する芸術と科学』副編集長(2012–2014)。米日財団 日米リーダーシッププログラム(USJLP)フェロー(2022–)、千葉県君津市専門委員(2022–)、鹿児島県日置市参与(2024–)。専門は公共セクターにおける創造性と制度の創造的転化、人材育成。
UNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)
UoCは、株式会社博報堂が設立した未来創造の技術としてのクリエイティビティを研究・開発・社会実装する専門機関です。「We are All Born Creative. すべてのニンゲンは生まれながらにして創造的である。」を理念に、AIやビッグデータが急速に普及する今こそ、創造力を人類最大の資本として捉え直し、新しい文明の地図を描くための「クリエイティビティの港」となることを目指しています。文理芸や産官学の垣根を超えて、多様なクリエイティビティの研究と実験を掛け合わせることで、世界の課題解決や新たな感動の源泉を生み出していきます。
公式サイト:https://uoc.world/
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