小学5・6年生が三重の海女の1000年以上引き継いできた海の守り方の伝統を独自取材してPR「みえのうみ通信社」が開催されました!
2022年8月29日(月)・30日(火)三重県志摩市・鳥羽市
海と日本プロジェクトin三重県実行委員会は、三重県の小学5・6年生が、三重県の志摩市の海で、海女をはじめとした海で働く人たちに取材し、海洋問題を学びながら美しく豊かな海の環境保全を目指す体験学習、「みえのうみ通信社~1000年続く伝統を再確認~三重の豊かな海の守り方」を、8月29日~30日に開催しました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・8月29日~30日/9月3日・7日(後半は参加可能な日を選んでのオンライン会議)
・三重県志摩市・鳥羽市
・17人
・志摩市大王町船越前浜/志摩自然学校/鳥羽市立海の博物館/三重県水産研究所 など
- ベテラン海女に取材、採るアワビの大きさにはルールがあった
午後は志摩自然学校に到着、ガイドによる漕ぎ方の講習を受けて、海へ漕ぎ出します。ガイドは途中、ここ3年で海草が急激に減ってしまったことを説明し、その後はみんなで無人島へ。無人島ではメガネを使って海の様子をのぞき込み、海草がほとんどないことを目の当たりにすると、子供たちからは驚いた様子が見られました。
この日最後に訪れたのは鳥羽市立海の博物館、ここで海女の動画や、鳥羽・志摩地方で古くから使われている漁の道具の展示などを見て更に知識を深めます。ホテルについても子供記者の業務は終わりではありません。それぞれの班に分かれて、今日取材したことについてまとめていきます。
- 三重県水産研究所で最新技術を学ぶ、そして二日間で学んだことをまとめに
午後は、この二日間で学んだことを形にするために、各班に分かれて話し合い、「今、海に何が起きているのか」それを受けて「自分たちはどうしていくのが良いのか」を発表しました。
次に、スーパーマーケット「ぎゅーとら」の惣菜担当の人たちと、海についてのメッセージを込めたお弁当を考え、タイトル、伝えたいメッセージ、包装紙の絵柄などを決めていきます。このお弁当は後日、実際に店舗で販売されます。最後に、自分たちの学んだこと、伝えたいことを海と日本プロジェクトin三重県実行委員会の廣田恵子委員長に発表しました。
- オンラインで添削を受け、文章をより良いものに
- 参加者の声
<団体概要>
団体名称:海と日本プロジェクトin三重県実行委員会
URL:https://mie.uminohi.jp/
活動内容:三重県は南北180キロにわたって海岸線に面していて、海ととみに経済や文化が育まれてきました。そんな海の歴史や海が果たしてきた役割、そして私たちに与えてくれる海の恵みや楽しさを再発見し、海ともっとふれあい、海のことを「自分ごと」としてとらえてもらうきっかけを提供しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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