利用者の看取り期に寄り添う。ホームヘルパーにできる「身体面での看取りケア」とは
サービス提供責任者・ホームヘルパーのための本『へるぱる 5・6月』
3月31日(水)発売の『へるぱる 5・6月』では、看取り期にある高齢者の体の変化とホームヘルパーにできるケアについて紹介。また、気温が上がる時期に特に気を付けたい食中毒対策について特集します。
■看取りケアを支えられるホームヘルパーに
“最期の日”が近づいてきた人に対して、残された時間をよりよく過ごせるよう支援する看取りケアについて『へるぱる 1・2月』では、看取りケアの全体像を踏まえた心構えと、利用者や家族への精神的な関わりについて取り上げました。今号では「訪問介護職ができる身体介護編」として、利用者の体に現れるおもな症状に対し、身体介護をおこなう際に必要な視点や、実践的な介助のポイントをお届けします。
いわゆる「看取り期」にある利用者の体には、様々な変化が現れます。なかでも、多くの人に共通する「食欲不振」「便秘」「むくみ」「不眠」「皮膚トラブル」などの症状を例に、ホームヘルパーとしての対応法を紹介します。また、高齢者の皮膚トラブルについて、介護の現場でよく見られる「褥瘡(じょくそう)」や、まだ知らない人も多い「スキン-テア(皮膚裂傷)」を中心に、医療コーナーにて掘り下げます。
■ホームヘルパー目線で考える「食中毒予防」
年間を通して発生する食中毒ですが、気温の上昇とともにそのリスクは高まります。特に、免疫力や抵抗力が衰えがちな高齢者は重症化しやすく、調理支援はもちろん、それ以外の場面でも食中毒予防をしっかりおこなう必要があります。厚生労働省が提示している食中毒予防の6つのポイントを軸に、買い物支援、調理支援、食事介助で注意すべきことをまとめました。
<目次>
・看取りケアを支えられるホームヘルパーに(2)訪問介護職ができる身体介護編
・知識と工夫で利用者の健康を守る!食中毒予防
・予測し、ルールをつくり、備える「クレーム・苦情対応」
・うつらない うつさない介助術 ー新型コロナウイルス感染症予防の観点からー
・「自立支援」と「重度化防止」の観点で読み解く「老計第10号」
・コロナ禍における働きやすい職場づくり
・事例から考えるあいまいゾーン
・高齢者の薬&生活への影響
・利用者・家族等からのハラスメント
・介護保険制度をはじめ気になる話題をお届け!「知っとこ! 介護ニュース」
・実例をもとに考える「訪問介護の書類の書き方」
・高齢者の皮膚トラブル
・高齢者でも食べやすい時短レシピ 他
<刊行情報>
『へるぱる 5・6月』
■発行:世界文化ライフケア
■発行・発売:世界文化社
■発売日:2021年3月31日(水)
■定価:2,000円(本体1,818円+税10%)
■公式HP:https://helpal.jp/
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