NEC、みなと子ども食堂と連携し、「デジタル月間」にプログラミング教室を開始

NECは、NPO法人みなと子ども食堂(東京都港区、以下 みなと子ども食堂)と連携し、みなと子ども食堂の取り組みの一つである学習支援事業の中で、子ども食堂利用の小学生を対象に、STEAM教育としてのプログラミング教室を10月20日(月)に開始しました。
本取り組みは、NECグループ社員が持つプロフェッショナルスキルを活用し、自治体やNPO、社会起業家、教育機関などが抱える課題に取り組むNECプロボノイニシアティブ(注)の一環で実施します。
また、みなと子ども食堂と連携したプログラミング教室は、昨年度に引き続き2回目となります。デジタル月間の10月に開催することで、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」の実現に貢献していきます。
<プログラミング教室の概要>
① 期間 :2025年10月20日(月)~2026年3月16日(月)(毎月1回実施)
② 場所 :みなと子ども食堂学習会会場(港区内)
③ 参加者:11名(小学4~6年生)
④ 内容 :プログラミングや空間認識、問題解決能力の育成に役立つツールとして世界中で注目され、メタバース教育の一環としても広がっている教育版Minecraft(マインクラフト)を活用し、子どもたちが自らのアイデアをデジタル世界に反映させる体験を通じて、未来の社会との接点を築いていきます。
⑤ 昨年度の実績:
MITメディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を用いたプログラミング講座を実施し、16名の小学生が参加しました。アニメーションやゲーム制作に挑戦し、「自分のアイデアが形になって嬉しい」「もっと複雑な動きを作ってみたい」といった声が寄せられ、プログラミングへの関心と自信を育む貴重な機会となりました。
<港区子ども若者支援課・課長 矢ノ目 真展 様からのコメント>
港区では、すべての子どもたちが安心して学び、成長できる環境づくりを目指し、地域の皆様と連携した支援に力を入れています。港区が主催する「港区子ども食堂ネットワーク会員」であるNEC様とNPO法人みなと子ども食堂様によるプログラミング教室は、子どもたちがデジタル技術に触れ、自分の可能性を広げる貴重な機会となっており、大変心強く感じております。今後も、こうした企業や地域団体との協働を通じて、子どもたちの未来を支える取り組みを推進してまいります。
NECは、DXカンパニーとして「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」の実現に向けて、さまざまな子ども食堂と連携したSTEAM教育を進めていきます。
(注)NECプロボノイニシアティブ(NECグループのプロボノ活動):
https://jpn.nec.com/community/ja/resources/business_supporter.html
2010年に国内企業としては初めてプロボノを開始し、2020年には社内有志による「NECプロボノ倶楽部」が発足。2010年度から2024年度末までに社員2,013名が参加。自治体やNPO、社会起業家、教育機関等と連携し、プロモーションの強化、業務マニュアル・営業ツールの制作、事業計画策定、マーケティング調査、プロジェクト型学習等を支援。
<本件に関するお問い合わせ先>
NEC コーポレートコミュニケーション統括部
E-Mail:sco@csr.jp.nec.com
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