Windows10 IoT Enterprise採用の検針業務に特化した省電力で堅牢なハンディターミナル“PRea GT-40” を発売
水道・ガス・電気などの公共料金を算定するための検針業務において、ハンディターミナルは広く活用されています。検針業務では、屋外で移動しながら長時間使用するケースが多く、落下の衝撃や雨水の影響を受けるリスクもあり、省電力性と高い堅牢性が求められています。
このたびキヤノンMJが発売するハンディターミナル“PRea GT-40”は、省電力CPU(NXP i.MX 8M)を搭載し、上位機種と比較して稼働時間が約60%※1向上しています。また、堅牢性と耐環境性に加え、物理テンキーボードや多様なインターフェースを備えており、検針業務を強力にサポートします。最新OSであるWindows 10 IoT Enterprise LTSC2021の採用により、最新の開発環境(Visual Studio 2022)にも対応しています。豊富なWindows 周辺機器や既存のアプリケーションを使用することができ※2、高度なセキュリティと管理機能が提供されます。
■ IT資産の有効活用が可能なWindows10 OSを採用
OSにWindows 10 IoT Enterprise LTSC2021を採用することで、既存のWindows資産やデータを使用できます。また、一般向けのWindows 10とは異なり、特定用途向けのOSとなっており、強固なセキュリティや長期のサポートが提供されます。
■ 検針業務をサポートする「道具」として、使い易さをとことん追求
5型の大型カラーLCD と感圧式タッチパネルを採用し、手袋でも使いやすい設計としています。また、数値入力の操作性にこだわった物理テンキーボードはキーピッチを広くし、大きなボタン形状を採用することで押しやすさを実現しています。さらに、見やすく読みやすいユニバーサルフォントの採用により押し間違いを防止します。また、多様なインターフェース(無線LAN、Bluetooth、IrDA、USB Type-C)を搭載し、各種有線/無線環境との接続が可能です。
■ 長年のノウハウを詰め込んだ現場利用で安心の1台
長年にわたり評価をいただいている堅牢性と耐環境性を合わせ持つ設計で、落下の衝撃や水による故障からデータを守り、安心して現場で使用できます。また、これまで同様バッテリー交換が容易なため、外出先での予備バッテリーへの交換による長時間運用も可能です。
■ ご利用用途に応じて選べる2モデルをラインアップ
● GT-40(基本モデル)
大画面タッチパネルにテンキーボード、各種通信インターフェースを搭載したベースモデルです。タブレットやプリンター一体型ハンディターミナルと比較して軽量・コンパクトで狭い場所でも使いやすく、片手で持って作業ができます。用途に応じて様々なモバイルプリンターに帳票出力可能です。
● GT-40P(プリンター一体型モデル)
GT-40基本モデルにプリンターを付けたモデルです。最大36行/ 秒※3のスピード印字が可能なサーマルプリンターを搭載。一体型のため印刷開始までに時間がかかることがなく、業務の効率化を強力にサポートします。別売ロールペーパーホルダーを使用することで大容量ロール紙を、別売連帳用キャリングケースを使用することでファンフォールド紙(蛇腹用紙)を使用することが可能です。
製品名 | 希望小売価格(税別) | 発売日 | 国内販売計画 |
PRea GT-40 PRea GT-40P | 300,000円 315,000円 | 2024年6月3日 | 10,000台/年 |
※1. PRea GT-50Pとの比較。当社規格試験による。
※2. すべてのWindows 10機器との接続を保証するものではありません。
※3. 室温状態で1Pロール紙、満充電状態の新品電池使用の場合。
一般の方のお問合せ先 :キヤノンマーケティングジャパン株式会社 エッジデバイスソリューション企画部 ハンディターミナル企画課 03-6719-9847
ハンディターミナルホームページ :https://canon.jp/business/solution/ht-mobile
ニュースリリース ホームページ :https://corporate.canon.jp/newsrelease
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