世界的に排外主義が進む現代。“知の巨人”佐藤優が「愛国心」に潜む罠を解き明かす!『愛国の罠』10月16日発売

株式会社ポプラ社

株式会社ポプラ社は、ポプラ社新書の新刊『愛国の罠』を10月16日(木)に発売いたします。

昨年のトランプ大統領の再選、移民受け入れ問題、「日本人ファースト」の台頭など国内外で排外主義

が広がりつつある昨今。宗教なきこの時代に大多数の人々が信仰するのは「貨幣と民族(国家)」だ

と、佐藤氏はいいます。一方で、国家を信じ、神格化する動きが活発になると、世界的な右傾化、排外

主義が進んでしまうことに。この時代を生きる私たちは「愛国心」とどう向き合えばいいのか――。

本書は、"知の巨人"といわれる佐藤優氏による、21世紀の新しい「愛国心」論をテーマにした7時間にわたる講義録。ウクライナ戦争やトランプ大統領、日本の参議院選挙など、具体的な諸問題を取り上げながら、「愛国」に潜む罠を解き明かしていきます。情報に流されず、自分で考えるための必読書となるはずです。

目次

まえがき

ガイダンス なぜ、今「愛国心」を語るのか

1時間目 国家とは何か
国家の定義/なぜ産業社会に国家があるのか/バランスが変わりつつある国家…など

2時間目 国民とは何か
臣民から国民(ネーション)へ/なぜ日本人という国民が生まれたのか/道具主義と原初主義/スターリンは民族をどう考えたか/新聞が国民意識を作る…など

3時間目 ナショナリズムとは何か
アーネストゲルナーの「否定神学」/階級と民族/ナチズムから逃れる術はあるのか/社内の中の、熱が溜まる場所/なぜ人間は差別をしてしまうのか…など

4時間目 レーニンの『帝国主義』でウクライナ戦争を読み解く
第一次世界大戦を別の視点で捉えていたレーニン/価値観戦争に見せかけた帝国主義戦争/ロシアは国境を「面」で捉える/帝国主義戦争の舞台となっているウクライナ…など

5時間目 トランプによって世界はどう変わるか ―エマニュエル・トッド『西洋の敗北』を読み解く―
愛国主義はコスパがいい/「アメリカの敗北」をよく理解しているトランプ/「宗教ゼロ」状態の21世紀/進行する「政治不信」の正体…など

6時間目 これからの日本が生き残るために
外交を分析するための「三つの体系」/日本は戦略的に戦争に深入りしなかった/日本は常に「面従腹背」の外交をしてきた/帝国の「亜周辺」だった日本…など

7時間目 愛国心を間違いないために
反ワクチンと排外主義は親和性がある/「日本人ファースト」をどう批判するのか/政治の本来あるべき姿/微力であって、無力ではない…など

あとがき

著者プロフィール

佐藤 優(さとう・まさる)

作家。1960年生まれ、東京都出身。1985年同志社大学大学院博士課程(前期)組織神学専攻修了(神学修士)。外務省・

主任分析官として対ロシア外交を中心に情報分析に従事したインテリジェンスの第一人者。『国家の罠 外務省のラスプーチン

と呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を、『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノ

ンフィクション賞を受賞。第68回菊池寛賞受賞。『読書の技法』(東洋経済新報社)、『勉強法 教養講座「情報分析とは何

か」』(KADOKAWA)、『危機の正体 コロナ時代を生き抜く技法』(朝日新聞出版)、『天才たちのインテリジェンス』

(ポプラ社)など著書多数。

写真・竹井俊晴

書籍情報

タイトル:『愛国の罠』

著者:佐藤 優

本体:1,078円(税込)

発売:2025年10月16日

書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201279.html

Amazon>>https://amzn.to/4qitJES

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会社概要

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URL
https://www.poplar.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西五反田3丁目5番8号 JR目黒MARCビル12階
電話番号
03-5877-8101
代表者名
加藤 裕樹
上場
未上場
資本金
-
設立
1948年06月