ファンケルが「がんアライアワード2023」で「ゴールド」を4年連続受賞!
「がんアライアワード」とは、「がんアライ部(*)」主催のがんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰するものです。2018年から開始し、今年で6回目の開催となります。
当社は、「がんアライ宣言の実施」と「がん治療と仕事の両立」に対して理解を示した「風土づくり」「相談できる環境づくり」「制度・配慮」の三つの観点で総合的に評価され、特に優れた取り組みを行っている企業の一つとして「ゴールド」を4年連続で受賞することができました。
約7割が女性従業員である当社は、「女性が多い職場であること」「社内にも乳がん経験者がいたこと」「乳がんは自分でも見つけられるがんであること」から、2017年から「乳がんセミナー」を女性従業員対象に開始しました。この取り組みを筆頭に、さまざまな支援活動が評価され、今回の受賞につながりました。
(*)「がんアライ部」は、治療しながら働くがん罹患者が、いきいきと働くことができる職場や社会を実現するための民間プロジェクトです。
https://www.gan-ally-bu.com/activitycontent
【当社の主な取り組み】
【1】働く人を支える制度・体制
● 基本方針の表明
従業員の健康が経営の基盤であるという認識のもと、従業員がいきいきと笑顔で働けるよう従業員の健康づくりに積極的に取り組み、2017年8月にファンケルグループ「健康経営宣言」を制定。2018年3月には健康支援室を設立した。
● 各種制度
・傷病/病気休職制度
長期療養が必要ながんを含む私傷病の罹患時に、最長1年休職できる制度。
・短時間勤務制度/短日勤務制度
がんをはじめとした身体的な病気を抱える従業員が、本人の希望する時間や日数でフレキシブルに勤務できる「アソシエイト正社員」を導入。正社員としての雇用を維持しながら、治療と仕事の両立を実現している。
・リハビリ出勤制度
療養から復職する際、復職プログラムを最長6カ月で設定し、健康支援室の産業医および保健師が部署と連携してサポートを実施。短時間勤務からスタートできるプログラムを整備している。
● 支援体制
・従業員相談窓口の設置
保健師6人が所属する健康支援室と人事部で、相談窓口体制を整備。
・保健師・産業医などの医療職による支援
療養から復職する際、復職プログラムを最長6カ月で設定し、健康支援室の産業医および保健師が部署と連携してサポートを実施。必要な配慮などを専門的立場で助言することで、部署の対応と本人の両立を支援している。
・両立支援プランの策定・実行
がん療養者に対しては、社内外で利用できるサポートや、休職や復職、業務との両立をイメージできるようまとめた「がん治療と就労の両立支援ハンドブック」を作成し、全従業員へ周知。治療する従業員だけでなく、上司も状況を把握し、健康支援室と職場が協力した両立支援プランの策定や実行に役立てている。
【2】働く人を支える風土・環境
・医師によるがん検診セミナーをオンラインで開催。
・「管理職研修」で、治療と仕事の両立支援に関しての内容を実施。
・がんに関するe-ラーニングコンテンツの提供。
産業医や保健師が、女性のがんを含む健康に関する動画を作成し、全従業員がいつでも視聴できるよう社内動画配信システムに掲載している。
・ピンクリボン月間にあわせて、2023年10月18日から20日社員食堂前で、乳がんの早期発見啓発活動を実施。自己触診方法の説明、乳がんモデルを実際に触ってみる、グローブの配布など実施。
【今後の抱負】
厚生労働省の調査で、がん患者の約3人に1人は、20代から60代でがんに罹患し、多くの方が仕事を持ちながら通院しているという報告があります。
当社は、すべての方に「健やかで自分らしいいきいきとした生活を送っていただきたい」と考え、製品やサービスで社会課題の解決に取り組んでいます。がんの罹患数が増加し続けている中、今後も、従業員の健康づくりと、もし罹患しても治療と仕事の両立ができるサポートの仕組みを構築し、自分らしく生きがいを感じながら働き続けられる体制づくりを推進してまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像