なぜ京都は中心都市から脱落したのか?――京大出身の経済学者が統計データを駆使して分析する『京都 未完の産業都市のゆくえ』が本日発売!

かつて、江戸、大阪と並ぶ三都のひとつだった京都はいつから「古都」に甘んじるようになったのか? その停滞の原因とは? 通俗的イメージを覆し、京都人の間で論争必至の「京都論」です。

株式会社新潮社

「空襲がなかったから古い町並みが残る」「京料理は和食の代表」「インバウンドで大儲けしている」――これらの印象論は正しいのか? 「千年の都」の軌跡を京大出身の経済学者が統計データを駆使して分析する『京都 未完の産業都市のゆくえ』が9月19日に新潮社から発売されました。


■『京都ぎらい』著者、国際日本文化センター所長・井上章一氏も推薦

著者は統計的なデータを縦横に駆使している。いわゆるエビデンスも、可能なかぎりあつめきった。京都の近現代史は、これこれの点で、他都市とくらべゆがんでいる。そんな叙述にも、有無を言わさぬ説得力がある。こんなデータが、こういうところに活用できるのかと、あちこちでうならされた。




■書籍内容紹介

「空襲がなかったから古い町並みが残る」「京料理は伝統的和食の代表」「職住一致が空洞化を防いだ」「魅力的景観は厳しい保護策のおかげ」――これらの印象論は本当に正しいのか? 地元の「洛中」礼賛一辺倒に疑問を持つ京大出身の経済学者が「千年の都」が辿った特異な近現代の軌跡を、統計データを駆使して分析する。



■著者紹介:有賀健(ありが・けん)

1950年、兵庫県尼崎市生まれ。京都大学経済学部卒。イェール大学経済学博士(Ph.D.)京都大学名誉教授。専門は労働経済学を中心とした応用経済学。主著Internal Labor Market in Japan(Cambridge University Press, 2000共著)。甲子園でソロムコのサヨナラ安打を見て以来のタイガースファン。愛読書はル・カレ、C.カミング、L.オスボーンやF.ブローデルの作品。



■書籍データ

【タイトル】『京都 未完の産業都市のゆくえ』

【著者名】有賀健 著

【発売日】9月19日

【造本】選書

【本体定価】1925円(税込)

【ISBN】978-4-10-603901-0

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603901/

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220
代表者名
佐藤隆信
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1896年07月