【都内の大型複合施設で初】“ごみ”として捨てられていた割り箸が家具として帰ってくる! ~豊島区の見解を得て使用済み割り箸を「有価物」と扱う資源活用を実現~ 9月1日より使用済み割り箸の循環モデルを始動
株式会社サンシャインシティ(東京都豊島区、代表取締役 社長執行役員:脇英美)は、ChopValue Manufacturing Japan(チョップバリューマニュファクチャリング)株式会社(東京都港区、代表取締役:山上剛史、以下ChopValue Japan)と連携し、9月1日(火)より東京都豊島区にある大型複合施設サンシャインシティの館内各所で使用済み割り箸を回収し、新たな製品へと活用する取り組みを開始します。
これまで豊島区では、廃棄物処理法に基づき使用済み割り箸を「廃棄物」と位置付けていたことから、継続的な回収・再資源化はできませんでしたが、年間3,000万人以上が来館するサンシャインシティから出る“ごみ”をより削減していく本取り組みの実施に向けて豊島区へ事前相談を行い、2026年6月、この取り組みのスキームにおいて使用済み割り箸を「有価物(資源)」として取り扱うことは問題ないとの見解を同区より得ました。回収した使用済み割り箸は、川崎市にあるChopValue Japanのマイクロファクトリーでテーブル等にアップサイクルされ、サンシャインシティ館内に再び帰ってきます。
なお、商業施設・オフィスビル・イベントホール等を含む大型複合施設で使用済み割り箸を回収し、アップサイクルにつなげる取り組みは都内初となります(サンシャインシティ調べ)。

※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます
d20364-1150-f9443303f059a8d5a86570cf1688a596.pdf年間130億膳以上、大量廃棄される割り箸を“ごみ”から“資源”へ
日本では年間およそ130億膳(260億本)以上の割り箸が消費され、その大半が使用後に可燃ごみとして焼却されています(※1) 。関東圏だけでも1日約2,700万本が廃棄されている一方、使用済み割り箸は法制度上「廃棄物」として扱われるため、民間企業が継続的に回収し、再資源化に繋げる仕組みを構築することが難しいという課題がありました。
当社は、ChopValue Japanとともに、使用済み割り箸の品質管理・保管・運搬体制等を整理した資料をもとに豊島区へ事前相談を行った結果、この取り組みのスキームにおいて、使用済み割り箸を「有価物(資源)」として取り扱うことは問題ないとの見解を得ました。これにより、本取り組みにおいて、対象となる使用済み割り箸を“ごみ”として焼却処分するのではなく、分別・回収し、“資源”として新たな製品へと活用する道が開かれました。

2026年7月27日(月)から、当社事務所や専門店街アルパ従業員休憩室、オフィスワーカー専用ラウンジなどの 一部で実施している割り箸回収トライアルでは、汚れたまま・水洗い不要で投入できる手軽さもあり、8月27日時点(開始1か月)で竹製約11,000本、アスペン製(※2)約5,000本、合計約16,000本(約43kg)を回収しました(CO2排出削減換算:698kg-CO2e)。この結果を受けて本格回収へ移行するとともに、トライアル期間中に回収したアスペン製割り箸は、ChopValue Japanのマイクロファクトリーで実証用テーブルに生まれ変わり、2026年10月頃にサンシャインシティ内のオフィスワーカー専用ラウンジに設置される予定です。
「自分が回収に協力した割り箸が、まちの一部になって帰ってくる」過程を可視化し、義務ではなく「ワクワクする循環体験」として、テナント・ワーカー・来館者の皆さまとともに資源循環を育てていきます。
※1 出典:財務省 普通貿易統計2025年 品別国別表 (輸入 1-12月:確々報) 9部 44-46類より算出(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&stat_infid=000040424876)
※2 ヤナギ科(ポプラ科)の落葉広葉樹の木材。柔らかく軽い素材のため強度が低く、回収の手間の多さや再製品化のコストの高さからリサイクルが難しいとされてきました。

ChopValue Japan
カナダ・バンクーバーで設立されたChopValueの日本法人として、2024年にChopValue Manufacturing Japan株式会社が設立。同年、神奈川県川崎市に日本初のフラッグシップ・マイクロファクトリーをオープン。地域で回収した使用済み割り箸を再資源化し、テーブルや椅子などの高品質な家具・建材にする独自技術とブランドを持つ。
グループでは、これまでに2億9,105万本の割り箸を再利用し、廃棄物の 削減と環境負荷の軽減に貢献している。現在は国内の循環型経済の実現に向けパートナーとの様々な施策に挑戦している。
公式webサイト:https://chopvalue.jp/
割り箸の循環モデル実現に向けた背景
■使用済み割り箸に着目した背景
サンシャインシティでは、施設内で出るごみの15種類の分別に取り組み、リサイクル率79%を達成しています。「環境負荷を低減し、さらにリサイクル率を高めるために、“燃えるごみ”の中に埋もれている資源はないか」―そう考えた当社が着目したのが、飲食店やオフィスで日々使用され、使用後は燃えるごみとして廃棄されていた割り箸でした。
■使用済み割り箸を「有価物」として取り扱うまで
使用済み割り箸が「廃棄物」に当たるか、「有価物」として取り扱えるかは、物の性状、排出の状況、通常の取扱い形態、取引価値の有無、占有者の意思などを踏まえて各自治体で総合的に判断されます。
当社とChopValue Japanは、回収する割り箸の種類や品質管理、保管、運搬、取引方法などを整理し、豊島区へ事前相談した結果、この取り組みのスキームにおいて使用済み割り箸を有価物として取り扱うことは問題ないとの見解を得ました。これにより、対象となる使用済み割り箸を焼却処分せず、資源として継続的に回収し、製品化につなげることが可能になりました。

サンシャインシティ内で割り箸回収トライアルを実施
2026年7月27日(月)より、竹製・アスペン製の使用済み割り箸を分別投入できる回収箱を設置しました。汚れたまま・水洗い不要で投入できる手軽さもあり、日常の中で多くのテナント従業員・ワーカーに分別にご協力いただきました。回収箱は、当社グループ事務所、サンシャイン水族館・サンシャイン60展望台スタッフ休憩室、専門店街アルパ従業員休憩室、オフィスワーカー専用ラウンジ(サンシャイン60ビル)など、計9か所に設置しました。これに加え、7月30日(木)〜8月1日(土)に施設内で開催された「サンシャインシティ納涼盆踊り大会」の会場でも回収を行い、多くの来館者にご協力いただきました。

回収実績:約16,000本(約43kg)※2026年8月27日時点
CO2排出削減換算:約698kg-CO2e
検証内容:設置場所ごとの回収量、分別状況やごみの混入状況、最適な回収頻度、回収ボックスのサイズ等
スタッフ休憩室などでは概ね分別ができていた一方、一部でごみの混入や分別間違いが見られたため、分別案内の表示を改善しました。イベント会場では他のごみの混入や分別間違いが比較的多かったことから、案内表示や回収箱の設置方法に、さらなる改善が必要であることが分かりました。場所ごとの回収量に応じた回収頻度・回収体制を整え、9月1日(火)から本格回収へ移行します。
■サンシャインシティで集めた割り箸が、製品になって「帰ってくる」
トライアル期間中に回収したアスペン製割り箸は、ChopValue Japanの川崎マイクロファクトリーで、実証用テーブル(※)へ加工する予定です。2026年10月頃の完成・設置を目指し、サンシャインシティ内のオフィスワーカー専用ラウンジで活用します。また、回収した竹製割り箸についても、サンシャインシティ内で使用するテーブル等へ加工する予定です。
数か月前に自分が分別した割り箸が製品となってサンシャインシティに戻ってくることで、身近な資源が活用されていることを可視化します。「なんかいいことしたかも」と思える、気軽で楽しい循環体験へとつなげていきます。
※ChopValue Japanが現在製品化しているのは竹製割り箸を原料とする製品で、アスペン製割り箸を用いた製品は実証段階です。

9月1日(火)より本格回収を開始!
9月1日(火)より、サンシャインシティの館内各所で使用済みの竹製・アスペン製割り箸の本格回収を開始します。(※家庭から使用済み割り箸を持ち込むことはできません)。専門店街アルパ・スカイレストランやALTA内で割り箸を提供している飲食店5店舗でも分別回収をスタートし、順次ご協力いただける店舗を増やしていく予定です。
これにより、年間70万本(約1.8トン)の回収を見込んでおり、回収した竹製割り箸はChopValue Japanの川崎マイクロファクトリーで新たな素材へ加工し、什器や小物に姿を変えてサンシャインシティ内の各所に戻り、実際に活用されます。アスペン製割り箸については、製品化に向けた実証を進めます。今後は池袋エリアでの回収機会を広げるとともに、使用済み割り箸から生まれた製品を、池袋エリアで活用することも目指します。
サンシャインシティを一つの「資源循環の拠点」として、来館者やテナント、ワーカーのちょっとした行動が、池袋のまちの新たな価値につながる循環モデルの構築を目指します。
<回収場所>
サンシャイン水族館・サンシャイン60展望台スタッフ休憩室、オフィスワーカー専用ラウンジ(サンシャイン60ビル)、専門店街アルパ・スカイレストラン内の飲食店5店舗、専門店街アルパ従業員休憩室、ALTA内の飲食店・従業員休憩室、展示ホールで開催される物産イベント会場等
コメント
ChopValue Manufacturing Japan株式会社 代 表取締役 山上 剛史 氏
使用済みの割り箸が、再びまちに帰ってきます。そんな資源循環の世界を、サンシャインシティ様とともに実現できることを心から嬉しく思います。本協業が資源循環を加速させ、池袋から新たな循環の価値を広げていく所存です。皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社サンシャインシティ 総務部サステナビリティ推進室長 中山 映未
わずか数十分使っただけでごみとして捨てていた割り箸が、こんなに素敵なテーブルに生まれ変わることに驚いたのが、本取り組みのきっかけでした。自分が分別した割り箸が家具となって帰ってくることで、日常の小さな行動が資源循環につながることを実感していただけたら嬉しいです。今後もテナントやワーカー、来館者の皆さまとともに、サンシャインシティらしい、楽しみながら参加できるサステナビリティの取り組みを広げてまいります。

※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-1150-f9443303f059a8d5a86570cf1688a596.pdf
※状況により、内容・スケジュールが変更・中止となる場合がございます。
※画像はイメージです。
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■サンシャインシティ 概要
所在地:東京都豊島区東池袋3-1
営業時間:各施設により異なる
問合せ先:サンシャインシティ総合案内 03-3989-3331
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