グアテマラ/フエゴ火山噴火:噴火の影響を受ける子ども65万人【プレスリリース】
ユニセフ、心のケア、保護などの支援実施へ
【2018年6月9日 グアテマラ/パナマ 発】
ユニセフ(国連児童基金)とパートナー団体は、グアテマラのフエゴ山噴火の影響を受ける地域に暮らす65万人以上の子どもと若者が必要不可欠とする支援を提供するために活動しています。これまでに1万2,000人以上が避難を余儀なくされ、数百人の子どもを含む約3,700人が緊急避難所に身を寄せています。
「このような緊急事態では、子どもたちが適切な食事や栄養、保健、保護、安全な水や衛生環境を得られない可能性があります」とユニセフ・グアテマラ事務所代表のカルロス・カレラは述べました。「避難所に暮らす子どもたちを含めて、影響を受けている子どもたちが、確実に健康を維持し、病気や暴力から守られるようにしなければなりません」
グアテマラのユニセフチームは、子どもたちとその家族が緊急に必要としている支援および支援活動の調整を図るために、政府およびパートナー団体と共同で現状調査を実施し、以下を含む支援活動の調整をしています。
- 影響を受けている子どもたちとその家族に対する心理社会的ケアの提供
- 家族と離ればなれになってしまった子どもたちに対する家族との再会の支援
- 避難所に暮らす子どもたちの確実な保護
- 水と適切な衛生環境の提供
- 子どもにやさしい空間の設置
- 子どもたちへの適切な栄養支援、乳幼児には母乳育児の効果を訴求
- 教育の継続および可能な限り速やかな学校の再開を確実にする
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 ( www.unicef.or.jp )
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