Money Forward X、『XIM-Contents』で新NISA制度に関するコンテンツを栃木銀行にて配信開始
初めての方にも分かりやすい制度解説とシミュレーションを提供
株式会社マネーフォワードは2023年12月21日(木)から、金融機関が個人顧客向けに金融商品を提案する際に活用できるWEBコンテンツ『XIM-Contents』で、新NISA制度についての解説やシミュレーションができるコンテンツを配信します。第一弾の提供先は栃木銀行です。このコンテンツでは、新NISA制度の仕組みや投資のコツを分かりやすく解説するページや、NISA口座で投資信託を購入した場合の簡単なシミュレーションを用意しており、資産運用が初めての方に関心を持ってもらうきっかけを提供します。
■背景
政府が推進する「資産所得倍増プラン」の第一の柱において、NISAの抜本的な利用拡充が提言されています。NISAは2024年1月から、年間投資枠の拡大、投資期間の無期限化、非課税保有限度額の増額など、恒久的かつ利便性の高い新NISA制度に変わります。それにともない、地域金融機関には、地域の顧客からの高い信頼を活かして、NISAをはじめとした資産運用を推進する役割が求められています。
しかし、投資信託協会の調査によると、NISAの認知率は年々増加しており、2022年度は81.5%と高い認知率であるにも関わらず、NISAについて「名前は知っているが、制度の内容はよく分からない」の回答率が49.6%を占め、認知は上がっているものの、制度への理解が進んでいない現状が見られます※1。また金融庁の調査では、投資未経験者が資産運用を行わない理由として「資産運用に関する知識が無いから」が40%を占めており※2、投資未経験者向けの理解しやすいコンテンツの需要が見込まれます。
※1 一般社団法人 投資信託協会「2022年(令和4年)投資信託に関するアンケート調査(NISA、iDeCo等制度に関する調査)」p10より
※2 金融庁「リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果(令和3年6月30日)」p39より
■栃木銀行に提供する『XIM-Contents』で新たに配信するコンテンツについて
当社は、金融データを分析して一人ひとりに合わせた金融商品を自動的にレコメンドできる機能『X-Insight Marketing(以下、XIM)』と、『XIM』でレコメンドされた金融商品に興味を持った金融機関のお客さまが商品理解を深められるWEBコンテンツ『XIM-Contents』を提供しています。『XIM』を通じて提案された『XIM-Contents』のページを訪問したお客さまのうち、全ての内容を読了して金融機関のページへ遷移した人の割合は14.67%と、一般的な金融商品に関するWEBページのコンバーション率(CVR)※3と比較して高い効果が出ており※4、金融機関は、『XIM』と『XIM-Contents』の双方を活用することで、お客さまのニーズに合わせた効率的なマーケティングが可能になります。
この度、栃木銀行に提供する『XIM-Contents』に、資産運用が初めての方も理解しやすいコンテンツとして、新NISA制度に関するページを追加します。新NISA制度についての解説ページでは、預貯金と投資の違いや、自分にあった新NISA制度の活用方法について、初心者にも理解しやすい文章で説明しています。また、シミュレーションページでは、積立金額や年数、希望の運用方法を入力するだけで、自分に合ったNISA活用プランをイメージすることができます。本コンテンツを通じて、新NISA制度に関心を持ったお客さまは、金融機関のページに遷移し、窓口へのお問い合わせや資料請求が可能です。
当社は今後も、資産データや決済データを収集・蓄積・分析し、地域金融機関をはじめとしたパートナー企業と共に新しい金融体験を提供する『マネーフォワードFintechプラットフォーム』という共通基盤の構想のもと、地域経済の発展に寄与してまいります。
※3 コンバージョン率(CVR):Webサイト訪問者のうち、購入や問い合わせなど、そのWebサイトの最終成果に至った件数の割合
※4 Google Ads Benchmarks for YOUR Industry 『「金融・保険」カテゴリーにおける平均コンバージョン率 (CVR)』5.10%
■「Money Forward X」について
「Money Forward X」は、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを掲げ、SaaS×Fintech領域でプロダクトを展開する当社において、金融機関をはじめとしたパートナーと共創しながらサービスを提供する部門です。Fintechサービスの共通基盤である『マネーフォワードFintechプラットフォーム』を通じて、パートナーのさまざまな課題解決をめざします。当社が培ってきたテクノロジー&デザインの力を掛け合わせ、新たな便利や快適を叶えるサービスを、パートナーとともにつくりあげます。
■株式会社栃木銀行について
名称 :株式会社栃木銀行
所在地 :栃木県宇都宮市西2-1-18
代表者 :取締役頭取 黒本淳之介
設立 :1942年10月
URL :https://www.tochigibank.co.jp/
■株式会社マネーフォワードについて
名称 :株式会社マネーフォワード
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立 :2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/
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