「マイナビ 2020年版 独立・開業に対する意識調査」を発表
~独立・開業に興味があるのは40.5%、「生涯に渡って働けること」や「定年後の安定した生活」が重視される傾向に~
《TOPICS》
- 全体の40.5%が「独立・開業に興味がある」と回答【図1】。
- 都道府県別で最も割合が高かったのは沖縄県、最も割合が低かったのは高知県【図2】
- 独立・開業に興味を持ったきっかけは「収入を増やしたい」がトップで、独立・開業時にもっとも重視するポイントは「自分のペースで働ける・自分の時間を持てること」【図3、4】
- 開業後の目標年収は男女ともに20代が一番高く、年代を追うごとに低下する傾向【図5】。
- 独立・開業に関する相談相手で最も頼りにするのは「配偶者」が全年代で最も高く、50代・60代の女性に限っては「友人・知人」がトップ【図6】
<調査概要>
本調査において「独立・開業に興味がある」と回答したのは40.5%(前年比0.8pt減)。前年に引き続き、4割以上の人が独立に興味があると考えていることがわかった。
都道府県別で最も割合が高かったのは沖縄県の52.0%(前年比3.5pt増)、最も低かったのは高知県で32.9%(前年比0.3pt増)だった。
独立・開業を考えるきっかけとしては、「収入を増やしたい(27.5%)」「やりたいことがある(22.0%)」という回答が多く、独立・開業を通して収入アップと自己実現を目指していることがうかがえる。加えて、独立・開業時に重視する点としては「自分のペースで働ける・自分の時間を持てること」が17.5%(前年比0.5pt減)で前年と比べ減少したが、「生涯にわたって働けること」が13.4%(前年比3.1pt増)、「定年後も安定した生活を得られること」が12.7%(前年比2.4pt増)と増加していた。年齢に関わらず長く働くことを意識しながら、自分にあった仕事を続けていきたい人が増えているようだ。
開業後の目標年収は男女ともに20代が一番高く、20代男性の3割と20代女性の1.5割が年収1,000万円以上を希望しているが、年代を追うごとに低下する傾向にあった。
また、「独立・開業に関する相談相手」について聞いたところ、「配偶者」が最も高く、全年代で2割を超える回答が得られた。一方、50代・60代の女性に限っては「友人・知人」がトップとなっており、同年代で男女間の差が見て取れる。
昨今の先行き不透明な世界情勢の影響などもあり、独立・開業に興味がある層の中にも安定志向が広まっている。同時に、人生100年時代と言われている中、男女ともに年齢にかかわらず社会で活躍し、自分にあった仕事を長く続けていくために、多様な働き方の実現が望まれている。このような背景もあり、長く堅実に収入を得るための手段として、独立・開業が考えられているのではないだろうか。
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【調査概要】『マイナビ 2020年版 独立・開業に対する意識調査』
調査対象:20歳~60歳の男女
サンプル数:18,916名および「独立・開業に興味がある」と回答した1,000名
調査期間:2020年3月27日(金)~3月31日(火)
調査方法:インターネットリサーチ
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※調査結果の詳細は(https://dokuritsu.mynavi.jp/reading/articles/116)で公開しています
<第1回>(2019/4) https://dokuritsu.mynavi.jp/reading/articles/90
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
転職情報事業本部 FC・独立開業支援室 サイト運営部
Email:md-editor@mynavi.jp
【当社に関するお問い合わせ先】
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社長室 広報部
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