インフラ維持管理・老朽化対策展「社会インフラテック2024」に出展 画像解析とAIを融合させたインフラ構造物点検サービスを紹介
「社会インフラテック2024」は今年で第7回を迎えるインフラ維持管理・老朽化対策の総合展です。キヤノンブースでは、橋梁やトンネルなどの社会インフラ構造物の近接目視点検の代替手段として、キヤノンの豊富なカメラ・レンズ群、独自の画像処理技術、インフラ構造物の画像からひび割れなどを検知するAIを融合させた、インフラ構造物点検を支援するサービス「インスペクション EYE for インフラ Cloud Edition」を紹介します。
日本では法律や規則によってデジタル化が進んでいない分野があり、人による点検・検査、紙をベースとした書面での手続きなどのアナログ的な手法が数多く残っています。このようなデジタル化を阻害する規制は約1万条項存在し、これらは総称して「アナログ規制」と呼ばれており、デジタル庁が中心となって「アナログ規制」の見直しに向けた取組が進められています。
「インスペクション EYE for インフラ Cloud Edition」は、デジタル庁の「目視等による施工・経年劣化・安全措置対策状況等確認のデジタル化を実現する製品・サービス」に登録した、社会インフラが抱える社会課題を解決するソリューションです。社会インフラ構造物の撮影画像からAIで自動的にひび割れなどの変状検知をすることができ、検知結果は点検調書の作成などに活用できます。展示会では、お客さまの要望に合わせた検知パラメータの調整や検知結果に対する編集機能を、実際に会場からクラウドに接続したデモンストレーションで体験できます。
製品ホームページ:https://canon.jp/biz/product/camera/nvs/analysis/inspection-eye
イベント・セミナー情報ページ:https://canon.jp/biz/event
〈ソリューション概要〉
・AIによる対象構造物画像からの変状(ひびわれ、エフロレッセンス、鉄筋露出、はく落、錆汁)検知
・クラウドでの提供で工期(納品)の短縮、コスト削減(業務委託との比較時)を実現
・検知結果に対する編集が可能
・幅約0.05mmの極細のひび割れも検知可能(対象画像の画像解像度0.3mm/pixelの場合)
・ひび割れ凡例のカスタマイズ(最大10段階設定)が可能
・検知パラメータ― 1変状(ひび割れ等)につき27パターン調整可能
・国土交通省「点検支援技術性能カタログ」の画像計測技術(橋梁)に掲載(技術番号 BR010022-V0424)
「建新技術情報提供システム NETIS に登録(登録番号:KT-230060-A)
〈社会インフラテック2024開催概要〉
会 期:2024年12月4日(水)~2024年12月6日(金)10:00~17:00
会 場:東京ビッグサイト 東ホール
主 催:インフラメンテナンス国民会議、日本経済新聞社、日経BP
入場料:無料(事前登録制)
ホームページ:https://messe.nikkei.co.jp/in/
一般の方のお問合せ先:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
NVS企画部 NVS企画第一課 03-6719-9843(直通)
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