環境配慮行動の定着を目指す「杜の都脱炭素デイリーアクション」継続開催
みやぎ生活協同組合(代表理事:尾川 輝敏、以下 みやぎ生協)、株式会社ベガルタ仙台(代表取締役:板橋 秀樹、以下 ベガルタ仙台)、NTT東日本株式会社 宮城事業部(執行役員宮城事業部長:須藤 博史、以下 NTT東日本)は、仙台市と連携して仙台市民にアプリケーションを通じて脱炭素化につながる行動を促す情報発信を行うことで、市民の環境配慮行動を促進させる取組みを推進します。
1.背景・目的
仙台市は2023年11月に環境省が実施する脱炭素先行地域に採択されました。これを受けて、仙台市の計画の推進体制として「仙台市脱炭素先行地域プロジェクトパートナーズ※1」を設置し、ベガルタ仙台、みやぎ生協及びNTT東日本は会員として取組みを推進しています。
昨年度(2025年2月)から今年度(2025年7月)にかけて、市民や事業者等による環境配慮行動の促進等のソフト面での取組み(行動変容を促す施策)である「杜の都脱炭素デイリーアクション※2」を実施しました。この取組では、以下のような成果が得られました。
<昨年度(2025年2月)>
●開催期間:27日間(2月17日~3月16日)
●クエスト総実施数:1,507件、クエスト参加者:149名
<今年度(2025年7月)>
●開催期間:63日間(7月4日~9月4日)
●クエスト総実施数:12,296件、クエスト参加者:1,208名
●実施数・参加者ともに、昨年度の8.2倍を記録
これらの成果は、この取組を通し仙台市における脱炭素社会の実現に向けた市民の意識と行動が根付き始めていることを示しています。
今年度は、こうした実績を踏まえ、「杜の都脱炭素デイリーアクション」第2弾キャンペーンとして、取組を継続実施してまいります。今回も、仙台市脱炭素先行地域プロジェクトパートナーズ会員のうち、趣旨に賛同いただいた団体からインセンティブの提供を受け、市民の行動変容を一層後押ししてまいります。
脱炭素化へ向けたソフト面の取組みを進めるため、今後も各者連携の上、推進します。
<※1 仙台市脱炭素先行地域プロジェクトパートナーズについて>
仙台市脱炭素先行地域プロジェクトパートナーズは、仙台市、事業者、地域団体及び東北大学の連携体制により、環境省から選定された仙台市脱炭素先行地域の取組を着実に実行し、2030年度までに対象地域の民生部門における電力消費に伴う二酸化炭素排出量実質ゼロの実現を目指すとともに、地域課題の解決に貢献することを目的としています。
<※2 杜の都脱炭素デイリーアクション>
仙台市民の環境配慮行動を促進する取組み「杜の都脱炭素デイリーアクション」を開始
https://www.ntt-east.co.jp/miyagi/information/detail/pdf/20250212_01.pdf
2.取組みの概要
「杜の都脱炭素デイリーアクション」は、気候変動問題の解決に向けた市民参加型プロジェクトです。日常生活の中で、「脱炭素化」につながる行動を促すクエスト(お題)をアプリケーション「fowald(フォワルド)※3」を通じて発信し、市民はそのクエストを実践し、その様子を写真で投稿します。より多くの市民を巻き込むため、実践した市民に対し、インセンティブを付与する仕掛けを強化し、環境配慮行動を楽しみながら継続できるよう整備します。
杜の都脱炭素デイリーアクション紹介ページ: https://sendai-zerocarbon.jp/moca2/

<※3 fowald(フォワルド)について>
ベガルタ仙台が参画している「TH!NK THE BALL PROJECT(JリーグとNTTグループが取り組む気候アクションプロジェクト)」にて採用している、コミュニティ活性により「社会・地域貢献」を支援するスマートフォンアプリです。「fowald」は、株式会社NTTデータの登録商標です。
fowald WEB : https://fowald.com/
TH!NK THE BALL PROJECT WEB : https://think-the-ball.com/
≪取組みのイメージ≫

(1)実施期間
クエスト実施期間:2025年10月30日~2025年11月30日
(2)各者の役割

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みやぎ生協 |
●行動変容に関する発信内容の検討、情報発信 ●インセンティブの提供 |
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ベガルタ仙台 |
●行動変容に関する発信内容の検討、情報発信 ●「fowald」の運用 ●インセンティブの提供 |
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NTT東日本 |
●本取組みにおける企画立案、プロジェクトマネジメント ●インセンティブ提供 |
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仙台市 |
●本取組に係る全体調整 ●広報、情報発信 |
3.今後について
本取り組みにおける市民の参加状況や情報発信の効果を丁寧に分析し、その成果を今後の施策へと確実につなげてまいります。
仙台市は「脱炭素先行地域」として、全国に先駆けて持続可能なまちづくりを進めています。私たち〈仙台市脱炭素先行地域プロジェクトパートナーズ〉はその一員として、市民一人ひとりの行動変容を後押しし、地域全体の電力消費に伴う二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指します。
脱炭素は未来のための選択ではなく、今この瞬間から始めるべき行動です。市民・事業者・行政が一体となり、日々の暮らしの中に「環境にやさしい選択」を根付かせることで、仙台から全国へ、そして未来へと持続可能な社会のモデルを発信していきます。
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