「銀座小十」の主人が読み解く日本の節供、四季の食材などの話を通して、12カ月の献立から日本の文化や食材を紐解く。
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2022年2月12日(土)に、『銀座 小十の料理歳時記十二カ月』を発売いたします。
「銀座 小十」の十二カ月の献立からは、未来に残すべき日本料理の未来が見えてきます。
主人の奥田透さんが読み解く日本の節供、四季の食材などの話を通して、各月の献立から日本の文化や食材を紐解きます。
表紙に書かれている“守破離”は、奥田さんの献立の意図するところを表しています。
「現代の料理の風潮は、舌の上だけを喜ばせるおいしさやテクスチャーを求める傾向にあります。私の料理は原点である本能を刺激したり、呼び起こしたり、目覚めさせたりできればいいかなと思っています。自然の恵みは大事であって、年齢を重ねるにつれ、こうしたおいしさがいいものに思えてきました」
人気日本料理店「銀座 小十」主人の奥田透さんが半世紀という人生の節目を迎えて、改めて料理人として注目したのは、脈々と続いてきた日本料理の根幹ともいえる日本の風習です。
次第に失われつつある日本の行事や風習を十二カ月の献立や、盛り付け、器に色濃く反映して、もう一度見つめ直すことで、未来に繋ぐ令和の日本料理を再構築します。
【目次抜粋】
まえがき「守破離のこころ」
睦月(一月)の献立 「正月~七草(人日)の節供~」
如月(二月)の献立 「節分~鬼は外、福は内~」
弥生(三月)の献立 「雛祭り~桃の節供~」
卯月(四月)の献立 「花見~豊作祈願~」
皐月(五月)の献立 「菖蒲~端午の節句~」
水無月(六月)の献立 「夏越の祓~茅の輪くぐり~」
文月(七月)の献立 「七夕~笹の節供~」
葉月(八月)の献立 「お盆」
長月(九月)の献立 「重陽の節供」
神無月(十月)の献立 「中秋の名月」
霜月(十一月)の献立 「新嘗祭」
師走(十二月)の献立 「年越しの祓」
あとがき
レシピ 料理歳時記十二カ月
【著者プロフィール】
奥田 透(おくだ・とおる)
1969年静岡県静岡市生まれ。静岡、京都、徳島で約10年間、日本料理を学ぶ。29歳で地元・静岡に「春夏秋冬 花見小路」を開店。2003年7月に東京・銀座に移り「銀座 小十」をオープン。2011
年8月銀座五丁目並木通りに「銀座 奥田」をプロデュース。12年6月同ビルに「銀座 小十」を移転する。2013年9月フランス・パリにて「OKUDA」を、2017年にはニューヨーク「OKUDA」を開店。本物の日本料理を海外で提供するという挑戦を始める。著書に『世界でいちばん小さな三つ星料理店』(ポプラ社)、『焼く 日本料理 素材別炭焼きの技法』(柴田書店)、『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、近刊に『日本料理は、なぜ世界から絶賛されるのか』(ポプラ社)ほか。
【書籍概要】
書 名:銀座 小十の料理歳時記十二カ月
著 者:奥田 透
仕 様:B5、240ページ
定 価:4,180円(税込)
発売日:2022年2月12日(土)
ISBN:978-4-416-52239-4
【書籍のご購入はこちら】
誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/68504/
【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
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