国産ジビエの魅力を伝え、ジビエを提供する飲食店や事業者を紹介 「全国ジビエフェア」の参加店舗募集
2023年8月28日(月)より特設サイトで受付開始
特設サイトURL:https://www.gibier-fair.jp/
野生鳥獣による令和3年度の農作物被害額は155億円(※1)となっており、背景として野生鳥獣の生息分布域の拡大や農山漁村における過疎化、高齢化の進展による耕作放棄地の増加などの影響が挙げられます。
こうした野生鳥獣による農作物被害は農林漁業者の経営意欲を低下させ、耕作放棄地の増加などの問題をもたらし、更なる被害を招く悪循環を生じさせると考えられます。
令和3年度のジビエ利用量(自家消費を除く)は2,127トン(※2)と前年度に比べ17.5%増加したものの、国の掲げる令和7年度までのジビエ利用目標量の約4,000トンを大きく下回っています。
(※1)農林水産省「全国の野生鳥獣による農作物被害状況について」 (令和3年度)
(※2)農林水産省 野生鳥獣資源利用実態調査(令和3年度)
そこで11月から開催する本年の「全国ジビエフェア」では、より多くの方に「ジビエを食べる機会」を提供することや「ジビエを購入する機会」につながる情報発信を強化して参ります。また、各地で行われている「ジビエ関連イベント」とも連携し、全国で「ジビエを食べること」を盛り上げていきます。
令和5年度「全国ジビエフェア」概要
・開催期間: 2023年11月1日(水)~2024年2月29日(木)(予定)
・フェア内容:
「ジビエが食べられるお店、買えるお店」の情報提供(ジビエを取扱う飲食店等(参加店)の情報を特設サイトで紹介)
・サイトURL:https://www.gibier-fair.jp
・公式Instagram:https://www.instagram.com/gibier_fair/(@gibier_fair)
■「全国ジビエフェア」参加店募集の概要(参加:無料)
・参加条件
-国産のシカ肉、イノシシ肉、皮革等を取り扱っていること、又はフェア開催期間中に新たに取り扱うこと。
-「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」等を遵守すること。
-食肉処理業の営業許可を取得した施設で解体された肉を仕入れること。
-肉の中心部まで十分に加熱調理(75℃、1分又はこれと同等以上)すること。
-「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」を遵守すること(ペットフード)。
・参加にあたって
-ご参加(ジビエ提供)の時期や長さは問いません (不定期でも可)。
-既存のメニューや商品で参加可能です。
-加工品(ソーセージや缶詰等)や、 ソースやスープにジビエを使用したメニュー等でも参加可能です。
-宿泊プラン内(宿泊者限定)の提供メニューでも参加可能です。
-皮革製品以外でも、シカの角やイノシシの牙等を活用した商品でも参加可能です。
■「全国ジビエフェア」参加店募集の説明会動画(オンライン)
・URL: https://www.gibier-fair.jp/ (全国ジビエフェア特設サイト内で視聴可能)
・内容:
正しいジビエの取り扱いや活用方法について
飲食店目線で知りたいジビエの魅力について
低利用部位(カタ肉やスネ肉等)の仕込み方法や活用法について など
■メニュー試作用ジビエサンプルの提供(無料)
・サンプル内容
:エゾシカ肉、本州ジカ肉、イノシシ肉(各1.5kg程度、いずれか1セット)
※サンプルは転売や販売メニューへの利用はできません。
※サンプルは数に限りがございます。なくなり次第終了となります。
・提供期間:2023年9月中旬より順次発送(予定)
※詳細については、特設サイトをご確認ください。
令和5年度における主な取組
■「全国ジビエフェア」コンセプトについて
全国ジビエフェアでは「プラスジビエ」をメインのコンセプトとしています。
ジビエを食べることが自分自身のため、もしくは自分以外の誰かのために「ちょっとだけ役に立つ」ことを表現した「ジビ活」を本フェアの中でも紹介します。
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