職場DX推進に向けた業務改善支援ハンズオントレーニングを社外展開します
○JR東日本は、職場DX(Digital Transformation)推進に向けて、デジタル人材の育成に取り組んでいます。
○この一環として、社内で職場DX推進に向けた「業務改善支援ハンズオントレーニング※」を通じて社員のDXスキルを向上しており、今回この中で培ってきた知見をもとに社外展開していきます。
○業務改善支援ハンズオントレーニングに関する取り組みの成果を「第9回 鉄道技術展2025」にて出展します。
※業務改善支援ハンズオントレーニング:課題解決に向けて必要な要件を定義し、アプリを構築しながら学習するトレーニング
1.業務改善支援ハンズオントレーニングに関する社内の取り組みについて
業務の自動化や効率化を実現できる人材育成を目的に、ローコードツール※を活用した業務改善支援ハンズオントレーニングを社内で定期的に開催しています。本トレーニングはスキルレベルに応じた複数のシナリオを用意し、受講者は成果物としてアプリを作成することで、実践的なスキルを取得します。
2024年の開始以来、延べ約7000人の社員が受講し、現場での業務改善に活用されています。

※ローコードツール:専門的なプログラミング知識が無くとも、業務を効率化するアプリや自動化の仕組み構築を可能とするツール
<成果物の例>
①乗務員業務申請アプリ
乗務員が業務報告や時間外勤務の申請をスムーズに行えるアプリ。申請者は承認状況をリアルタイムで確認でき、タブレット端末を活用することで、場所や時間にとらわれない柔軟な業務運用を実現している。
②DX成果物カタログ
社内DXの成果物を一元管理するアプリ。全社員が一覧可能で他職場の業務課題改善事例を共有することで同様の業務課題を抱える職場にとって有効な解決策としても活用している。


2.社外展開に向けて
社内で培った知見をもとに他企業へ「業務改善支援ハンズオントレーニング」を展開していきます。特に、鉄道業界特有の課題を抱えている企業を中心に進めていきます。
⑴社外展開に向けた先行事例
北海道旅客鉄道株式会社に対し「業務改善支援ハンズオントレーニング」を2025年8月から2025年12月まで実施予定です。
本トレーニングでは受講者が職場の業務課題を自ら解決することを目的に、ローコードツールのスキルを習得します。

⑵展示会への出展
「第9回鉄道技術展2025(11月26日~29日 幕張メッセ)」へ「業務改善支援ハンズオントレーニング」を出展することで、積極的に鉄道事業者への展開に取り組んでまいります。
第9回鉄道技術展2025:(公式HP https://www.mtij.jp/)
参考 デジタル人材育成について
2027年度末までに、デジタル技術で業務課題解決を行う「ミドル」人材約5000人の育成に向けて、デジタル推進人材(社内呼称は「DXプロ」)がデジタル人材の育成に取り組んでいます。今後も職場DX推進に向けてデジタル人材の育成に努めています。

<関係リリース>2023年12月5日発表:DX 推進に向けた多様なデジタル人材を育成します
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