11月21日(水) AndTech「強磁性半導体 最新開発状況 ~基礎と特長、世界最高スピン機能半導体デバイスの実現~」WEBオンラインZoomセミナーを開催予定
東京科学大学 工学院電気電子系 /教授 ファム ナムハイ 氏にご講演いただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、強磁性半導体について第一人者からなる「強磁性半導体 最新開発状況 ~基礎と特長、世界最高スピン機能半導体デバイスの実現~」講座を開講いたします。
半導体と磁性体の特徴を融合できる強磁性半導体は、磁性体の不揮発性を持ち併せたようなエネルギー使用効率が極めて高い半導体デバイスが実現できると期待される。本講演では、強磁性半導体の第一人者である東京科学大学のファムナムハイ先生に、これまでとこれからの強磁性半導体について分かりやすく説明します。
本講座は、2025年11月21日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f08eafa-a682-656a-8b4e-064fb9a95405
-
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:強磁性半導体 最新開発状況 ~基礎と特長、世界最高スピン機能半導体デバイスの実現~
開催日時:2025年11月21日(金) 13:00-17:00
参 加 費:45,100円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f08eafa-a682-656a-8b4e-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
-
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
東京科学大学 工学院電気電子系 /教授 ファム ナムハイ 氏
-
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課程
・強磁性半導体の基礎的な知識
・強磁性半導体研究の歴史・特長
・強磁性半導体に関する技術と課題
-
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
-
株式会社AndTechについて

化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
-
株式会社AndTech 技術講習会一覧

一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminars/search
-
株式会社AndTech 書籍一覧

選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
-
株式会社AndTech コンサルティングサービス

経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business-consulting
-
本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
-
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
【講演主旨】
半導体と強磁性体は情報化社会を支える材料としてそれぞれ大きな役割を果たしている。半導体は集積回路や光通信素子などの様々なデバイスに応用されている。これらの半導体デバイスにおいては機能が高速な電子の電荷によって支えられているため、動作が大変高速である。一方、強磁性体はハードディスクなどの情報記録媒体に広く利用されており、これらの磁性体デバイスには電子のスピンが持つ「不揮発性」という特徴が生かされている。磁性体デバイスは電力をまったく使わずにデータを保存できる「超低消費電力」という性質を有する。もし半導体と磁性体の特徴を融合することができれば、磁性体の不揮発性を持ち併せたようなエネルギー使用効率が極めて高い半導体デバイスが実現できると期待される。本講演では、スピンと半導体の機能を融合できる新物質として最も有望な強磁性半導体 (FMS)として、狭ギャップIII-V族化合物半導体に数%以上のFeを添加した強磁性半導体について講演する。
【プログラム】
1 はじめに
1-1 強磁性半導体材料とは何か
1-2 強磁性半導体研究の歴史
1-3 強磁性半導体材料の製造技術 (低温MBE法による結晶成長)
2 強磁性半導体の特徴と機能性
2-1 電界効果、光照射による磁性の制御
2-2 単結晶磁気トンネル接合におけるトンネル磁気抵抗効果(TMR)
2-3 共鳴トンネルによるTMRの増大
2-4 強磁性半導体の特徴を生かした機能性デバイス
2-5 強磁性半導体の課題
3 Fe系強磁性半導体
3-1 InAs系:(In,Fe)As強磁性半導体
3-1-1 結晶成長
3-1-2 構造解析、半導体スピンバンド分裂の観測
3-1-3 電子誘起強磁性
3-1-4 波動関数制御による磁性制御技術
3-2 GaSb系:(Ga,Fe)Sb強磁性半導体
3-2-1 結晶成長
3-2-2 構造解析、半導体スピンバンド分裂の観測
3-2-3 室温強磁性の実現
3-3 InSb系:(In,Fe)Sb強磁性半導体
3-3-1 結晶成長
3-3-2 構造解析、半導体スピンバンド分裂の観測
3-3-3 室温強磁性の実現
4 強磁性半導体ヘテロ接合
4-1 p+InAs/(In,Fe)As 江崎ダイオード、バンドスピン分裂
4-2 (In,Fe)As/(Ga,Fe)Sbスピン江崎ダイオード、巨大な磁気抵抗効果
4-3 InAs/(Ga,Fe)Sb接合、近接磁気抵抗効果、一方向性磁気抵抗効果
5 強磁性半導体/トポロジカル絶縁体接合
5-1 (Ga,Fe)Sb/BiSb接合
5-2 スピンポンピングによる室温スピン注入
6 まとめと今後の展開
質疑応答
【講演の最大のPRポイント】
半導体と磁性体の特徴を融合できる強磁性半導体は、磁性体の不揮発性を持ち併せたようなエネルギー使用効率が極めて高い半導体デバイスが実現できると期待される。本講演では、強磁性半導体の第一人者である東京科学大学のファムナムハイ先生に、これまでとこれからの強磁性半導体について講演いただきます。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
すべての画像