「最晩年はこう迎えたい」を体現している病院で行われている、ケアのすべてを紹介
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2022年12月13日(火)に、『「豊かな老い」を支える やさしさのケアメソッド』を発売いたします。
近年は在宅介護、在宅死がよいとする意見も多くありますが、実際にはさまざまな事情から自宅で最期を迎えるのは困難で、約8割の人が病院で最期を迎えます。
病院での死は暗いイメージがつきまといますが、そんな中、「最晩年はこう迎えたい」を体現している病院があります。
東京・青梅にある高齢者専門病院「慶友病院」です。
この病院では、「館内に病院特有のにおいをさせない衛生管理」「ちょっとしたリハビリを毎回施す看護ケア」「身だしなみを整えながら行うリハビリ」「死への不安にも、向き合い話し合う」など独自のケアメソッドと哲学が確立しています。
このケアを徹底したことで、かつては「4年待ち、400人待ち」と言われるほど評価を得てきました(2院となり、現在は、入院待機期間は解消しています)。
日本における「要介護認定者数」は2018年で657.4万人、近年ますます増加のペースが加速する中、高齢者ケア問題は誰もが人ごとではなくなってきています。
本書は、青梅慶友病院が実践する「熟練したやさしさ」のケアを、看護師長、介護・リハビリスタッフ、フードスタッフ、利用者(患者)の視点から紹介し、当病院に深くかかわってきた老年学研究所所長の黒川由紀子氏が、高齢者の心理を踏まえたケアの方法論と心構えを解説します。
【目次】
第1章 あなたは、人生の最期をどこで迎えたいですか?
第2章 「死ぬこと」と、どう向き合う?
第3章 介護は子どもがしなくちゃいけない?
第4章 リハビリって、何のため?
第5章 「豊かな最晩年」のために
【編著者・監修者プロフィール】
黒川 由紀子(くろかわ・ゆきこ)
臨床心理士、保健学博士。上智大学名誉教授・黒川由紀子老年学研究所所長。日本老年臨床心理学会副理事長。高齢者の心理をテーマに、認知症、うつなどの高齢者や家族の心理臨床、自分史年表プログラム、企業研修等に関わる。
青梅慶友病院(おうめけいゆうびょういん)
「自分の親を安心して預けられる施設をつくる」を理念に1980年に大塚宣夫氏が開院。2005年には姉妹院であるよみうりランド慶友病院を開院。両院ともに「最晩年を最も豊かに過ごせる病院」として高い評価を得る。
【書籍概要】
書 名:「豊かな老い」を支える やさしさのケアメソッド 青梅慶友病院の現場から
編著者:黒川 由紀子
監 修:青梅慶友病院
仕 様:A5変判、256ページ
定 価:1,980円(税込)
発売日:2022年12月13日(火)
ISBN:978-4-416-62101-1
【書籍のご購入はこちら】
誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/general/75361/
【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/
フェイスブック:https://www.facebook.com/seibundoshinkosha/
ツイッター:https://twitter.com/seibundo_hanbai
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