STマイクロエレクトロニクとCentrica Energy、イタリアにおける再生可能エネルギーに基づく電力供給の長期契約を締結
• 電力購入契約が、イタリアに2つの主要製造拠点を持ち、2027年までのカーボン・ニュートラル実現と再生可能エネルギー使用率100%を目指すSTをサポート
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)と、Centrica Energy Trading A/S(以下Centrica)は、イタリアにおける再生可能エネルギー供給に関する電力購入契約(PPA: Power Purchase Agreement)を締結したことを発表しました。本契約は、2025年1月から10年間にわたる契約で、イタリアにあるCentricaの新しい太陽光発電所で生産される、年間約61GWhの再生可能エネルギー販売に基づいています。STは、イタリアのアグラテ工場およびカターニャ工場において、大規模な半導体の製造を行っており、複数の研究開発、設計、販売およびマーケティング拠点も有しています。
STのエグゼクティブ・バイスプレジデント 兼 最高購買責任者(CPO)であるGeoff Westは、次のようにコメントしています。「イタリアでの2件目となる今回のPPAは、2027年までのカーボン・ニュートラル実現(スコープ1、2、および3の一部)および再生可能エネルギー使用率100%達成というSTの目標に向けた重要な一歩です。PPAは、カーボン・ニュートラルへの移行において重要な役割を果たします。2025年から開始されるCentricaとのPPAは、研究開発、設計、販売およびマーケティング、製造など、イタリアにおけるSTのあらゆる事業に対し、きわめて多くの再生可能エネルギーを供給することになるでしょう。」
Centricaの再生可能エネルギー取引・最適化担当 エグゼクティブ・バイスプレジデントであるKristian Gjerløv-Juelは、次のようにコメントしています。「STと本契約を締結できたことを嬉しく思います。当社は供給能力を拡大し続けており、今回のPPAを通じてヨーロッパ最大級のテクノロジー企業に再生可能エネルギーを供給することになります。この契約は、当社が世界各地のパートナーや顧客に対し、強力な価値提供を行っていることを示しています。」
STのエネルギーおよび気候変動に対する取り組みの詳細については、ウェブサイト( https://sustainabilityreports.st.com/sr23/environment/energy-and-climate-change.html )をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、50,000名以上の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、2027年までのカーボン・ニュートラル(スコープ1、2、および3の一部)の実現を目標にしています。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。
Centrica Energyについて
Centrica Energyは、Centrica PLCの取引・最適化部門です。全タイム・ゾーンをカバーする8つのオフィスを拠点に、エネルギーを供給しています。当社は、エネルギー管理・最適化サービスのリーディング・プロバイダであり、Centricaグループのコモディティ・リスク管理および卸売市場へのアクセス提供も行っています。ヨーロッパでは、PPAを通じて16GWの電力供給を行っており、その約80%が再生可能エネルギーです。当社のミッションは、グリーン転換の推進と、サプライヤおよびオフテイカーに持続可能かつ予測可能なエネルギー・コストを提供すること、すなわち「Energy Mover」となることです。
◆ IR関係お問い合わせ先
Céline Berthier
Group VP, Investor Relations
Tel: +41 22 929 58 12
celine.berthier@st.com
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