東急、町田市がグランプリ 第31回「地球環境大賞」 4月17日授賞式
地球温暖化防止や持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取り組み、成果をあげている企業・団体などを表彰する第31回「地球環境大賞」(フジサンケイグループ主催)の受賞者が決定しました。グランプリにあたる大賞には、環境に配慮した新しい暮らしの拠点を創出した東急と町田市(東京都)が輝きました。授賞式は東京・元赤坂の明治記念館で4月17日(金)に行われます。
【公式ホームページ】http://www.sankei-award.jp/eco/
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東急は令和元年、同市と官民連携し街全体に環境配慮を施した「南町田グランベリーパーク」を誕生させました。雨水の一部が地中に還元するグリーンインフラを採用したほか、商業施設で一部に太陽光発電を取り入れるなどの取り組みを行っています。
経済産業大臣賞は宇都宮市の清原工業団地で地産地消エネルギーシステムを実現した東京ガスエンジニアリングソリューションズなど。環境大臣賞はごみ焼却場などの排ガスからCO2を回収しドライアイスなどを製造する装置を開発したエア・ウォーターが受賞しました。
文部科学大臣賞には大学・産業・地域が一体となりカーボンニュートラル実現を目指す国立大学法人「東海国立大学機構」、国土交通大臣賞には特殊なフィルムを機体に採用し燃費抑制を達成するなどした全日本空輸、農林水産大臣賞には北海道・霧多布(きりたっぷ)湿原の保全に取り組むNPO法人「霧多布湿原ナショナルトラスト」、総務大臣賞(新設)には脱炭素社会の実現に貢献する水上ドローンを開発したKDDIなどがそれぞれ選ばれました。
日本経済団体連合会会長賞には食品廃棄物から電力を生み出す市川環境ホールディングス、日本商工会議所会頭賞(同)には使用済みカートリッジの資源循環に取り組んできたエコリカ、フジサンケイグループ賞には海藻増殖技術を開発した鹿島建設がそれぞれ輝きました。
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