ペットボトルが循環し続ける社会を目指して。会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」で使用する1Lペットボトルにケミカルリサイクル樹脂を導入拡大!
キリンビール株式会社(社長 堀口英樹)は、会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ(以下、ホームタップ)」のビールサーバー用容器として使用している1Lのペットボトルにおいて、ケミカルリサイクル樹脂を導入し、容器の持続的な循環を目指します。
キリングループは、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、「容器包装を持続可能に循環している社会」を目指すことを宣言しています。また「キリングループ プラスチックポリシー」では、2027年までに日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂にすることを掲げています。2023年3月より、飲食店で展開する「Tap Marché(タップ・マルシェ)」および「TAPPY(タッピー)」で使用している3Lのペットボトルにおいて、日本で初めて※1酒類ペットボトルにケミカルリサイクル樹脂を導入しました。今回「ホームタップ」で使用している1Lペットボトルにおいてもケミカルリサイクル樹脂の使用を拡大することで、本目標達成に向けて取り組みを加速させていきます。
※1 キリンビール調べ
現在日本国内において、ペットボトルのリサイクルで広く用いられている”メカニカルリサイクル”は、繰り返し再生する過程でPET樹脂の外観の変化や強度の低下が課題になっています。特に、炭酸による内圧に耐える必要のあるビール用ペットボトルにおいて、これらの課題がリサイクル樹脂採用の障壁になっていました。これに対して”ケミカルリサイクル”の技術は、使用済みペットボトルを化学的に分解し、再び重合(合成)することで精製度が高いPET原料に再生し、バージン(石油由来)樹脂と同等の品質を実現することが可能です。当社では3Lペットボトルにケミカルリサイクル樹脂を採用し、品質・性能面での実績を積み重ねてまいりました。今回、1Lペットボトルへ使用拡大することで、リサイクル樹脂の使用率を上げ、資源循環の促進を目指します。
「ホームタップ」は、ビールの魅力化・市場の活性化に向け、新たなビール飲用体験をお客様に提供することを目指し、2021年3月より本格始動した会員制生ビールサービスです。自宅に届く専用のビールサーバーで注ぐことで、本格的な生ビール体験が自宅で楽しめます。会員の皆さまからも「自宅で本格的な生ビールを楽しめるのが魅力」「さまざまなビールが選べるのが楽しい」「泡がクリーミーでおいしい」などのお声を多数いただいています。「ホームタップ」を通して、お客様に「つくりたての生ビールのおいしさ」や多様なクラフトビールの飲用機会を提案し、ビール市場の活性化と魅力化を推進していきます。さらに今回1Lぺットボトルにケミカルリサイクル樹脂を採用することで、お客様とともに持続的に資源が循環し続ける社会を目指します。
ホームタップブランドサイト:https://hometap.kirin.co.jp/


キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
