物流センターの自動化に向けた取り組み 東大阪ロジスティクスセンターで「ラピュタPA-AMR XL」導入・稼働開始

人とロボットの協働でピッキング作業を自動化し、働き手不足への対応を実現

株式会社ハピネット

株式会社ハピネット(本社:東京都台東区、代表取締役社長:榎本 誠一、証券コード:7552)の子会社である株式会社ハピネット・ロジスティクスサービス(本社:千葉県市川市、代表取締役社長:花岡 信和、以下当社)は、2023年10月2日(月)よりハピネット東大阪ロジスティクスセンターにて、ラピュタロボティクス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:モーハナラージャー・ガジャン)が提供する協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)XL(以下ラピュタPA-AMR XL)」を導入し、稼働を開始したことをお知らせします。

  • 導入の背景

物流業界では働き手不足が顕著であり、特に物流倉庫・テナントが集中するエリアでは、安定した労働力の確保が難しい状況が続き、この傾向は今後も継続すると予想しています。しかし、そのような中でも物量は増加しており、当社はこれまでピッキング作業者を増やすことで対応してきました。その結果、派遣スタッフを含めた作業に不慣れなスタッフが増えることで、ベテランスタッフとの間に生じる生産性のバラつきが鮮明化し、労働力の確保とともに生産性の向上が課題となっていました。

当社ではこれらの課題を解決するために、ピッキング作業の自動化・省人化につながるソリューションを探していましたが、当社の東大阪ロジスティクスセンターのようなマルチテナント型物件では大がかりな工事が難しく、自動化を検討するにも選択肢が少ない状況でした。そのような状況の中、「ラピュタPA-AMR XL」の持つ特長が当社の課題解決にマッチすると考え、導入を決定しました。


  • 導入においてのポイント

(1)生産性の向上と作業スタッフの教育時間削減が可能

ロボットの操作画面に誰でも簡単で直感的に使用できるユニバーサルデザインが採用されているため、新人スタッフや日本語が堪能ではない海外メンバーも、約30分でロボットの操作をマスターし、ベテランスタッフと同等の生産性を出すことが可能です。さらに、作業スタッフの教育時間も削減でき、物流オペレーションに集中できる環境づくりに繋がります。


(2)作業スタッフの負担軽減が可能

歩行作業を「ラピュタPA-AMR XL」が代替するため、作業スタッフの歩行距離や時間などの負担を軽減することが可能です。「ラピュタPA-AMR XL」10台との協働で、作業スタッフ4~5人分の作業量を追加対応できるようになる想定です。


(3)大きな商品への対応が可能

当社ではサイズの大きな商品を多く保有するため、従来のAMRや他マテハン機器では対応が難しいという課題もありました。「ラピュタPA-AMR XL」は75L容量コンテナを使用できるため、大きな商品への対応も可能です。


(4)センターの大がかりな工事が不必要

「人と協働する」ロボットであるため、現状の倉庫オペレーションやレイアウトを大きく変更することなく、ピッキング作業の自動化を達成することが可能です。


  • ハピネット・ロジスティクスサービス 物流センターの自動化への取り組み

取り扱い商材の多様化やお客さまからのニーズに高品質かつ迅速に対応するため、高速自動ピースソーターやロボット仕分けソーター、自動梱包機など先進的なソリューションを導入し、処理能力の向上に日々取り組んでいます。

当社物流センターでの取り組みの詳細は、ハピネットコーポレートサイトをご確認ください。

https://www.happinet.co.jp/business/logistics.html


ハピネットグループでは、今後もラピュタロボティクス株式会社の「ラピュタPA-AMR XL」をはじめとした新しい技術を積極的に活用し、エンタテインメント業界の物流をリードできるよう、さまざまな課題解決に取り組んでいきます。


  • ラピュタロボティクス株式会社について

ラピュタロボティクス株式会社は、アインシュタインをはじめ、数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(Making robotics attainable and useful for anyone)をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクスプラットフォームの開発と、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っています。世界20ヵ国以上から結集した、高い開発技術力を誇る優秀なエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チーム、カスタマーサクセスチームのタッグにより、お客様に最適なソリューションをご提案します。



【株式会社ハピネット 会社概要】

https://www.happinet.co.jp/

東証プライム・証券コード 7552

代表者:榎本 誠一

設立:1969年6月7日

資本金:27億5,125万円

所在地:東京都台東区駒形2丁目4番5号 駒形CAビル

事業内容:玩具・遊戯用具の企画・製造・販売/映像・音楽ソフト等の企画・製作・販売/ビデオゲームハード・ソフト等の企画・制作・販売/玩具自動販売機の設置・運営/アミューズメント施設用商品等の販売


玩具を中心に、映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント関連商品を、いずれもトップクラスのシェアにて取り扱うエンタテインメント総合商社。人々に感動を提供するエンタテインメント事業を通して多くの方の心を豊かにし、「夢のある明日づくり」によって社会的価値を生み出せる企業を目指しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社ハピネット

55フォロワー

RSS
URL
https://www.happinet.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都台東区駒形ニ丁目4番5号 駒形CAビル
電話番号
-
代表者名
榎本誠一
上場
東証プライム
資本金
27億5125万円
設立
1969年06月