日本中の子どもたちが競い合うロボットの祭典 MVPはドローンとロボットを融合したアイデアロボット
第13回 ヒューマンアカデミージュニアロボット教室全国大会
【本件のポイント】
●MVP賞は、井澤貴大さん(小6)が作った、ドローンとロボットを融合した革新的なアイデアロボット
●全国27,000名以上の中から予選を勝ち抜いた32名の年長~中学生までの選手が出場
●創造力と技術力を駆使したアイデアロボット競演の様子を、サイトやYouTubeで公開
【本件の概要】
本大会は、国内外のロボット教室で学ぶ子どもたちが培ってきた日頃の学習成果を発表する場として、2011年より毎年開催しています。全国の生徒たちが互いの知識やアイデアを共有しながら交流を図ること、また同じ目標に向かって互いに切磋琢磨し合うことを通じて、より強い科学、工学への興味・関心を持ってもらうことを目的としています。
出場資格は、ロボット教室に通う未就学児から15歳までの約27,000名以上の生徒が対象。オリジナルのロボットを製作する「アイデアコンテスト」と、ロボットの正確性や技術力を競う「テクニカルコンテスト」の2部門の応募者の中から予選審査を通過した32名が東京大学安田講堂に集結し、ライブで白熱した戦いを繰り広げました。
▲MVP賞を受賞した井澤貴大さんの「ドローボ」発表の様子
各コースの受賞者は以下の通りです。
【受賞者(敬称略)】
●大会のレポートページ
https://kids.athuman.com/robo/event/convention/2023/national/resultandphotogallery/?code=140023
■審査委員長 高橋智隆先生の総評
本当に素晴らしいロボットが集まり、子どもたちが日頃学んだ成果がここまでのものなのかと驚かれたのではないでしょうか。教室に通っている生徒さんのお顔を見れば、いかに好きなことに夢中で取り組むということが、大きな学びになっているか、お気づきかと思います。遊びのようにも見えるかもしれませんが、子どもたちは好きでロボットに取り組んで試行錯誤しているうちに様々なことを学んでいます。
私は10年以上前にこのロボット教室を始めるにあたって、必ずしもロボットの専門家を育てようと思ったのではなく、ロボットの人気と教育効果というものを活用して、科学技術全般に広く興味を持ってくれる、そんな子どもたちを輩出したいと思っていました。そして、ロボット教室は、今日これほどの規模になり、全国大会では多くの素晴らしい才能が賞を受け、また明日から切磋琢磨してロボットを題材に学習してくれることを本当にうれしく思います。
多くの才能がここで発掘され、羽ばたいていくこと、そして、そんな彼らと将来ロボットのプロジェクトでプロ同士として共同でロボットが開発できたら、そんな素敵なことはないですね。今日のこの素晴らしい刺激を原動力に変えて、明日からまたロボット作りと日々の知的好奇心にあふれた生活にいそしんでください。
■高橋智隆 先生 (ロボット教室アドバイザー / 大会審査委員長)
ロボットクリエイター/株式会社ロボ・ガレージ 代表取締役
東京大学先端科学技術研究センター特任准教授/福山大学/大阪電気通信大学客員教授等を歴任
2003年京都大学工学部物理工学科卒業。卒業と同時にロボ・ガレージ創業。
ロボットの世界大会「ロボカップ」で史上初の5年連続優勝を達成。
ロボットクリエイターとして、ロボットの研究、設計、デザイン、製作を手がけている。
代表作に、乾電池CM「エボルタ」、組み立てロボットキット「週刊 ロビ」、ロボット電話「ロボホン」、ロボット宇宙飛行士「キロボ」 など。
【第13回 ヒューマンアカデミーロボット教室 全国大会 開催概要】
日時:2023年8月26日(土)10:15~17:00
会場:東京大学 安田講堂
ライブ配信:公式YouTubeチャンネル「ヒューマンアカデミーこどもちゃんねる」にて配信
内容:アイデアコンテスト・テクニカルコンテスト、高橋智隆先生講演 等
主催:ヒューマンアカデミー株式会社
協賛・協力企業:ヴイストン株式会社、JENESIS株式会社、シャープ株式会社、株式会社タカラトミー、
東京法令出版株式会社、株式会社ロボ・ガレージ、Rocket Road株式会社 他(50音順)
大会審査委員長:高橋智隆先生(ロボット教室アドバイザー、ロボットクリエイター、株式会社ロボ・ガレージ代表取締役)
出場者:日本国内の予選審査を通過した「ヒューマンアカデミーロボット教室」の生徒
競技種目:アイデア(創作ロボット)コンテスト
賞 品:ロボホンライト/embot(エムボット)/タブレット型PC/ROBO-UNI[ロボユニ]/
Robovie-i Ver.2/シャープ テキオンクーラー 他
■「ヒューマンアカデミージュニアSTE“AMスクール ロボット教室」とは
「ヒューマンアカデミージュニアSTE“AMスクール ロボット教室」は、ロボットクリエイターの高橋智隆氏をアドバイザーに迎え、2009年6月にスタート。未就学児(5~6歳)から中学生を対象に全国で展開し、教室数は1,700教室以上、在籍生徒数は27,000名を超えるロボットプログラミング教室です(※2023年3月末時点)。5歳から中学生までお子さまの年齢に合わせたさまざまなコースをご用意しており、「プレプライマリーコース」「プライマリーコース」「ベーシックコース」では、動くロボットを自ら作り上げ、試行錯誤を繰り返しながら構造や動きの仕組みを学びます。「ミドルコース」「アドバンスコース」では、さらにマイコンブロックやセンサーが追加され、専用タブレットを用いたビジュアルプログラミングでより複雑な動きを実現します。
子どもたちに科学の驚きと感動を与え、楽しく夢中になってロボット製作に取り組むうちに、新しい時代を生き抜く上で必要となる学びの基盤となる力が養われているというプログラムです。
●公式サイトURL:https://kids.athuman.com/robo/
※STEAM教育とは、Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育」に、 さらにArts(教養/創造性)を統合し、各教科での学習を実社会での課題解決に生かしていくための教科横断的な教育手法を総称した言葉です。21世紀に入りますます科学技術が発展する社会では、それを支える次世代の人材育成という点から、理数系教育・技術教育がさらに重要となってきます。世界的にも「STEAM教育」と呼ばれる、理科系の分野を複合的に育む取り組みが進んでいます。
■ヒューマングループについて
ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。
1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、教育格差、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGsへの貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。
●ヒューマンホールディングスWEBサイト:https://www.athuman.com/
会社概要
ヒューマンアカデミー株式会社
●代表者 :代表取締役 川上輝之 ●所在地 :東京都新宿区西新宿7-5-25西新宿プライムスクエア1階
●資本金 :1,000万円 ●URL :https://manabu.athuman.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像