◆セミナーレポート◆トラストバンク、”地域共創マッチングプロジェクト”の一環として、自治体や教育関係者向けにデジタル教育に関するセミナーを開催
~ 「『得意』を伸ばし『困りごと』に寄り添う」をテーマに新しい発達支援の形も提案 ~ ~ 自治体×教育系スタートアップのマッチングを通じ地域別の教育課題解決へ ~
国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク
(本社:東京都品川区、代表取締役:福留大士、以下「トラストバンク」)は、自治体とスタートアッ
プのマッチングおよび伴走支援を行う新プロジェクト「地域共創マッチングプロジェクト」の一環とし
て、去る 2025 年 7 月 15 日(火)に「デジタルクリエイティブ教育の SOZOW・発達支援の PAPAMO
× GCF®セミナー」をオンラインで開催しました。「子どもの『得意』を伸ばし、『困りごと』に寄り
添う」をテーマに、全国の自治体職員や教育関係者の皆様にご参加いただき、ガバメントクラウドファ
ンディング®(以下「GCF®」)の活用方法や、ゲストの 2 社が提供するデジタル教育支援の取り組みに
ついて、具体的な事例とともにご紹介しました。イベントの模様を一部、レポート形式でお伝えします。

■ セミナー概要
セミナー名:
子どもの『得意』を伸ばし、『困りごと』に寄り添う。ふるさと納税を用いた地域活性のカタチ~デジ
タルクリエイティブ教育の SOZOW・発達支援の PAPAMO~
登壇者:
• 株式会社トラストバンク GCF®・災害支援等担当 荒井 聡
• SOZOW 株式会社(https://sozow.com/) 執行役員 COO 井上 忠大氏
• PAPAMO 株式会社(https://papamo.net/official/) 代表取締役 橋本 咲子氏
■ セミナー内容
ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)の可能性
トラストバンクの荒井からは、まずふるさと納税を活用して自治体が行うクラウドファンディング
「GCF®」の概要をご紹介いたしました。GCF®は、単なる資金調達にとどまらず、地域課題を可視化
し、未来のまちづくりの取り組みを伝えることで市民参加促進のツールとして、活用されています。こ
れまで 3500 件以上のプロジェクトを支援し、累計 210 億円超の寄付を集めてまいりました(25年5 月1日時点)。
今回は地方創生における大切な要素の一つである「教育」にフォーカスし「得意をさらに得意に、苦
手をできるに」をコンセプトとした具体的事例を紹介しました。
デジタルで子どもの好奇心を解き放つ「SOZOW」の取り組み
SOZOW 株式会社の井上氏からは、マインクラフトやプログラミング、映像制作など、デジタルを活
用した創造体験を通じて、子どもたちが最新テクノロジーに触れ、非認知能力を育む取り組みをご紹介
いただきました。同社がこれまでに、教育とエンターテイメントをかけあわせた「エデュテイメント」
を主軸として作成したオリジナルコンテンツは 500以上に上り、オンライン習い事やオンラインフリースクールを通じて提供されています。また、全国各地で開催するリアルイベント「SOZOW フェス」
は、これまでに10万人超が参加する人気イベントに成長。地域の駅でのイベント開催予定や JR 東日本グループとの連携事例など、地域と連携した具体的な取り組みをご説明いただく中で、「地域の魅力をデジタルで体験し、子どもたちが地域を知るきっかけづくりをしている」という井上氏の言葉が印象的でした。
体の使い方から学びを支える「PAPAMO」の発達支援
PAPAMO 株式会社の橋本氏からは、オンラインによる運動・発達支援事業「へやすぽアシスト」の
取り組みをご紹介いただきました。同事業は累計 3 万件の支援実績を持ち、200人の専門コーチが全国の子どもたちをサポートしています。橋本氏は、「姿勢が悪い」「集中力がない」「字が汚い」といった子どもの困りごとが、実は「体の使い方」の課題であることを、具体的な改善事例とともに説明。また、不登校背景要因の第 2 位が「発達障がいの診断・疑い」(31.1%)という現状に対して、「体の発
達支援を通じて、不登校になる前に子どもたちを支えたい」と語られました。現在自治体とは、教育委
員会や学校、療育施設、保護者向けの発達支援のセミナー・勉強会開催とオンライン療育の実証実験を
進めており、予算確保が課題となる自治体に対しては GCF®の活用も提案されています。
■ 今後の展開について
本セミナーに興味を持たれた自治体には、個別相談の機会を設け、地域の実情に合わせた具体的な取
り組みを検討してまいります。
トラストバンクでは今後も、ふるさと納税による資金循環をより具体的な地域課題解決につなげると
いう目的のもと、革新的なソリューションを提供するスタートアップ企業と連携し、ふるさと納税を通
じた持続可能な地域支援の仕組みづくりに貢献してまいります。
株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/ )
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012 年 4 月に創業し、同年 9 月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約 95%となる 1700 自治体超(24 年 10 月)、お礼の品数は 76 万点超(24 年 10 月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18 年11 月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19 年 9 月自治体向けビジネスチャット「LoGo チャット」、20 年 3 月ノーコード電子申請ツール「LoGo フォーム」をリリース。23 年 10 月には地域のめいぶつを販売する EC サイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、休眠預金等を資金源とした地域のソーシャルビジネス事業者支援事業も展開。※お申し込み可能自治体数 No.1、お礼の品掲載数 No.1(2024 年 10月時点、JMRO 調べ)
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