PR TIMES、過去最高の四半期売上高を6四半期連続で更新(2024年度第2四半期決算を発表)

通期業績予想に対する進捗率は売上高で47.5%、営業利益で50.4%、順調に推移。

株式会社PR TIMES

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証プライム:3922)は2024年10月11日(金)、2024年度(2025年2月期)第2四半期決算(2024年6月〜8月)を発表いたしました。

※2024年10月11日(金)午後4時30分より、2024年度第2四半期決算説明会をライブ配信いたします。

【配信日時】2024年10月11日(金)午後4時30分開始

【ライブ配信URL】https://prtimes-co-jp.zoom.us/webinar/register/WN_bYkwL9IgRkOQQ0MYHGPBDA

INDEX
(1)2024年度第2四半期 決算
(2)2024年度第2四半期 サービス動向
(3)トピックス&参考情報
(4)Road to Milestone2025(更新)

(1)2024年度第2四半期決算

2024年度上期業績は、売上高38億9200万円、売上総利益32億8900万円、営業利益9億5800万円、当期純利益6億3400万円となり、売上高は上期の過去最高を更新いたしました。売上高は前年同期比118.5%、前半期比109.6%、売上総利益は前年同期比115.1%、前半期比108.3%、営業利益は前年同期比107.6%、前半期比112.0%、当期純利益は前年同期比105.6%、前半期比113.3%となっております。

また、今年4月11日に公表した上期業績予想に対して、売上高で98.3%、営業利益で113.8%、当期純利益で112.2%で着地しております。

2024年度第2四半期の業績は、売上高19億6600万円、売上総利益16億5800万円、営業利益4億7300万円、当期純利益3億1300万円となりました。
前年同期比で、売上高は117.4%、売上総利益は114.4%、営業利益は86.7%、当期純利益は84.9%、
また前四半期比で、売上高は102.2%、売上総利益は101.7%、営業利益は97.8%、当期純利益は97.8%で着地しております。

四半期売上高の推移では、6四半期連続で過去最高を更新しており、堅調に成長基調を継続しています。

四半期営業利益は、投資を吸収して引き続き高い利益水準を堅持しております。

販売管理費の内訳では、S&M、R&D、G&Aで金額と対売上高比率を記載しています。

売上高比率はS&Mが38.0%、R&Dが14.4%、G&Aが7.8%となりました。G&Aは、対売上高比で10%未満をキープしています。

S&Mの中で、四半期の広告宣伝費は2億6700万円、前年同期比で88.1%増となりました。

売上高成長率と営業利益率は第2四半期で41.5%と、2023年度第2四半期(49.7%)から減少傾向ながら、良好な水準をキープしています。引き続き、積極的かつ規律ある投資により持続的成長と利益拡大の両立を目指してまいります。

2024年度上期が経過して業績予想に対して、順調に進捗しています。売上高は通期予想81億8900万円に対し、進捗率は47.5%、営業利益は通期予想19億円に対し、進捗率は50.4%です。

2023年度上期の進捗率は売上高が48.0%、営業利益が51.0%でしたので、計画通りに進捗しています。

業績概況の最後に、バランスシートを紹介します。前年同期比では、営業キャッシュフローにより、現預金が引き続き積み上がっております。ROAは17.4%、ROEが21.0%となりました。

(2)2024年度第2四半期 サービス動向

事業ハイライトについてご説明いたします。

「PR TIMES」利用企業数は2024年8月末時点で10万1286社となり、前年同期比で1万3970社の増加、前四半期比で3338社の増加になっています。また8月末時点で、国内上場企業のうち59.5%にご利用いただいております。

プレスリリースの配信メディアリストは1万848媒体、情報収集のために会員登録するメディアユーザー数は2万7929名、プレスリリースを転載するパートナーメディアは260媒体になりました。サイト閲覧数は、2023年8月に過去最高の月間8984万PVを記録し、「PR TIMES」のFacebook公式アカウントのいいね数は13万579、X(旧Twitter)フォロワー数は47万632となっております。個人ユーザー数は21万6918名となりました。

2024年度第2四半期は、9万8005件(前年同期比4.9%増、前四半期比1.1%減)のプレスリリースを配信いただき、第2四半期として過去最高を更新したものの、今期頻発したシステム障害、顧客を遠ざける過剰な審査、浸透に苦戦する新エディターなど(トピックスで後述します)が伸び悩みの新たな要因として生じました。第3四半期には成長率の復調を見込んでいます。

続いて、「PR TIMES」に関連したサービスラインで「PR TIMES STORY」をご紹介します。

「PR TIMES STORY」は、この第2四半期の利用は472件と前年同期比24.5%減、前四半期比8.3%増となりました。3四半期ぶりに復調傾向ではあるものの、計画1467件に対して大幅な未達となりました。「PR TIMES STORY」にはポテンシャルを感じており、再び成長基調を取り戻すために、7月に体制と運営方針の変更を実施しました。

続いて、「PR TIMES」を超える事業の創出を目指して、取り組んでいるサービスラインを2つ紹介します。

一つ目が、SaaS型タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」です。「Jooto」の8月末時点の有料利用企業社数は2424社で、前四半期比で623社(34.6%)増となりました。8月に無料プランの利用上限人数を変更したことに伴い、有料利用企業社数が大幅に増加しており、1社あたりの平均利用単価は1万197円(前四半期比20.5%増、前年同期比69.4%増)と、計測以来最高値を更新し続けています。引き続き、「Jooto」では利用社数と利用単価の両方を追っていく方針です。

二つ目が、カスタマーサポートツールの「Tayori」です。「Tayori」の8月末時点の有料アカウント数は1254となり、前四半期比で77アカウント(6.5%)増となりました。6月に正式版提供を開始したAIチャットボット機能を利用できるプロフェッショナルプラン以上への変更が進み、1アカウントあたりの平均利用単価は7465円と、計測以来過去最高となりました。

(3)トピックス&参考情報

コーポレート|従業員持株会の奨励金率を最大100%に引き上げ

従業員持株会の奨励金率を積立額1万5000円までは100%、1万5000円を超えた金額に対しては20%に変更しました。

東京証券取引所が公表している「2022年度従業員持株会状況調査結果」によると、調査対象会社3262社中、奨励金率100%の企業は2023年3月31日時点でわずか9社と上場企業としてトップクラスの優遇制度であると考えています。

(詳細↓)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001461.000000112.html

コーポレート|原則出社勤務へ方針転換

10月より原則週4日出社勤務から原則出社勤務へ変更しました(週1日出社推奨だった開発部は経過措置として週3日出社へ変更)。仕事とライフイベントとの両立支援など必要に応じてリモートワークを都度申請可としました。

コーポレート|組織変更と人事異動

開発部開発チームをCTOが率いるグループとVPoEが率いるグループへ分割、新卒7年目の20代社員がVPoEに就任しました。また、プロダクトチームを開発部からへ格上げ、メディアリレーションズグループを新設し、2つのグループがPR TIMES事業ユニット直下になりました。そして、関西支社を新設し、新卒5年目の20代社員を支社長に抜擢しました。

長期的に企業理念を追求しながらも、組織を硬直化させずに自己革新し続けてまいります。

(詳細↓)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001455.000000112.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001465.000000112.html

PR TIMES|過剰になり顧客を遠ざけてしまった審査を方針変更

「PR TIMES」において、過剰な審査とコミュニケーション不和およびその体制から、利用を見合わせる企業数とプレスリリース取り下げ件数が急増していたことを把握しました。審査方針を変更し、カスタマーリレーションズ部長直轄で、見合わせではなく利用に導くためのアドバイスとコミュニケーションを強化を実施しています。

PR TIMES|UIリニューアルプロジェクトにおける新エディターの状況

UIリニューアルプロジェクトの第一弾として新エディターを2023年12月19日に公開して9カ月が経過し、定額プランのご利用企業のうち12.4%が新エディターを未利用のままであり、トレンド偏重による落ち度があったと考えています。あらためて顧客の声に耳を傾けながら、ミッションと事業戦略に従い顧客の創造に寄与できるよう、今後のプロダクト改善を進めてまいります。

PR TIMES|システム障害

「PR TIMES」のご利用企業、メディア、ユーザーへ多大なご迷惑をお掛けするシステム障害を第2四半期も引き続き発生させてしまいました。いずれも復旧し、再発防止策を実施しているものの、度重なるシステム障害によりご利用企業の利用にマイナスの影響を与えてしまっております。

発生-復旧

発生事象

2024年7月12日-
2024年7月12日

ログイン、アクセスが4時間以上、断続的に失敗する接続障害が発生。

2024年6月12日-
2024年6月12日

プレスリリースのエディターに画像ファイルや資料ファイルがアップロードできない機能の不具合が発生。

2024年3月25日-
2024年5月1日

顧客企業1566社5309件のプレスリリースにおいて、35万1266通のFAXが未送信となる障害が発生。

2024年4月4日-
2024年4月4日

PR TIMES STORYで、公開状態にない顧客企業2793社3886件のストーリーにおいて、タイトル、サムネイル画像、ハッシュタグが、閲覧可能になる障害が発生。

2023年7月13日-
2024年2月21日

管理画面内「分析データ」機能におけるユニークユーザー数、ページビュー数の集計方法変更以降、一部アクセス数の取得に失敗する障害が発生。数値が過少に表示。

Jooto|AIタスク生成β版

「Jooto」は、プロジェクト概要を入力するだけでAIが自動でタスクを生成し、最適な管理ボードを作成する機能をβ版として開始しました。シンプルな操作性で初めてのユーザーでもAIの力で手軽にプロジェクト管理を始められるようになり、案件の種類や規模に合わせて最適な管理方法も自動で提案し、業務の効率化をサポートします。

(詳細↓)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001432.000000112.html

Tayori|月額1万円で利用できるAIチャットボット、LINE公式アカウントと連携開始

「Tayori」は、システム開発や追加コストなしで、LINE公式アカウント上での問い合わせに対してAIチャットボットが回答する連携を開始しました。AIチャットボットはFAQをもとに回答するため、誤った情報を提供するリスクを低減し、サービス利用者の満足度向上と企業活動の生産性向上を実現します。

(詳細↓)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001460.000000112.html

(4)Road to Milestone2025(更新)

中期経営目標「Milestone2025」に向けた現時点の計画と見通しについてお伝えいたします。次の大きな挑戦を見据えて2025年度の営業利益目標35億円を目指すと同時に、営業利益25億円を実現する堅実な計画を実行してまいります。

2024年度第2四半期の決算発表時点で、2025年度の業績予想は策定中ですが、2025年度の業績予想において営業利益25億円以上を公表する予定です。Milestone2025で目標に定めた2025年度の営業利益35億円には現時点で乖離があるものの、グループ一丸となって取り組んでまいります。


引き続きミッション「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」の実現に向けて、社員一同で邁進してまいります。

https://prtimes.co.jp/mission/

当社IRに関してよくあるご質問は、「Q&AでPR TIMESを知る」ページに公開しております。

https://tayori.com/q/ir-qa

当社のIRでは、公開前及び戦略に関わる情報については、言及を差し控えさせていただいております。公開可能な情報は、適宜「PR TIMES」内に掲載してまいりますので、ぜひそちらをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/112

2020年度のみ単体決算、その他の会計年度は連結決算でございます。各ページでの表記を省略しております。

※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。

本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。

実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。

株式会社PR TIMESについて

PR TIMES(読み:ピーアールタイムズ)は、「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、「行動者」のポジティブな情報がニュースの中心となり、個人を勇気づけ前向きにする社会の実現に挑んでいます。私たちは人の行動や頑張りの結晶を、その想いを紡いで発表するのがプレスリリースだと考え、企業規模を問わず「行動者」が自ら発信できる、PRの民主化を目指して事業を展開しています。プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の利用企業社数は10万1000社を超え、国内上場企業の59%超に利用いただいています。情報収集のため会員登録いただくメディア記者2万7000人超、サイトアクセス数は月間約9000万PV、プレスリリース件数は月間3万5000件超累計で200万件を超えています。全国紙WEBサイト等含むパートナーメディア250媒体以上にコンテンツを掲載しています(2024年8月時点)。

他にも、ストーリーで伝える「PR TIMES STORY」動画で伝える「PR TIMES TV」PR活動の設計から実行まで伴走するPRパートナー事業アート特化型のPRプラットフォーム「MARPH」「isuta」「STRAIGHT PRESS」等のニュースメディア事業で、情報発表とその伝播を支援する他、生まれた企画が発表に至るまで前進できるよう支えるタスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」、さらに発表後のお客様対応や情報整理を円滑に行えるカスタマーサポートツール「Tayori」など、「行動者」を立体的に支える事業を運営しています。

また子会社には、スタートアップメディア「BRIDGE」を運営する株式会社THE BRIDGEソフトウェア受託開発を行う株式会社グルコースSNSマーケティング支援の株式会社NAVICUSがあります。

株式会社PR TIMES会社概要

株式会社PR TIMES会社概要

ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名  :株式会社PR TIMES  (東証プライム 証券コード:3922)
所在地  :東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F
設立   :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
- ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
- クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
- 動画PRサービス「PR TIMES TV」(https://prtimes.jp/tv)の運営
- アート特化型オンラインPRプラットフォーム「MARPH」(https://marph.com/)の運営
- カスタマーサポートツール「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- 広報PRのナレッジを届けるメディア「PR TIMES MAGAZINE」(https://prtimes.jp/magazine/)の運営
- プレスリリース専用エディター「PR Editor」(https://preditor.prtimes.com/)の運営
- 「isuta」(https://isuta.jp/ )、「STRAIGHT PRESS」(https://straightpress.jp/)等のWebニュースメディア運営、等
URL    :https://prtimes.co.jp/

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会社概要

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ 8F
電話番号
03-5770-7888
代表者名
山口拓己
上場
東証プライム
資本金
4億2066万円
設立
2005年12月