株式会社丸井グループは世界的な社会的責任投資(SRI)株式指数である「Dow Jones Sustainability Asia Pacific」の構成銘柄に初めて選定されました
株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)は、この度、世界的な社会的責任投資(SRI)※1株式指数である、「Dow Jones Sustainability Index (DJSI)」の、アジアパシフィック地域にて構成される「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index(DJSI Asia Pacific)」の銘柄に初めて選定されました。
これは、当社グループが、環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点を踏まえたうえで、サステナビリティの実現を新しい目標として掲げ、長い時間軸で未来志向の「本業=社会へのお役立ち」の取組みをすすめている点を評価いただいたものと考えております。
◆「 Dow Jones Sustainability Index (DJSI)」とは
『DJSI』はアメリカのダウ・ジョーンズ社とスイスのRobeco SAM社が共同で開発した世界的な株式指数で、「経済・環境・社会」という3つの分野にわたる持続可能性評価基準をもとに評価された企業が選定されます。今年度、丸井グループが選定された「DJSI Asia Pacific」はアジア・太平洋地域の主要企業614社を対象にした指数で、152社(うち日本企業72社)が選定されました。
※1社会的責任投資(SRI) :投資をする際に、従来の財務分析による投資基準に加え、環境・社会・コーポレートガバナンスといった企業の社会的責任も重視して投資をする方法のこと
また、当社グループは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が選定した3つのESG 指数である、『FTSE Blossom Japan Index』『MSCI ジャパン ESGセレクト・リーダーズ指数』、『MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)』や、『FTSE4Good Index Series』(フィッチー・フォー・グッド インデックス・シリーズ)』にも採用されております。こちらのニュースリリースもあわせてご覧ください。
ニュースリリース → http://www.0101maruigroup.co.jp/nr/
◆当社グループのおもな取組み
[健康経営の取組み]
当社グループでは、従業員一人ひとりが健康を切り口に意識や行動を変えることにより、活力を高め生産性をアップさせることで、企業価値向上と社会貢献につなげていくことをめざしています。
- 2年連続で健康診断受診率100%を達成
- 事業所を横断する「健康経営推進プロジェクト」の実施
- 一人当たり年間平均残業時間が130時間(2008年)から44時間(2016年)まで削減 など
なお、当社グループは、経済産業省の「健康優良法人~ホワイト500~」にも選定されております。
「健康経営優良法人」ニュースリリース → http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/17_0223/17_0223_1.pdf
[ CO2削減の取組み~ラクチンシューズのカーボン・オフセット~を実施]
2017年3月、カーボンフットプリントでCO2排出量を測定した当社プライベートブランドのシューズ8型番を対象に「カーボン・オフセット」を実施しました。期間中にお買い上げいただいた対象型番の足数を製造する際に発生したCO2排出量68トン分を、6カ所の地域での環境保全活動を通じて「オフセット」いたしました。
「カーボン・オフセット」ニュースリリース → http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/17_0413/17_0413_1.pdf
[IRの取組み]
当社グループでは、企業価値を株主・投資家の皆さまと共に創るという想いから、統合報告書 「共創経営レポート」・「共創サステナビリティレポート」の発行や、機関投資家向けの説明会「MARUI IR DAY」の開催など、さまざまな取組みをおこなっています。
こうした取組みが評価され、世界的に有名なアメリカの金融専門誌「Institutional Investor誌」が発表した「The 2017 All-Japan Executive Team rankings(日本のベストIRカンパニーランキング)」の小売セクターにおいて、「ベストIRカンパニー」第1位に選出されました。また、「共創サステナビリティレポート2016(英語版)」が、世界最大のアニュアルレポートコンペティション「International ARC Awards2017」のSpecialized Annual Reports部門Sustainability Report-Asia、Mid-East、Pacificカテゴリーにて、Silver(銀賞)を受賞するなど、外部からの高い評価をいただいております。
「ベストIRカンパニー」ニュースリリース → http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/17_0530/17_0530_1.pdf
「International ARC Awards2017」ニュースリリース → http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/17_0908/17_0908_1.pdf
[女性の活躍推進への取組み]
女性の活躍を推進するため、「意識改革」と「制度づくり」の両輪で取組みをすすめています。2014年3月期に女性活躍の重点指標を設定、2021年3月期までの目標数値を掲げ、取組みを可視化しています。
[統合報告書「共創経営レポート」の発行]
丸井グループでは、ステークホルダーの皆さまとの対話のかけ橋として、また当社グループの「共創経営」や事業をより深くご理解いただくツールとして、2015年より「共創経営レポート」の発行をスタート。2017年9月下旬に、3冊目となる「共創経営レポート 2017」を発行いたします。
今回発行する「共創経営レポート 2017」では、ステークホルダーの皆さまとの対話の中でご要望の多かった、ビジネスモデルと今後のリスクを含めた未来の取組みに焦点を当てて、当社の「共創経営」を深くご理解いただける内容となっております。
※「共創経営レポート 2017」は9月下旬の発行に合わせて、当社グループホームページに掲載予定です。ぜひご覧ください。
「共創経営レポート2016」→http://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/i-report.html
「共創サステナビリティレポート2016」→http://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/s-report.html
当社グループは、お客さまの「しあわせ」をすべてのステークホルダーと共に創る「共創経営」をすすめています。時代と共に変化するお客さまニーズや社会の課題に対して、どう未来を切り拓いていくのか。その鍵として私たちが注目したのが「インクルージョン(包摂)」という考え方です。
当社グループでは、すべてのステークホルダーとの共創を通じ、すべての人がインクルードされる豊かな社会づくりをめざしてまいります。
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