【２８卒学生調査】大学2年生7割以上が「ガクチカ」を意識した活動。一方、「ガクチカ」に自信を持てる学生は全体の1割強。活動内容1位は「アルバイト」。就活を意識するきっかけ1位はSNSやWeb情報。

株式会社学情（本社：東京都中央区）は、2028年３月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に、「就職活動における『ガクチカ（学生時代に力を入れていること）』」についてインターネットアンケートを実施しました。今回の調査では、７割以上が何かしら「ガクチカ」を意識した活動をしていると回答しました。中でも「アルバイト」を上げる学生最も多い結果に。一方で約９割の学生が自分の「ガクチカ」に自信がない・自信を持てるかわからないという結果に。活動の一方で何かしらの課題を抱えていることがわかりました。

【TOPICS】

（1） 回答者の約７割が「ガクチカ」を意識した活動をしている」という現状

（2）「ガクチカ」を意識している学生・意識していない学生、いずれも今活動している内容の１位は「アルバイト」

（3）約９割の学生が自分の「ガクチカ」に自信がない・自信を持てるかわからないという回答

（4）就活に意識を持ち始めたのは、過半数が大学2年生から。きっかけはSNSやWeb上の情報が最多

【調査の背景】

就職活動で重視されるものの一つとして「ガクチカ（学生時代に力をいれていること）」があります。近年、就職活動の早期化が進み、大学1・2年生から準備を始める学生が増えている中で、エピソード化するにも長期間を要するこの項目について焦点をあてて、学生がどのような意識を持ち、どのような活動をしているのか、アンケートを実施しました。

（1） 回答者の約７割が「ガクチカ」を意識した活動をしている」という現状

「ガクチカ」を意識していますか？という質問には、71.9％が「意識している」と回答。大学2年生時点で、就活を意識した活動をしている学生が大半であることがわかりました。

（2）「ガクチカ」を意識している学生・意識していない学生、いずれも今活動している内容の１位は「アルバイト」

「ガクチカ」を意識して活動している学生が、どのようなことをしているか聞いたところ、1位は「アルバイト」（71件）、2位は「サークル活動」（48件）、3位は「資格取得」（42件）という結果になりました。

一方で、「ガクチカ」を意識していない学生が、どのような活動をしているか聞いたところ、1位は「アルバイト」（31件）、2位は「資格取得」（18件）、3位は「ゼミなどをはじめとする学業」（14件）となりました。

（３）約９割の学生が自分の「ガクチカ」に自信がない・自信を持てるかわからないという回答

就職活動において自分の「ガクチカ」に自信があるか、という質問には、自信があるという学生は13％程度にとどまり、「わからない」が37.5％、「自信がない」が約半数の49.4％という結果になりました。

「ガクチカ」に自信を持てない理由としては、「自分の経験が少ないと感じているから」が79件、「どんな経験が評価されるかわからないから」が70件、「特に『ガクチカ』として語れるエピソードがないから」が66件と続きました。約7割が「ガクチカ」を意識した活動をしている一方で、何かしらの課題を抱えていることがうかがえます。

（4）就活に意識を持ち始めたのは、過半数が大学2年生から。きっかけはSNSやWeb上の情報が最多。

就職活動を意識し始めたのは、「大学２年生」が最多で52.5％、次いで「大学1年生」が27.5％で、併せて80％という結果になりました。また、就職活動を意識するきっかけとしては「SNSやWeb上の情報」が67件と最多。次いで、「友人」47件、「両親・親族」38件となりました。就職活動にSNSなどが浸透していることがわかります。

■調査概要

・調査期間：2025年11月28日～2025年12月18日

・調査機関：株式会社学情

・調査対象：スカウト型就職サイト「Ｒｅ就活キャンパス」へのサイト来訪者

・有効回答数：160件

・調査方法：Web上でのアンケート調査

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0％にならない場合があります。

■株式会社学情とは

東証プライム上場・経団連加盟企業。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数280万人の「（20代が選ぶ）20代向け転職サイト7年連続No.1・20代専門転職サイト〈Ｒｅ就活〉」（2019年～2025年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位）や「30代向けダイレクトリクルーティングサービス〈Ｒｅ就活30〉」、会員数60万人の「スカウト型就職サイト〈Ｒｅ就活キャンパス〉（2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル）」を軸に、20代・30代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。

また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し（自社調べ）、「転職博」や「就職博」を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。

［創業／1976年 資本金／15億円 加盟団体／一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会、一般社団法人 日本人材紹介事業協会、日本就職情報出版懇話会、公益財団法人 森林文化協会］

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