PR TIMES、四半期売上高・営業利益ともに過去最高を更新(2024年度第3四半期決算を発表)
2025年度の業績予想において営業利益30億円以上へ上方修正を公表予定
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証プライム:3922)は2025年1月10日(金)、2024年度(2025年2月期)第3四半期決算(2024年9月〜11月)を発表いたしました。
※2025年1月10日(金)午後4時00分より、2024年度第3四半期決算説明会をライブ配信いたします。
【配信日時】2025年1月10日(金)午後4時00分開始
【ライブ配信URL】https://prtimes-co-jp.zoom.us/webinar/register/WN_0QOePMJiTCmEWX7ODapPHw
INDEX
(1)2024年度第3四半期 決算
(2)2024年度第3四半期 サービス動向
(3)トピックス&参考情報
(4)Road to Milestone2025(更新)
(1)2024年度第3四半期決算
2024年度第3四半期の業績は、売上高20億9300万円、売上総利益17億6500万円、営業利益6億3800万円、当期純利益3億7300万円となりました。
前年同期比で、売上高は119.0%、売上総利益は114.9%、営業利益は102.2%、当期純利益は93.5%。また前四半期比で、売上高は106.4%、売上総利益は106.5%、営業利益は134.7%、当期純利益は118.9%で着地しております。
2024年度第3四半期までの累計の業績では、売上高59億8500万円、営業利益15億9600万円、当期純利益 10億800万円となりました。前年同期比で、売上高は118.7%、営業利益は105.4%、当期純利益は100.8%となっております。
昨年4月11日に公表した通期業績予想に対する進捗率は、売上高で73.1%、営業利益で84.0%、当期純利益で79.0%となっております。
四半期売上高の推移では、7四半期連続で過去最高を更新しており、堅調に成長基調を継続しています。
四半期営業利益は、投資を吸収して4四半期ぶりに過去最高を更新しました。
販売管理費の内訳では、S&M、R&D、G&Aで金額と対売上高比率を記載しています。
売上高比率はS&Mが34.0%、R&Dが13.0%、G&Aが6.8%となりました。G&Aは、対売上高比で10%未満をキープしています。
S&Mの中で、四半期の広告宣伝費は1億9800万円、前年同期比で147.4%となりました。
売上高成長率と営業利益率は第3四半期で49.5%と、良好な水準をキープしています。引き続き、積極的かつ規律ある投資により持続的成長と利益拡大の両立を目指してまいります。
2024年度第3四半期が経過して業績予想に対して、順調に進捗しています。売上高は通期予想81億8900万円に対し、進捗率は73.1%、営業利益は通期予想19億円に対し、進捗率は84.0%です。
また、2025年度の業績予想として営業利益30億円以上を公表する予定です。2025年度を基準とする業績連動型新株予約権の業績条件が達成される蓋然性が高まったことを受けて、第4四半期において株式報酬費用として6000万円から1億円のレンジで追加計上する見通しになったが、順調な業績の進捗とコストコントロールにより、当追加費用は吸収可能であると判断しています。
業績概況の最後に、バランスシートを紹介します。前年同期比では、営業キャッシュフローにより、現預金が引き続き積み上がっております。ROAは16.2%、ROEが19.2%となりました。
(2)2024年度第3四半期 サービス動向
事業ハイライトについてご説明いたします。
「PR TIMES」利用企業数は2024年11月末時点で10万5061社となり、前年同期比で1万3946社の増加、前四半期比で3775社の増加になっています。また11月末時点で、国内上場企業のうち60.7%にご利用いただいております。
プレスリリースの配信メディアリストは1万924媒体、情報収集のために会員登録するメディアユーザー数は2万7096名、プレスリリースを転載するパートナーメディアは262媒体になりました。サイト閲覧数は、2023年8月に過去最高の月間8984万PVを記録し、「PR TIMES」のFacebook公式アカウントのいいね数は13万947、X(旧Twitter)フォロワー数は47万7512となっております。個人ユーザー数は22万6977名となりました。
「PR TIMES」には1回3万円の従量課金プランと定額課金のプランがあり、定額課金は単月契約の月額8万円、半年契約の月額7万5000円、年間契約の月額7万円に分かれています。今後、年間契約プランと半年契約プランとその合計を四半期で開示します。
定額課金の期間契約プラン合計は2902社(前年同期比259社増・9.8%増)で、内訳としては、年間契約プラン2584社(同248社増・10.6%増)、半年契約プラン318社(同11社増・3.6%増)となっています。
今後、年間契約プランの利用企業のうち大手消費財メーカーを中心に、PRパートナーサービスの提案を強化してまいります。
2024年度第3四半期は、11万1540件(前年同期比11.2%増、前四半期比13.8%増)のプレスリリースを配信いただき、前四半期に明らかとなった課題への対応や営業部門の拡充が奏功し、プレスリリース件数の成長率は3四半期ぶりに10%台を回復しています。
「PR TIMES」に関連したサービスラインで「PR TIMES STORY」をご紹介します。
「PR TIMES STORY」は、この第3四半期の利用は344件と前年同期比58.0%減、前四半期比27.1%減となり、計画1914件に対して大幅な未達となりました。
続いて、PRパートナーサービスについてです。
2021年8月に「PR TIMES」の顧客向けとしてPRパートナーサービスを開始したものの、持続的な成長には至らず、リテナー契約の顧客数(*)は5~10社で伸び悩んでいます。チームメンバー1人当たりの顧客数は低水準で、組織を拡大できておりませんでした。
昨年に「PR TIMES」に関する機能とサービスを統合したPR TIMES事業ユニット、メディアとの関係深化を追求するメディアリレーションズグループを新設し、また営業部門がPR TIMESの周辺や補完サービスを一体的に推進する組織へ拡充しています。今後、営業部門とメディアリレーションズグループがPRパートナーサービスを支援し、早期に成長フェーズを目指してまいります。
(*)6カ月連続で稼働実績がある顧客数
続いて、「PR TIMES」を超える事業の創出を目指して、取り組んでいるサービスラインを2つ紹介します。
一つ目が、SaaS型タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」です。「Jooto」の11月末時点の有料利用企業社数は2475社で、前四半期比で51社(2.1%)増となりました。前四半期に34.6%の大幅増を記録した後も反動減はなく、2四半期連続で増加を実現し、有料利用企業社数が順調に増加しています。1社あたりの平均利用単価は8995円(前四半期比11.8%減、前年同期比46.4%増)と前四半期に初期導入やAPI連携支援などのオプションサービスが好調だった反動による一時的な影響が出ています。引き続き、「Jooto」では利用社数と利用単価の両方を追っていく方針です。
二つ目が、カスタマーサポートツールの「Tayori」です。「Tayori」の11月末時点の有料アカウント数は1348となり、前四半期比で94アカウント(7.5%)増と15四半期連続で増加しています。AIチャットボット機能を利用できるプロフェッショナルプラン以上への移行が進み、1アカウントあたりの平均利用単価は7832円と、計測以来過去最高を更新しました。導入支援プログラムの販売も本格化しており、Tayoriも引き続き、利用社数と利用単価の両方を追っていく方針です。
(3)トピックス&参考情報
コーポレート|初配と累進配当の方針
2016年の上場以来、無配方針を継続してきましたが、創業以来初となる配当を実施する見通しです。DOE(株主資本配当率)2%以上を基準とした配当を実施する方針で、現時点の想定では2025年2月期末の株主資本は約70億円を見込み、これに基づく配当総額は約1億4000万円、1株当たりの配当金は10円30銭を予想してます。
無配から初配へ転じても成熟企業になった訳ではなく、今後も積極的かつ規律ある投資により持続的な成長と利益拡大の両立を目指します。株主には今後、その実現する過程を累進配当により毎期実感し、評価検証していただきたいと考えています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001484.000000112.html
コーポレート|組織変更と人事異動
PR TIMES事業ユニット内で、CTOが率いる第一開発グループとVPoEが率いる第二開発グループを部に昇格しました。開発部長が第一開発部長にスライドし、新卒7年目の20代社員が第二開発部長に就任しています。
また、PR TIMES事業ユニット内で新卒3年目の20代社員が第二営業部長に就任し、新たに3名のマネージャーが誕生しています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001493.000000112.html
コーポレート|「Public of The Year」始動
社会を動かした人物とその行動を、その年の象徴としてたたえる「Public of The Year」 2024授賞式を初開催し、「企業・事業」「学術・文化」「芸能・スポーツ」の3部門9組の受賞者を発表しました。
行動を起こした人をたたえ、その情報を伝えることで、次なる行動者が生まれ、ポジティブな循環が社会を前進させることを願い、新たに立ち上げたアワードで、今後何十年と長く続く権威ある賞になることを目指しています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001489.000000112.html
コーポレート|年頭所感2025年
2025年の年頭所感として、「パブリックへの道」を宣言し、決意を新たにしてまいります。あらためて、世の中を動かしているのは一人ひとりの行動だと、誰もが体感できる世の中を目指します。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001491.000000112.html
PR TIMES|地方地域展開の拡大
2024年11月に名古屋産業振興公社、奈良新聞社、経済産業省北海道経済産業局と提携し、地方情報流通のための提携は地方金融機関43例(35行・8信金)、地方メディア34社、官公庁・自治体等1府2県7市3機関、合計90例となりました。
全47都道府県をカバーして、2025年度中期経営目標「Milestone 2025」における目標の一つを達成したことになります。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001473.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001476.000000112.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001479.000000112.html
PR TIMES|グッドデザイン賞
PR TIMESがTayoriに続き、グッドデザイン賞を業務用システム・サービスカテゴリにおいて受賞しました。プレスリリースエディターの全面リニューアルを機にエントリーし、視覚的に魅力的あるリッチコンテンツを実現するデザインを評価いただきました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001468.000000112.html
PR TIMES|コラボCM
日本テレビ系日曜ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」の番組連動CMを11月3日より放送開始しました。堀田真由さんが演じる町田涼が、ドラマ内で脚本家見習いとして初めて携わった劇中のテレビドラマ「恋愛遊覧船」をもっと多くの方に見てもらうために、テレビ日本(劇中のTV局)社員とともにプレスリリースを「PR TIMES」で発信する内容となっています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001472.000000112.html
Tayori|阪神タイガース梅野選手と紙飛行機で日本記録
Tayoriのサービスロゴにある紙飛行機にちなみ、阪神タイガース梅野隆太郎選手と紙飛行機の最長飛行距離に挑戦。日本記録を更新して、64.652mを記録しました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001486.000000112.html
MARPH|有料プランを開始
MARPHはアートに特化したPRプラットフォームを目指し、2022年6月にβ版を開始しました。これまでにギャラリー37軒が利用し、アート855作品と個展255回の情報を公開しています。プレスリリース配信数は154件にのぼります。
2024年11月には、1回5万円の有料プレスリリース配信プランを開始しました。現時点で有料プランを利用するギャラリーは5軒、有料のプレスリリース配信数は7件に達しており、今後本格的なサービス展開に向けて準備を進めています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001474.000000112.html
(4)Road to Milestone2025(更新)
2025年度の業績予想は策定中でありますが、 2024年度第3四半期の決算発表時点で、2025年度の業績予想において営業利益30億円以上を公表する予定へ上方修正(2024年度第2四半期の決算発表時点では営業利益25億円)します。
Milestone 2025で目標に定めた2025年度の営業利益35億円には現時点で乖離があるが、グループ一丸となって取り組んでまいります。
引き続きミッション「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」の実現に向けて、社員一同で邁進してまいります。
https://prtimes.co.jp/mission/
当社IRに関してよくあるご質問は、「Q&AでPR TIMESを知る」ページに公開しております。
当社のIRでは、公開前及び戦略に関わる情報については、言及を差し控えさせていただいております。公開可能な情報は、適宜「PR TIMES」内に掲載してまいりますので、ぜひそちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/112
2020年度のみ単体決算、その他の会計年度は連結決算でございます。各ページでの表記を省略しております。
※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。
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所在地 :東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F
設立 :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
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- アート特化型オンラインPRプラットフォーム「MARPH」(https://marph.com/)の運営
- カスタマーサポートツール「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- 広報PRのナレッジを届けるメディア「PR TIMES MAGAZINE」(https://prtimes.jp/magazine/)の運営
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