高校生パティシエ日本一が決定! 「第16回スイーツ甲子園」決勝開催、各賞発表
今回のテーマは「アニバーサリーケーキ」。素材の指定はなく、記念日や特別な日のお祝いに、贈りたいと思うオリジナルレシピを募集。全国大会予選の東西ブロックを経て、計6校が決勝の舞台に臨みました。
見事優勝し、文部科学大臣賞に輝いたのは、野田鎌田学園高等専修学校の「shine」です。”スイーツ甲子園優勝”という、ひとつの夢に向かって、3人でチームを結成した日を記念したケーキ「dream(ドリーム)」。チョコレート、コーヒー、メープルシロップをメイン食材に、大人な味わいに仕上げました。食材を無駄にしないよう、切れ端をクラムにして貼り付けました。
今大会から、決勝進出チーム数を4から6チームに増枠。それに伴い、準優勝と3位のチームも発表されました。準優勝は、飯塚高等学校(福岡県)のチーム「clarte(クラルテ)」が、3位は神村学園高等部(鹿児島県)のチーム「3A (トロアン)」が受賞しました。
また、道具を適正かつ大切に使用していたチームへ贈られる貝印賞(貝印株式会社)は、飯塚高等学校(福岡県)のチーム「clarte」が受賞。ペコちゃん賞(株式会社不二家)はレコールバンタン高等部 東京校(東京都)のチーム「フロールラル」、タリーズ賞(タリーズコーヒージャパン株式会社)は育成調理師専門学校 高等課程(兵庫県)のチーム「apprécier(アプレスィエ)」、パストリーゼ賞(ドーバー洋酒貿易株式会社)はレコールバンタン 東京校(東京都)のチーム「ailes(エール)」が、それぞれ選ばれました。
貝印賞受賞チームには、貝印が伊勢丹新宿本店本館地下1階で運営する「KITCHEN STAGE」にて、生徒が考案したレシピを提供することができる、オリジナルレシピ共同開発権が贈られます。ペコちゃん賞・タリーズ賞の受賞チームには、各企業とのコラボ商品開発権が贈られ、全国で商品が発売される予定です。パストリーゼ賞には「第30回ルクサルド グラン プレミオ」優勝作品発表会への招待と、学科在校生全員に「ドーバーパストリーゼ77」の500mlと携帯用空ボトルのセットが贈られます。
決勝大会の審査員は、永井紀之シェフ・鎧塚俊彦シェフが務めました。また、大会アドバイザーである大森由紀子先生にも審査を監修いただいております。大会当日は、スイーツ甲子園の公式YouTubeでライブ配信を行い、同チャンネルでアーカイブ配信もしています。
スイーツ甲子園公式YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCgn4XR_KFftxiECDJstrb6A
「スイーツ甲子園」は、食生活の充実や食文化への理解促進、将来のパティシエ育成などを目的に、2008年より貝印が、2020年度(第13回)からは事業譲渡により産経新聞社が主催しています。
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